ハノイでもホーチミンでもないベトナム中部地方の魅力とは【まとめ】



ベトナム旅行といえばハノイかホーチミンというのが定番ではありますが、しかし今、ダナンフエホイアンなどのある中部地方が熱い注目を集めています。

「そもそもベトナムの中部ってどんなところ?」…と思う人もいるかもしれませんが、フエのグエン朝王宮やホイアンの旧市街、ミーソン遺跡など、世界遺産に登録された数々の見どころが点在している場所なのです。

 

ベトナム最後の王朝の都として栄えたフエのグエン朝王宮

 

古き良き町並みが残るホイアン

 

ミーソン遺跡

 

そして、そのベトナム中部観光の要ともいえるダナンへは、成田空港からの直行便が毎日運行されています。

ちなみにフエでは、2年に一度「フエ・フェスティバル」が開催されており (西暦偶数年のゴールデン・ウイーク頃)、このお祭り目的に世界中から数多くの旅行者たちが訪れているんですよっ♡

 

そんなベトナム中部ですが、美しいビーチリゾートがお望みであれば、ダナンから車で約1時間の場所にある「ランコービーチ」沿いにあるリゾートホテルに泊まるのがオススメです♡

チュオンソン山脈の大自然に抱かれた、まさに大人のための隠れ家といえるでしょう♡

 

宿泊施設から望む美しいランコーの海

 

 

 

「ランコービーチ」で非日常の休日を♡

ダナンから車で1時間。真っ白な砂浜が広がるランコービーチは、フランス領時代の保養地だった場所です。近年、リゾートホテルやゴルフ場がオープンし、安くて新鮮なシーフードがいっぱいなことから人気急上昇中のオススメエリアとなっています♡

 

 
客室はヴィラタイプが多く、プライベートプールが付いていたり、ヴィラから直接ビーチに行けるようになっています。そう、ここはダナン郊外にある、豊かな緑と美しい砂浜で名高いランコー村です。

 

客室はモダンな造りで、居心地の良さは抜群!大きくとられた窓からは南国の日差しが柔らかく降り注ぎ、快適にリラックスできるようになっています。

 

「ラグジュアリー・スパ・アワード」を受賞した自慢のスパで、熟練のセラピストによるトリートメントで至福のひと時を味わってみては♡

 

ランコービーチはフエとダナンの中間にあり、2都市を巡るのにも便利です♡

 

ゴルフ三昧もよし、美しい海でシュノーケリングやパラセーリングなどのマリンスポーツなどを満喫するもよし🙂

思い思いの休日を過ごせる多彩な楽しみが待っています。

 

優雅なひと時ですね〜♡

 

このように、観光からアクティビティ、宿泊まで様々な魅力が詰まったベトナム中部への旅行をぜひ、次回の旅行先として検討されてみてはいかがでしょうか😚

 

 

 

ベトナム中部の最旬都市ダナンは街も山も海も楽しめる欲張りシティです♡

ベトナムの中でも経済成長率がダントツに高いダナンは都会でありながら自然が多く空気もきれいなんです。もちろん、食が美味しく、日本からの直行便も出ているのがとてもありがたいですよね!

 

近年、ベトナムの中でも人気が急上昇しているエリアといえば中部です。古都ホイアンや自然豊かなフォンニャケバン国立公園など4つの世界遺産があり、見どころが充実しているエリアなんです。

 

それらを全て制覇しようと考えると、起点となるのはやはりダナンでしょう。ここはベトナム第3の都市で、近年急成長中の街です。

観光開発も盛んで、美しい海岸線にはラグジュアリーなホテルが続々とオープンし、市街地から車でわずか5分のミーケービーチは、フォーブス誌が選ぶ「世界の魅力的なビーチ6選」にランキングされたこともあるんです。

(ちなみに、ダナンの2大ビーチといえばノンヌォックビーチとミーケービーチです)

 

ノンヌォックビーチ

 

ミーケービーチ

 

ダナンへは、日本からベトナム航空の直行便が毎日運航しています。成田空港を午後に出発して、ダナンに到着するのは夜8時頃。空港から市街地までは3kmほどなので、到着してからディナーを楽しむ時間は十分にあります。

賑やかな街あり、ビーチリゾートのダナンですが、この街の一番の魅力はゆったりとした雰囲気なのではないでしょうか。

ほんの十数年前までは観光客がほとんど訪れることのなかったダナンの人々は基本素朴ですし、どこかのんびりとしていて居心地の良い街なのです😘

 

 

 

ダナンのパワースポットといえば…

ミーケービーチ辺りにはシーフードレストランやダイニングバーが立ち並び、地元民や観光客でいつも賑やかです。

一方のノンヌォックビーチは、ここ数年でリゾートホテルが増えたものの、宿泊客以外はあまり人を見かけることのない、穴場的スポットです。

あなたならどちらを選びますか?

 

そして、ダナン市街地から車で20分ほどのところには絶景を望める山 (ダナンの聖地でありパワースポット) もあります。

5つの連山「五行山」は宇宙の万物を示すと言われ、宇宙を作る5つの要素にちなんで、それぞれキムソン(金山)、モックソン(木山)、トゥイソン(水山)、ホアソン(火山)、トーソン(土山)と名付けられています。

このように、儒教の五行思想 (火、水、木、金、土)の名が付けられ、古くから信仰の対象とされてきました。

 

 

舗装された山道は、ローカルの人たちにとっては参拝スポットであり、観光客にとってはハイキング (散策) コースでもあります。

山上まで続く石段の途中には寺院や仏塔、洞窟などが点在していて飽きることがありません。ここで一番の見どころはドン・フェン・コン洞穴でしょう。

薄暗い入り口から恐る恐る中へ進むと、天井の割れ目から光が差し込んで、そこには神秘的な光景が。

 

Dong Huyen Khong

 

五行山散策はゆっくり歩いて1時間半ほどです。日中は日差しが強烈なので、朝の涼しいうちに市内からタクシーで出かけてみてはいかがでしょうか。

 

そして、、、

 

 

 

ダナンのローカルフードと地ビールもちゃっかり満喫しましょう!

南北に長いベトナムは、地域によって料理の味は様々です。おそらく、ベトナム料理と聞いて皆さんがまっさきに思い浮かぶものは麺料理のフォーでしょうが、ここダナンのご当地麺はミークワンです。

 

 

きしめんのような平打ち米麺に、肉やエビなどの魚介からとった出汁をベースにしたタレをかけ、エビや肉などの具、ハーブやピーナッツをトッピングした「汁なしの和え麺」です。

揚げせんべいが添えられ、香ばしい出汁とモチモチ麺の食感がなんとも堪りませんっ!

 

そして、コムガーと呼ばれる鶏のスープで炊いたご飯も美味です♡

 

これはグリルした骨付き鶏をのせたワンプレート料理で、東南アジアにはありがちな料理でもあるのですが・・・

中には、一見するとケチャップライスに見えるオレンジ色の米 (ウコンやサフランなどで炊いたもの) が提供されることもあります。日本人の口によく合いますよ!

 

 

というわけで、

まだまだベトナム中部の魅力を十分に伝えきれてはおりませんが、あまり長くなってもあれなんで (笑)、今回はこれくらいにしておきましょう!

 

成田〜ダナン間は往路が6時間25分、復路が5時間の所要時間となっています。日本から、割とすぐ近くにあるこの街は、ベトナムのローカルの雰囲気と、ベトナム最先端のリゾートを楽しませてくれます。

 

一般的に、ダナン (ホイアンも) へ行くシーズンは乾季の3〜8月がベストだと言われています

9〜2月は雨季です

 

ただ、5〜8月は超夏で暑いのでとことん夏を満喫したい方には良いのですが、そうでない方にはたまったものではありません。

「雨季でも良い」「適度な(20〜25度くらいの) 気候が良い」そして、「海水浴が目的ではない」という方であれば、雨季に出かけていっても良いのかもしれません。

 

 

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気温20~25℃30~35℃35~40℃30~35℃20~25℃
季節雨季乾季雨季

 

雨季はオフシーズンなので旅費は安く済みますし、毎日ずっと雨が降り続いているわけではありませんからね!天気の良い日は世界遺産への観光や街歩きに適した時期とも言えるでしょう!

ホイアンやフエなどの世界遺産を巡るも良し、ローカルな雰囲気を楽しむ街歩きも良し、誰もいないビーチを独り占め!というのにも適しています。

雨の日であっても、世界遺産の街「ホイアン旧市街」や「古都フエ」は風情があって雨なりの楽しみ方ができますよ。

 

 

《おまけの情報》

10〜11月頃は台風シーズンなので、この時期にダナン・ホイアン旅行をされる方は直前の天気予報をチェックしておきましょう。

 

 

というわけで、

結局のところベトナム中部への旅行は、ビーチ目的の方にとっては5〜8月がベストシーズン!街歩き & ゴルフが目的の方にとっては2〜4月がベストシーズンと言えるでしょう。

(サーファーは9〜1月の雨季に行くべしっ)