日本では高価な果物も、シンガポールでは激安です。マンゴー、ランブータン、マンゴスチン、パパイヤなどなど。まさにフルーツ天国!
さて、シンガポール人が大好きなフルーツって何だと思いますか?(もちろん、全てのフルーツを好んでいるわけなのですが) なんと!日本人が大嫌いなあのドリアンが大人気なんです!
そのドリアンは今が旬。この時期になると、市中心部のチャイナタウンなどではドリアンを山積みにした屋台が登場し、周囲には…
ムワァァァァーーー
「タマネギの腐ったような」あの独特の臭いが充満するのです。
シンガポールの「夏の風物詩」
持ち帰り用にパック詰めされたドリアンもありますが、今が旬とあって、その場で堅い殻を割ってもらい、むしゃぶりつく人が多いシンガポールのいつもの風景。
ドリアン屋台は、季節感の乏しいシンガポールにおいて、まさに「夏の風物詩」とも言えるでしょう。
シンガポール人が好むドリアンは…
ズバリ!マレーシア産です!
ドリアンは、タイやフィリピンなど東南アジア各地で収穫されていますが、彼ら曰く「マレーシア産が一番美味い」んだそうです。
「クリーミーな味わいがたまらんっ」とのこと
ただ今年は、長引く猛暑の影響でピークシーズンが1ヶ月ほど遅れ、収穫量は昨年より4割ほど減少。大きさも例年より小さく、品質も今ひとつなんだとか。
マレーシアへのドリアン日帰りツアー
それにしても、シンガポール人のドリアンにかける思いには脱帽です!
ドリアン屋台のドリアンには飽き足らず、マレーシアの農園まで出かけてドリアンを味わう「日帰りツアー」が活況らしいです。
採れたばかりの新鮮なドリア〜ンを、手頃な価格で楽しめるとあって、不作だろうがなんだろうが構わず大盛況!
地元旅行会社いわく「満員御礼で〜す」
おわりに
マレーシアには「女房を質に入れてでもドリアンを」という言葉もあるくらいに、東南アジアでは大人気のドリアン。
我々日本人にとってはどうでもいい果物ドリアン。
「要らない旦那を質に入れてでもドリアンだけは要らん」といったところかもしれませんが、
「採れたてならそれほど臭くないし、味も格別」なんだとか。
もしもこの記事を読んでくれた皆さんの中に「一度ドリアンを食べてみたい」だとか「苦手だけど、もしかしたら新鮮なドリアンだったらイケるかも」とお考えの方がいらっしゃいましたら、
是非
現地での「日帰りツアー」に参加してみてはいかがでしょうか?
きっと臭い?思い出の旅となることでしょう。
最後に、
東南アジアのフルーツを一覧にしてみました。ご参考までに!
マンゴスチン | 外観はゴツイですが、中には白くて桃のような実が入っています。「果物の女王」と呼ばれています。 |
ランブータン | 表面には毛がたくさん生えていて「薄毛」の人にはちょっと嫌味でもあります。中に白い実が入っています。 |
マンゴー | 台湾マンゴーや沖縄・宮崎のマンゴーも有名ですが、シンガポールの方が赤道に近いので旬な時期は長いです。日本人も大好きな味ですよね。 |
ドリアン | シンガポールでは日常のドリアン。東南アジアに旅行に行って「臭いっ!」と言ったら嫌われてしまいますよ。鼻とお口にチャックを! |
スターフルーツ | スライスすると星のカタチをしています。ジューススタンドにもありますよ。 |
パパイヤ | 種類も価格も豊富です。ジュースにするとどれも美味しいんですが。。。 |
パイナップル | パイナップルの味は、日本と東南アジアでは味が全く異なります。甘くてしたたるようなジューシーな味わい…是非、旅行の際に味わってみてくださいね。 |
ドゥクー | 食感は葡萄に似ています。 |
ロンガン | 干したものは漢方薬になって売られています。 |
チェンパダック | ドリアンのような独特な匂いがあるのでご注意を!(ドリアンだけで十分なのに、君まで臭うのかっ) |