韓流ドラマ鑑賞で自殺に追い込まれる北朝鮮の人権侵害



北朝鮮では、自殺は「背信行為」と見なされているらしいのですが、それによって自殺は本当に抑制されているのでしょうか?

世界保健機関(WHO)の調査によりますと、「世界の自殺率ランキング」では北朝鮮は堂々の第1位!ちなみに、2位は韓国で9位に日本が入ってきています (調査基準とその信ぴょう性のほどはよくわかりませんが)。

 

 

 

北朝鮮、自殺の原因は韓流ドラマ?

北朝鮮国内においても、様々な理由で自殺が行われているらしいのですが、その原因の一つに「韓流ドラマ」があるようです。

つい最近では、韓流ドラマのファイル所有が当局にバレてしまった女子大生 (23) が、取り調べで激しい拷問を受け、判決「10年間の地獄のような拘禁生活」に絶望し、自ら命を絶ってしまったというのです。

う〜む、

北朝鮮で自殺が多発する理由は、どうやら、他国にはない「北朝鮮特有の社会システム」にありそうですね。

 

 

 

見せしめとなった高校生

北朝鮮では、秘密警察のほかにも、韓流ドラマを取り締まる組織「109常務」というものがあり、大々的な取り締まりが行われているようです。

殺伐とした空気流れる取り締まりの中、海外映画を見た罪に問われる女子高生もいるとか。

 

例えば、「お前ら、敵国アメリカの映画を観ただろ?観ていたよな!」という罪状で、男女15人の高校生たちは公開裁判にかけられてしまいました。

北朝鮮当局は、韓流映画・ドラマなど外国作品に対する規制を強めているのですが、思ったように効果上がっておらず、仕方なく高校生たちを見せしめにした模様です。

しかし、これに対して住民たちからは怒りの声が…

これからどうなる北朝鮮?

 

 

 

おわりに

世界中で大旋風を巻き起こしているゲームアプリ「ポケモンGO」。韓国では未リリースにも関わらず、北朝鮮に近い民間人統制区域内にはポケモンが出没するため、「軍が対応に頭を悩ませている」んだとか。

ところで、北朝鮮国内ではポケモンGOを楽しむことができるのでしょうか?

 

詳細はわかっていませんが、ある専門家によりますと「出来る可能性はある」とのこと。北朝鮮国内のどこでも、というわけではありませんが、金日成・正日親子の遺体が安置されている郊外の錦繍山太陽宮殿などには、すでにポケモンが出現しているかもしれないと言われています。

もちろん、北朝鮮にスマホを持っていけば誰でもプレイできるわけではありません。まず、インターネットに接続できる環境がなければ話になりません。

 

北朝鮮当局は、国民がネットに接続することを原則禁じています。しかし、長期滞在の外国人であれば、モバイル・インターネット・サービスが利用できるのです。

問題は、当局による統制と監視。北朝鮮では、日本のようにスマホ片手に行きたいところへフラッと行けるわけではありません。前述した錦繍山太陽宮殿などは、スマホ持ち込み厳禁なのです。

 

このような諸々の状況を考えると、一般の北朝鮮国民はポケモンGOを楽しむことはできないでしょう。ただし、北朝鮮駐在の大使館員とその家族、外国人は可能かもしれません。

そして、独裁者である金正恩ならばやりたい放題できることでしょう。不眠症とも噂され、「深夜の走り屋」とも言われている正恩氏ならば、夜な夜なポケモン探しに出かけるなんてこともありえない話ではないのです。