タイのチェンマイ観光ガイド ⑦ 11月開催のロイクラトン祭り



タイで毎年11月の満月の夜に開催される仏教のお祭り

「コムローイ」

 

ブッダと川の恵みに感謝の気持ちを込め、みんなで一斉にランタン (コムローイ) を夜空に放つ様はまさに圧巻!息を呑む美しさです。

 

自らに宿る穢れを濯ぐため、ロウソク、線香、花などで美しく飾られたたくさんの灯篭 (クラトン) を川に流す「ロイクラトン」とも呼ばれるお祭りが、タイの各地で毎年行われているのです。

 

※  「イーペン・サンサーイ」とも言います。ややこしいですね

 つまり、厳密に言えば3つの呼び名の意味はそれぞれ違うのですが、我々日本人は「コムローイ = ロイクラトン = イーペン・サンサーイ」と覚えておきましょう

 

ディズニー映画の名作「塔の上のラプンツェル」に出てくる写真のようなシーンは「コムローイ」をモデルにしているようですよ。

ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」

 

一生に一度は観に行くべき!

 

世界的にも大人気なタイのランタン祭り。それが「コムローイ」(ロイクラトン、イーペン・サンサーイ) なのです。

「コムローイ」

 

 

 

チェンマイのロイクラトン

灯篭 (クラトン) を川に流すお祭りはタイの全土で行なわれているのですが、このような圧巻の光景を見るにはチェンマイに行くしかありません。

タイ・チェンマイのランタン祭り「ロイクラトン」

そう、

「コムローイ」が有名なのはタイ北部の古都チェンマイなのです!

 

このお祭りを見るための方法は

  1. 日本初のツアーで行く
  2. 現地のツアーに参加する
  3. 自力で行く

の3通りありますが、下へ行くに従って安く行くことができます (ちなみに2の現地ツアーは一人1,500円くらいが目安です)。

 

チェンマイ市内からお祭りの会場「メイジョー大学」までは車で約40分。ソンテウという乗り合いタクシーを使うのが一般的です。

ソンテウ
ソンテウ

しかし、お祭りの日は大変混み合い、乗れないこともありますので、ドライバーと事前に交渉し貸切にしておくか、ツアー参加が安心かもしれませんね。

 

※ お祭りなので仕方ありませんが、行きも帰りも大変混雑します。「疲れる」ことは覚悟しておきましょう。

 

 

 

ホテルは大丈夫?

人気のホテルは早めに予約しないと満室状態となりますが、「どこでもいい」というのであれば大丈夫です。

 

 

参加するには?

まず、この「コムローイ」は現地のお祭り「イーペン・サンサーイ」と外国人向けのお祭り「イーペン・ランナー・インターナショナル」の2種類があります。

外国人向けのお祭りは「メイジョー大学」で行われ、10,000個のランタンが一斉に上がります。

参加費 (チケット代) は100ドルくらいと言われていますが、このチケットは日本の旅行代理店が全て買い占めているため、もし参加するなら (高額な) 日本発のツアーに参加するか、現地で2〜3万円出してチケットを買うか…

タイのお祭り

 

というわけで、

「そんな大金出せねーよ!」という方はしっかりと参加しなくてもいいのではないでしょうか。

 

前述した通り、現地のツアーに申し込めば、一人1,500円ほどで参加できます。

 

チェンマイに行ってしまえば、現地ツアーに前日でも申し込み可能です。ウン万円も払う必要はないのです。

 

ちなみに、自力で行く場合の交通費は、市内からメイジョー大学周辺まで、トゥクトゥクで片道50バーツ (150円くらい)が目安でしょうか。

 

 

 

 

まとめ ☆

 

いかがでしたか?

タイで行われる世界最大級のお祭りには、ソンクラーン (水かけ祭り) と「コムローイ」があります。

今回は、チェンマイでこの「コムローイ」を是非観ていただきたいと思い記事を書かせていただきました。

 

しかし、実際には現地ではランタンより灯籠流しの方がメインでありメジャーなのです。

 

祈りを込め、灯篭を流すタイの人々
祈りを込め、灯篭を流すタイの人々
お祭りの後にはゴミが...
お祭りの後にはゴミが…

 

(現地の人々を尊重するためにも是非覚えておきましょう)

 

そして、「コムローイ」をきっかけとしてチェンマイを一度訪れた旅行者はその虜となり、延長して長期滞在する外国人も多いのだとか。とっても過ごしやすいからでしょうねー

興味を持っていただけましたら、是非一度、訪れてみてくださいね。
 
 
 

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