ネパール観光:オフシーズンを楽しく過ごす方法



海外に一番安く行く方法は、ずばりオフシーズンを狙うこと。飛行機代もホテル代も安くなり、とってもお得です!

一般的にはハイ (ベスト) シーズンの旅行が人気です。なぜなら、気候が快適で過ごしやすいから。ただ、その分旅費がかさんでしまいます。

 

あなたはあなた!

人の真似をし、他人の意見に従う必要はありません。

 

何を目的に旅行するかによっては、オフシーズンの方があなたの条件を満たしてくれるかもしれません。

例えば、ヨーロッパで美術館巡りをしたい場合、夏のベストシーズンは大変混み合うし外は暑いっ!一方、冬のオフシーズンであれば、比較的空いているので長時間並ばずに入場することができます♡

 

このように、目的によっては「オフシーズンがベスト」にもなり得るのです。

 

というわけで以下に、ネパール旅行を「オフシーズンでも楽しく過ごす方法」をまとめてみました。

(一般的にネパール旅行は3〜4月と10〜11月が観光のベストシーズンとされていますがここでは違います)

 

ぜひ、この記事を参考に、オフシーズンのネパール旅行を満喫してくださいねっ ☆

 

 

 

オフシーズンを楽しく過ごす方法 ☆

 

☆ 余談:ポカラという町について

ネパールには、ポカラというヒマラヤ・トレッキングの拠点にもなるネパール第二の都市があります (カトマンズから西に200km)。

この町は観光地化され、ツーリスト向けの宿やレストランが溢れているにも関わらず、とてもリラックスした素朴な雰囲気が漂っています。写真はちょっと写りが良すぎますが…☺️

 

湖のほとりでネパール人のカップルがデートをしているその横で、おばさんが洗濯をしているかと思うと、すぐそばではバックパッカーが地元の少年に混じってサッカーをしていたりします。

そうここは、トレッキングのみならず、湖のほとりでヒマラヤの山々を眺めリラックスできるリゾート地…としても人気のある場所です。ついつい長居したくなっちゃいます ♡

 

さて、

本題から話が逸れていますね (笑)

 

というわけで、ここから先はチベットの「ローシーズンの過ごし方について語っていきましょう!

 

 

★  冬 (12〜1月) の過ごし方

ネパールといえばヒマラヤですが、ネパールの見どころは何もヒマラヤだけではありません!それ以外のシーズンであっても、ネパールの楽しさは尽きないんです。

例えば、12〜1月の冬休みシーズンにしか来れない方もいらっしゃることでしょう。この場合、当然寒さは覚悟しなければなりません。

 

首都カトマンズであれば、氷点下になることはほとんどありませんが、ネパールは電気のない停電大国です。万が一…の時には防寒手段が限られてきます。

当然、この時期にネパールを訪れる方はベストシーズン時よりも少ないです。それでも、この時期におすすめの観光地もあります。

 

それは、野生動物が溢れるサファリ「チトワン国立公園」です。首都カトマンズから南西方向に車で6時間ほどかかりますが、自然 & 動物が大好きな方であればぜひ行って欲しい場所です。

なぜ、このチトワンをおすすめするのかというと、まずチトワンは、標高・緯度共に低いため、カトマンズより暖かいんです。

 

逆に、冬以外の時期にチトワンを訪れると、蒸し暑くて体力的にきついのではないでしょうか。

チトワンでは、ゾウに乗って国立公園内を探索してみたり

 

運が良ければ野生のベンガルトラやインドサイ、その他絶滅危惧種の動植物たちを見ることができます。

中々できない体験ですよね ♡

 

 

★  4〜5月頃には…

トレッキングのベストシーズンとも一部かぶっていますが、この時期にはホタルを見ることができます ☆ 日本と違ってネパールでは、その辺の空き地辺りでも見ることができるんです。

案外、排気ガスやポイ捨てゴミのひどいカトマンズでも、ホタルを見ることができます。

ただ、大規模なホタルの乱舞を見たいという方には、余談のところで紹介した「ポカラ」の町がおすすめです。この時期、ポカラのフェワ湖沿いでは夕方〜夜にかけてホタルの乱舞が見れますよっ!

 

ちなみにベストシーズンでもある4月には、藤色の桜・ジャカランダが咲き誇ります。カトマンズのダルバール広場やリングロード沿いでも見ることができます。

 

 

★ 7月には…

7月には幻の花「ブルーポピー」が咲き誇ります。このブルーポピーの魅惑の青色は、「天上の妖精」とも言われ、日本では長野県の一部でも見ることができるのですが。。。

ただ、ヒマラヤン・ブルーと呼ばれる「ブルー・ポピー」はせっかくなので本場ヒマラヤで見てみたいですよね!

 

 

自生種は、標高3,000m以上の山岳地帯でしか見られません。暑さに弱く、気温25℃を越えると枯れてしまいます。短命で、1週間ほどしか咲きません。

そして、実は青以外にも「赤・黄色・紫・白」などもあるんです。ただ、やはり一番特徴的な色は青なんです!そもそも、青は数が少ないんです。

 

雨季ゆえに、花弁がうっすらと透けて見えるのが何とも儚く、「幻の花」であることを感じさせます。自生しているブルー・ポピーを自身の目で見ることができたら、絶対に感動すること間違いなしです!

 

 

★  おわりに

 

というわけで、

「ネパールには一度しか行かない」というのであれば是非ベストシーズンに行っていただきたいのですが、

以上述べてきたように、冬であれば「チトワン国立公園」(サファリ) で自然 & 動物を楽しむ、7月には幻の花「ブルー・ポピー」を見に行く、といった楽しみ方もあります!

 

でも個人的には

トレッキングも花もホタルも遺跡巡りも楽しめる、4〜5月頃のネパールが一番オススメなのです☺️