反日はパフォーマンスで本当は日本が大好きな中国人

一般的に中国人は「日本や日本人が嫌い」なイメージがあります。

一方で、円安効果もあってか「爆買い」と言われる中国人旅行客による日本での化粧品などの買い占めが盛んです。

いったい中国の人々は日本のことをどう思っているのでしょうか?

 

 

ある反日活動家は…

彼の仕事はプロのカメラマン。できるだけ日本製は買わないようにしているが、カメラだけは日本製じゃないと。そこは譲れない!

「正直、日本人は礼儀正しくて真面目で、時間も約束も守るしとても清潔。中国人は見習わなければならないことがたくさんある」

 

本音では、「今」の日本や日本人は嫌いではないようです。

 

 

反日の9月

9月といえば、毎年13億の国民が一斉に「反日感情」を覚醒させる時期です。

なぜなら、9月3日が「抗日戦勝記念日」だから。他方、中国の在留邦人にとっては悪夢になります。

毎年何かしらの災いが降りかかってくるのです。2012年9月の反日デモを経験した日本人なら、その凄まじさを知っているはずです。

しかし現実は、ネットやメディアでは相変わらず抗日が盛り上がっているものの、街では普通に和食を食べたり日本製品を買う中国人の姿が見られます。

2015年9月、上海の街はいつもと変わりませんでした。抗日の機運は、現時点では軟化しているようです。

 

上海の民間企業に勤務する会社員女性は「軍事パレード開催時に行われた習近平国家主席の重要演説からは、日本への恨みや憎しみが薄れましたし、メディアも民衆に対し扇動的な記事を書かなくなったように感じます。」

国際社会からの孤立を怖れた “中国の強気”の後退とも取れるでしょう。市民が反日に飽きたと言えるかもしれません。

それでも、「過去は忘れない」という声はあちこちで聞くことがありますので、特に9月に中国訪問を考えている方は一応気をつけておいてくださいね。

日本ブーム

例えば上海では、日本人の想像を上回る「一大日本ブーム」が訪れています。

今や日本は中国人が選ぶ三大観光目的地のひとつにまで格上げされ、日本は「行かなければ話題に取り残される」ほどの人気スポットになっているのです。

中国人の生活には日本製品が深く入り込んでおり、訪日旅行は今や富裕層から中間層に、さらには沿海部から内陸部にまですそ野を広げているのです。

上海人の本音

「戦争は民衆を犠牲にしたという点では、中国人も日本人もない」と答える上海市民は少なくありません。

もちろん、中国にはまだまだ反日色が強い地域もあります。確かに地域差は存在しますが、それでも以前のような「国民が一律に反日」という状況ではありません。

中国の国民感情はすでに「反日一色」ではなくなってきています。

 

中国人観光客で連日溢れかえる東京・銀座の免税店

鄧小平の時代

1980年代に、日本に良い印象を抱いてくれた中国人は少なくないようです。失脚していた経済重視派の鄧小平が中国の実権を握り、日中が急速に接近しました。

このとき欧米を含む外来の文化が出回ったのですが、一番民衆に受け入れられたのは、高倉健の映画や山口百恵のドラマなど日本の文化でした。

 

同じ頃、日本製の家電などもデザイン良し、性能良し、信頼性良し、で大人気に!(この当時は一般の中国人には高価で高嶺の花でした)

つまり、鄧小平の政策によって中国人は日本が嫌いではなくなってきたのです。いや、厳密に言えば、政治レベルでの話と実生活レベルの話は分けて考えているようです。

 

 

極端な行動に出る中国人

尖閣諸島の問題などが報道されようものならジャパニーズレストランは破壊されますが、円安と聞くと日本製品を巡り日本へドッと押し寄せてくるのです。

 

 

中国の若者たち

親や祖父母世代とは異なり、中国の若者たちはアニメや音楽、ファッションなどの趣味趣向を通じて日本を魅力的と感じています。

ほかにも、

アメリカに憧れる中国の若者は、スティーブ・ジョブズが「iPhoneは日本の枯山水をヒントに作った」ことを知り、日本文化にも興味を持つようになったりするのです。

 

 

まとめ

日本に行ったことのある中国人旅行者は基本的に日本に対して高い評価を下しており、好感度が上がっていることは紛れもない事実。

日本の景色や料理などは素晴らしく、清潔さや行き届いたサービス、整った社会秩序など、学ぶべき点が多いと判断しているようです。

 

そんな彼らにとって、エキゾチックで独特な魅力満載の日本文化は、これからも輝き続けていくのではないでしょうか。

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