絶品パキスタンカレー!その相棒、塩ラッシーの作り方



皆さんはパキスタン料理を食べたことありますでしょうか?

「どうせインド料理みたいなものでしょ」

「タンドリーチキンは美味しいよね」

 

何だかそんな声が聞こえてきそうですが…

 

実は、インド料理とパキスタン料理は全く違います!いや…もちろん、共通する料理も多いのですが、パキスタン独自の料理だってたくさんあるんです (同じ料理でも味付けが異なります)。

 

パキスタンは元々インドから分かれて独立した国なので、インド北部と同じようなカレー味の料理が多いんです。じゃあ、いったいどこが違うの??

 

インドはヒンズー教の国なので牛肉を食べず、パキスタンはイスラム教の国なので豚肉を食べない、という点にヒントがあるのかな?

パキスタンとインドの地図

 

う〜む…

よくわかりませんね。それじゃあさっそく代表的なパキスタン料理 (カレーとチキンテッカ) をみていきましょう。

気になったら、日本国内のパキスタン料理店に足を運んでみるか、実際にパキスタンを訪れてみてくださいねー!

(筆者は、後者を強くオススメしまーす)

 

それではさっそくご覧下さい

 

 

カレーの聖地!パキスタンカレーは美味い!

タイカレー、インドカレー、欧州カレー、そして日本のカレーなど、カレーには様々な種類がありますが、日本ではあまりメジャーではないパキスタンカレーを紹介します。

心の準備はいいですか?

 

ジャーン!!!

スパイシーなパキスタンカレーは美味しい

 

「なーんだ、やっぱりインドのカレーと同じじゃないか…」

 

いえ、違うんです!確かに見た目はそっくりなのですが、食べると全く違うんですって!

 

パキスタンは、アジアや中東地域の影響を色濃く受けながらも、独自の食文化をちゃんと形成しているんですよ。

香辛料をた〜っぷり使う料理が多いのもパキスタン料理の特徴です。イスラム教国のため、豚肉の代わりに鶏肉や牛肉、そして羊肉がよく食べられています。

 

…で、もう一度パキスタンカレーの話に戻りましょう!上の写真を見ただけではその「味」まではうまく伝えられないのですが、

食べてみてビックリ!!!

 

  • スパイスたっぷり!
  • 油たっぷり!
  • トマトベースの味わい
  • チャパティーと一緒に食べる

 

というわけで、確かに「辛いっ」のですが、味はピカイチです。長時間かけてトマトビューレやスパイス、野菜とともに煮込まれたカレーは、油たっぷりの濃厚タイプで、コクと旨味の深い味わいになっております。

(かといって、胸やけを起こすようなしつこさはありませんよ)

 

※ ちなみに、チャパティーとは(写真にもあるように)「インドのナンよりも薄く、トルティーヤよりも厚い、薄いパンのようなもの」です

 

パキスタンのカレーは種類豊富で、トマトビューレをふんだんに使った赤いカレーや、ヨーグルトをうまいバランスで煮込んだ白いカレー、肉団子入りのハンバーグカレー?、豆カレーなどなどたーくさん!

スパイスには「食欲増進効果」「疲労回復効果」「代謝アップ効果」などの成分が含まれていますので、夏バテやスタミナ不足でお困りの方は是非召し上がれっ!

 

ただし、食べる際には大量の水かラッシーをお忘れなくっ

 

そんなわけで…

ジャーーーン!

 

 

塩ラッシーの作り方

美味しいラッシーの作り方

 

(パチパチパチッ)

ここで特別に、塩ラッシーの作り方を紹介しておきましょう。

 

パキスタン北部ではお馴染みの塩ラッシー。

これを飲めば、身体の中の老廃物をスッキリ排出してくれますよ。シナモンの香りと爽やかで喉越しの良いラッシーは、スパイスの効いたパキスタンカレーにぴったり♡

 

【必要な食材】(2人分)
・(プレーンタイプの) ヨーグルト…100ml
・牛乳…大さじ1
・レモン汁…小さじ1/2
・氷…70g
・塩…小さじ1/8
・シナモン…少々

 

【手順】
1.ミキサーにシナモン以外の全ての材料を入れ混ぜる。
2.グラスに入れシナモンを振り完成!

 

(ゴクゴクゴクッ)

 

続きまして…

 

 

チキン大好きなパキスタン人

豪快な肉料理といえば「チキンテッカ」が挙げられます。鶏肉を漬け込んで豪快に焼き上げたこの料理は、もう、病みつきになること間違いありませんっ!

パキスタン料理といえばこれ!チキンテッカ

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

他にも、羊挽肉とシシトウを混ぜ棒状にして焼いたシークカバブや、お肉と野菜をふんだんに使用した炊き込みご飯のビリヤニ、カレー風味の肉や野菜を小麦粉生地で包み込んで揚げたパキスタン風餃子サモサなど、魅力的なメニューはまだまだたくさんあります!

きっと、マララ・ユスフザイさん (女性の教育を受ける権利を訴えているパキスタンの少女) も好んで食べてきた料理なんでしょうねー。

 

そんなことに思いを馳せながら食してみると、また違った感覚で味わえるのでは?