海外旅行の保険料を安く済ませる方法



「海外旅行の保険料を安く済ませたい」と考え、保険会社の保険には入らない、もしくは最低ランクの保険にだけ加入し、あとは「クレジットカードに付帯している保険」で乗り切ろうと考えている方も多いことでしょう。

ただ、この「クレジットカード付帯保険」では “いざという時” に役に立たない場合もあります。一方で、日程や条件によっては十分に海外旅行保険の代わりになり得る場合もあります。

 

「保険料の節約だ〜!万歳!万歳!!万歳!!!」

 

そこで、

いざという時にかなりのダメージを負わなくて済むように、「クレジットカード付帯保険」の基本を知り、その上で海外旅行の保険料を安く済ませる方法を模索していきましょう!

 

 

クレジットカード海外保険があれば安心!?

まず、クレジットカード海外旅行保険を使う際の注意点はこちら ↓

 

1. 保険付きでもケガや病気は保険対象外のカードもある

2. 病気で死亡した時には適用されない

3. カード1枚では保険金は不足するでしょう

4. 「自動付帯」ではなく「利用付帯」の場合、そのカードを旅費に使わないと適用されない

5.  高額な医療費を、現地で立て替える必要がある場合も

 

 

「私のカードは海外旅行保険が付いているから大丈夫♪」と思っていても、カードによっては不備も多く、適用外であったり十分な補償がなされない場合もあるのです!

ご自身のカードの特性を知り、勘違いなきようにしておいてくださいね!

(中には、脂肪の時しか保険でカバーされない、なんてものまであります)

 

 

クレジットカードの複数枚持ちで安心!?

「やっぱりクレジットカードだけで海外旅行保険を賄うことは無理なの?」

 

いえ、実はそんなこともないんです。

極論を言えば、「病気死亡」の可能性を考えず、最もお世話になる確率の高い「病気やケガの治療費」「持ち物損害の補償」に焦点を当て、クレジットカードを複数枚持っていれば、それぞれのカードがもつ上限額を引き上げることができるんです!

いわゆる合算ってやつです。

 

こんな感じですね ↓

カード事故死亡・後遺障害ケガ病気治療費用賠償責任持ち物
の損害
救援者
費用
A二千万二百万二千万二十万二百万
B五百万二百万二千万二十万百万
C二千万二百万二千万二十万二百万
D二千万百万二千万二十万百万
↓多いものが限度額となります↓加算↓加算↓加算↓加算
合計二千万七百万八千万八十万六百万

 

 

これくらいまで「クレジットカード保険」の効力をバージョンアップさせることができれば、多少医療費の高い国へ行っても安心です。上海などのアジアであれば、4枚でなく2枚でも大丈夫そうです。

 

 

参考までに、高額医療費を請求されるケースとはどんな場合か?

一例をみてみましょう

 

 

高額医療費を請求されるケースも!

高額な医療費がかかってしまうまさかのケースとして、「飛行機での医療搬送」が挙げられます。これは距離や方法によって異なりますが、数百万〜数千万円かかってしまいます。

非常に稀なケースではありますが、高齢者の方であれば脳梗塞や心筋梗塞の可能性もありますので注意が必要です。

(やはり、正規の保険に加入しておく方が安心ではあります)

 

●医療費の高いアメリカ合衆国
●医療水準が低く、日本や近隣先進国に医療搬送の可能性がある国
●シニア層の人
 
この3点に該当する場合は、カード付帯保険だけでは足りなくなる可能性がありますので、きちんと有料保険に加入して出発しましょう!

 

 

まとめ ☆

「高額医療費」に関しては少し脅しすぎの感もありますが、全くないとは言い切れませんので悪しからず。

それはさておき、

 

1. 複数枚のクレジットカードを持ち

2. (合算も含めれば) 補償が充実し

3. 「自動付随」もしくは間違いなく「利用付随」

 

にしていれば、

安心してクレジットカードだけで海外旅行保険をまかなえると言えるでしょう。