海外で起こり得る様々なトラブルまとめ



外務省によれば、日本国民の4人に1人がパスポートを所持しており、有効なパスポート数は約3,200冊。そのうち年間に約4万冊が紛失・盗難…

ホテルの金庫に置いていたとしても油断はできません。なぜなら、ドアボーイやメイドなどのスタッフも合鍵を持っているからです。当然、海外では日本以上にスリや置き引きが多く発生しています。

 

 

パスポートを紛失した時の対処法

万が一パスポートを失くしてしまった時には、日本大使館で新しくパスポートを作り直すか、日本に帰国するための渡航書を申請するかの方法を取らなければなりません。

手続きには、大使館窓口にある「紛失一般旅券等届出書」と、警察署で発行してもらう「紛失届証明書」、写真1枚、本人確認できる身分証明書が必要になります。

(万一に備え、パスポート番号と発給年月日はメモしておきましょう)

 

 

入院・手術

日本にいる時以上に、海外では何が起こるかわかりません。お金をケチることなく、海外旅行保険には必ず入っておきましょう (実費で支払うことになれば、日本以上に高額な料金を請求されます)。

 

 

無免許で車・バイクを運転

海外で車やバイクを運転するしに必要な国際運転免許証の取得方法と有効期限

海外で運転する場合には、国際免許証を携帯しておかなければなりません。だいたい、警察が検問する場所は決まっているので「そこを通らなければ大丈夫」と思ってはいけません。

どうしても必要であれば、現地の免許証を取得してもよいでしょう。

 

 

犯罪に合わないために

海外では、予期せぬ事故や犯罪に遭う可能性があります。まずは、危険なエリアには絶対に近づかないこと。特に、夜間に人通りの少ない通りを一人で歩くことは避けましょう。

日本人は島国で生まれ育ったせいか、危機管理意識が低すぎます。どんなに注意していても、予期せぬでもやクーデターなどに巻き込まれてしまう場合もあります。

いずれにしても、何かあればすぐに警察と日本大使館に連絡することです。

 

 

クレジットカードの紛失

海外でクレジットカードを紛失した時の対処法

海外でめんどくさいのが、クレジットカードを紛失した時です。日本国内にいてもそうですが、まずは他者に悪用されないよう、カード発行会社に連絡しなければなりません。

日本の住民票を抜き、現地に在住している場合には「日本大使館で在留証明書をもらうように」と言われてしまいます。仕方なく大使館に行くと「部屋を借りている大家の証明書が必要」と言われてしまったりもします。

なんだかんだで手続きが済んでも、新しいカードが手元に届くのは、紛失後1ヶ月以上もかかります。とにかく、海外でクレジットカードを紛失した場合は大変なのです。

 

 

現地の人たちとのトラブル

これまた海外では、異性問題から金銭トラブルまで、様々なトラブルが日本にいるとき以上に発生しやすいものです。

特に気をつけてほしいのは、現地の異性に入れあげてお金を騙し取られたり、様々な手口による詐欺に遭ってしまうこと。旨い儲け話にも安易にのらないようにしましょう。

 

 

まとめ

海外には、本当に予期せぬ事態が多く潜んでいます。一番は、それらのトラブルに合わないよう気をつけることですが、万が一に備え、遭ってしまった時の対処法くらいは事前に把握しておきましょう。

病気や事故に対しては、あらかじめ日本語対応可の病院を調べておくこと。紛失に関してはすぐに警察に届けることを忘れないこと。

そして、無用の誘惑に惑わされないことです。しっかりと、地に足つけた行動を行うようにしていきましょう。