アジアを席巻する日本の侍ブランドは今も昔も大人気!



日本の製品 (メイド・イン・ジャパン)は今も変わらずアジア各国でとても人気があります。

それは、「どんな過酷な環境でも絶対に壊れない」「すぐに直せる」「かっこいい」から!

例えば、現地の人たちからするとけっして安くはない日本のバイクはアジアでは大大大人気なのです!

 

 

 

ベトナムでバイクといえばHONDA

ベトナムでは日本のバイクがあまりにも浸透しすぎて、バイク立ち入り禁止 = ” NO HONDA ” って書かれたりしています(^ ^)

なぜベトナムではこれほどまでにHONDAが浸透しているのか?それにはこんな歴史的背景があるのです。

 

1975年、ベトナム戦争でサイゴン(現ホーチミン)陥落の際、多くの人たちがラオスに逃げました。

重い荷物を荷車に載せて命からがら山を越えるとき、ホンダだけが最後まで力があったのです。ホンダはベトナムの人々に信頼され、一気に国民的乗り物に躍り出たのです!

 

 

 

インドネシアで人気のキジャン

1977年、トヨタがインドネシアの現地法人と開発した多目的車キジャンはよく売れました!

7人家族とその荷物が積めて、急な坂道を登れるパワーは他を圧倒!(けっしてかっこいい車ではありませんが)見た目なんかどうだっていいんです。

 

気にしない気にしない(^ ^)

 

スピードも関係ありません。ただ、タフであればいい!それがキジャンの魅力であり人気の秘密なのです!

質実剛健!無骨ながら本当に人々の生活を支える車!キジャンはインドネシアの人々に今も愛され続けています。

 

 

 

シンガポールでお茶と言えばポッカ

1970年代、ポッカは日本人が飲まないような甘〜いお茶をシンガポールで売り出しました。全ては現地調査の結果です!

そして現在、ポッカはシンガポールの子供からお年寄りまでみんなに愛されているのです。

 

 

 

アジアで男性用整髪料と言えば…

う〜ん、マンダム!

日本でもそこそこ人気のマンダムの「ギャッツビー」は、インドネシアやシンガポール、マレーシアなど東南アジア諸国でのブランド認知度がなんと80%超え!素晴らしいですね!

 

 

 

カシオの電卓

インドでは、現地駐在員のアイデアから「インド式桁表示電卓」が開発され、バカ売れ状態となっています!

そもそも、電卓の世界基準は3桁区切りとなっています。しかしインドでは、最初だけ3桁で後は2桁ずつ区切られているのです。

そこに着目したカシオさんはえらいっ!インド人用の電卓を世界で初めて作っちゃいました。

 

 

 

シャープ in フィリピン

2013年、シャープはフィリピンで二層式洗濯機を発売開始しました。二層式といっても日本でよく見る「洗濯と脱水の二層式」ではありません。

両方の層が洗濯槽なんです!温暖なフィリピンでは洗濯物がすぐに乾きます。大家族向けに、大容量の洗濯機がニーズに合っていたんです。シャープの洗濯機はASEAN全体でもシェアNo.1

 

ああしかし…今後のシャープの運命やいかに…

 

 

 

タイでは雨乞いの儀式に使われるドラえもん

タイでは「困ったときの神頼み」ならぬ猫頼みが行われています。

干ばつに悩まされているタイ東北部では、猫を雨乞いの儀式に使うはずが「動物虐待にあたる」との批判から、急遽ドラえもんのぬいぐるみが檻に入れられてしまいました(^ ^)

タイ紙バンコク・ポストによりますと、「本来であれば木のカゴに黒猫を入れ、雨の神に雨乞いしながら猫に水をかけ続ける」らしいのですが、「猫の虐待だ」としてドラえもんのぬいぐるみが代わりに使用されることになったのです。

そういえばドラえもんの話に「干ばつに苦しむ村人を助けるため、ドラえもんがひみつ道具で雨を降らす」というシーンがありました。もしかしたらタイの人たちもこの物語を知っていたかもしれませんね。

 

 

 

タイとドラえもん

そういえば以前、バンコクの路線バスでドラえもんの小銭入れを持った「運賃徴収おばちゃん」を見かけたことがあります。本当に、タイでは老若男女問わず愛され続けているドラえもん。。。

カシコン銀行のキャンペーン

 

インドのアイスクリーム

 

バングラデシュのスナック菓子

 

マレシアの消費者金融広告

 

フィリピンのドラえもん単行本

 

もちろん中国でも

 

 

 

まとめ ♡

多くのサムライ・ブランドは、現地生活者の声に真摯に耳を傾けることから生まれています。そして、アジアの多くの子供たちは日本が生んだヒーロー「ドラえもん」を見て育ってきました。

私たち日本人は、そんな先人たちの名に恥じぬよう生きていかなければなりませんね。これからも、新たな日本の物語がアジアで展開されていくことを願って…