上海を旅する際、必ず必要になるのが中国人民元への両替です。どこでどのように両替するのが一番賢い方法なのでしょうか?
まず第一に、上海の場合、日本で両替するよりも現地に着いてから替えるのが一般的です。空港、銀行、観光地、ホテルなど、様々な場所で両替できるのですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
旅の目的やスケジュール、滞在日数によっても変わってくることでしょう。クレジットカードのキャッシングと組み合わせるのも一つの手です。
自分の旅にぴったりくる方法を考えてみましょう。
1. 「日本 + 現地」の併用両替が一般的
上海に着いてすぐに、空港にある両替所や銀行で両替できるわけですが、レートが良くない上、どちらも手数料が1回につき50〜60元 (1,000円ほど) かかります。
そこで、多くの旅行者が行っている方法は、取り急ぎ必要な分だけの現金を日本で両替しておき、メインに使うお金は上海市街で両替する方法です。
2. 市内の銀行で両替する
○メリット: エリアを問わずどこでも両替できる、レートが良い、手数料がかからない
×デメリット: 待ち時間がある、申請書への記入が必要
「中国銀行」「中国工商銀行」「招商銀行」「中国建設銀行」「浦発銀行」「中国農業銀行」「中国光大銀行」などなど。
銀行のレートはリアルタイムで一番お得なんですよ♡
① 入り口のタッチパネルで番号を受け取って呼び出されるのを待ちます。両替の場合は、タッチパネルの「個人現金業務」のところを押します。
② 呼ばれた窓口へ行き、パスポートと両替したい金額の日本円を渡します。行員に渡されたシートに必要事項を記入(名前、パスポート番号、両替金額など)。
③ 手続きが終わると、今日のレートと両替額が書かれたレシートが出るので下の余白にサインします(銀行によっては不要な場合もあります)。
④両替完了! 窓口で人民元とパスポートを受け取ります。封筒などは用意されていないので、ささっと財布にしまいましょう。
営業時間は通常9〜17時で、土日でも営業している支店が結構あります。レートは「中國銀行」がやや有利とも言われていますが、他行でもそんなに大差はありません。
多少の待ち時間や手間はかかりますが、
上海で両替のレートが一番良いのは市内の銀行です!
※ クレジットカードのキャッシング機能や、海外通貨の引き出しが可能なキャッシュカードを利用して、空港や銀行内、ホテルに設置されているATMから人民元を引き出す方法もあります
(手数料や条件はカード会社によって異なるので事前に確認してください)
3. ホテルで両替する
○メリット:サービスが丁寧で安心、手数料がかからない、速い
×デメリット:レートは銀行に比べてやや悪い
外国人の利用が多いホテルでは、フロントで手軽に両替することができます。パスポートを見せて簡単なシートに名前などを記入すればOKです。
ただし、宿泊客以外は両替できないので、両替サービスのないエコノミーホテルに泊まる方はほかの方法を考えなければなりません。
4. 空港で両替する