LCCで行く海外弾丸旅行のメリットデメリット



運賃の安いLCCは海外旅行の強〜い味方ですね。アジアなどの近場なら週末を利用して気軽に行けちゃいます。

LCCは空席連動型の価格設定なので、直前でも空いていれば価格は安いのです!

また、不定期で販売されるセール運賃を使えば、国内旅行よりも安い!そう!行きたい時が〝行き時〟なんです。

 

 

 

 LCCのメリット ☆

「運賃が安い」以外にも、LCCを利用するメリットはたくさんあります。

 

① 機材が新しい

一般的に、LCCは新しい会社が多いため、新しい機材を使用している会社がほとんどです。古い機材だと燃費が悪いため、LCCの最大の武器である低コスト・オペレーションの為にも積極的に新しい機材を導入しています。新しい機材は「故障が少ない」「安全」という面でも安心ですね。

 

② 通常の格安航空券と比べ時間・便名がはっきりしている

旅行会社で購入できる「格安航空券」は、航空会社で直接購入する航空券より安い代わりに、時間、便名、航空会社が予約の時点ではわかりません。その点LCCは、購入時点で便名・時間がはっきりしているので旅の計画が立てやすく非常に有り難いです。

 

③ 最低&最大滞在日数の制限がない

LCCは片道ベースで料金が決まっているため、最低&最大滞在日数に縛られることがありません。

 

④ 片道でも安い

通常の航空券は、往復ではそこそこ安くなっていますが、片道はばか高い、若しくはほぼノーマルです。その点LCCであれば、片道でも安くなっています。

 

 

 

LCCのデメリット ★

一方、機内食や飲み物、毛布、エンターテイメント等が有料なのはデメリットかもしれません。

しかし、「飛行機に乗ったら直ぐ寝るので機内食でいちいち起こされないのは有難い」という方にとっては逆にメリットとも言えるでしょう。

 

他にデメリットと言えば

 

① マイレージが貯まらない

② 預け荷物が別途有料

スーツケース等を預ける必要がある場合は別途追加料金がかかります。搭乗当日に実は預け荷物がありますといったケースでは、「事前購入の預け荷物料金」よりかなり高くなるので、預け荷物がある場合は必ず事前購入しておきましょう。LCCの場合重量チェックが厳重なので、出来れば空港へ行く前に預け荷物の重量を量っておきましょう。

 

③ 座席のシートピッチが狭い

同じエコノミー席でも、LCCの場合大手航空会社と比べ狭い空間が提供されています。しかしこれは我慢我慢(^-^)

 

④ 乗り継ぎが面倒なLCCもある

LCCの中には、乗継地で一度荷物を受取り再度チェックインし直す等、面倒と時間がかかる航空会社もあります。十分な乗り継ぎ時間を確保して旅程を組む必要があるでしょう。

 

⑤ 遅延が発生しやすい

LCCは「機材の有効利用」が絶対なので、出来る限り一日に何度もフライトに飛び立たせます。特に短距離便は極限まで働きまくります。出来る限り早く乗客を乗せて飛び立ち、出来る限り早く乗客を降ろし、次のフライトの準備を行います。

ということは、順調であれば何も問題ないのですが、万一機材に不具合などが発見されて遅れが生じた場合、連鎖的に後々の便までその遅れが影響してくるのです。

 

⑥ フライトキャンセルが発生しやすい

LCCは燃料を余分に積まないため、例えば空港が霧に覆われ視界不良となった場合、上空で待機して天候の回復を待つといったケースがあまりありません。さっさと代替の近隣空港へ降りてしまうか、出発地へ引き返します。最悪、天候の回復が見込めない場合は早々にフライトがキャンセルされてしまいます。

さらに、搭乗者数が少ない場合、機材トラブルなどを理由にフライトキャンセルされやすいのです (徹底した低コスト実現のため)。稼働して赤字では元も子もありませんからね。

※ LCCの場合、他社便への振替や宿泊の用意、食事の提供等を行う必要なし

 

 

 

まとめ ♡

これらのトラブルが起こると、「二度と乗るか!」と怒り狂う人も出てくるでしょう。それでも、航空会社は「フライトキャンセルした方がお得」と判断するのです。

困るのは当然利用者です。フライト欠航時には自力解決し、自己負担しなくてはなりません。仮にそうなった場合には、皆さんも是非怒りまくってくださいね。

 

LCCの中には座席が「全席自由」という会社もあります。あるいは、指定席制であっても別途追加料金がかかったり、他の席より足回りが広い席には別途追加料金がかかったり等、細かい規定は各社まちまちです。

それでも ”I love LCC ” という方は以下をご参照ください(^-^)

 

 

 

LCC弾丸旅行の心得3か条 ☆

一、最大限セールを活用すべし

ニ、希望日に空きがあれば即予約すべし

三、急に行けなくなっても変更手数料を払って翌週以降に延期すべし

 

 

 

LCC旅の一例

 

◎セブパシフィック航空で行くマニラ2泊3日

■出発地/成田 運賃/4万5,000円

土曜:成田11:45発→マニラ15:45着、月曜:マニラ5:25発→成田10:35着。

 

◎ピーチで行く高雄1泊2日

■出発地/関西 運賃/2万3,000円

土曜:関西11:30発→高雄13:35着、日曜:高雄14:10発→関西18:00着。1泊2日で台湾第2の都市・高雄へ。海と運河に囲まれた港町、高雄。ノスタルジックな夜景を楽しみながら六合夜市に足を運んでみては。

 

◎春秋航空で行く上海1泊2日

■出発地/茨城 運賃/3万3,000円

土曜:茨城13:20発→上海(浦東)16:05着、日曜:上海(浦東)8:40発→茨城12:20着。夕方着の翌朝帰りという正真正銘の弾丸旅行です。外灘(ワイタン)エリアの夜景を見ながら、活気あふれる上海の空気を肌で感じる週末に是非。

 

◎チェジュ航空で行くソウル1泊2日

■出発地/成田 運賃/2万6330円

土曜:成田11:50発→ソウル(仁川)14:30着、日曜:ソウル(仁川)15:05発→成田17:30着。約24時間の滞在だが買い物やグルメなどを存分に楽しめるプラン。

 

◎エアプサンで行く釜山1泊2日

■出発地/成田 運賃/2万6640円

土曜:成田13:55発→釜山16:15着、日曜:釜山11:00発→成田13:00着。成田からわずか2時間20分でおいしいシーフードを満喫。海雲台ビーチの夜景もおすすめ。

 

※上記「週末弾丸旅行」プランの運賃はすべて空港税などの諸経費込みの往復運賃のみ!

(宿泊費は含まれていません)