一人旅で「人との出会い」を心から楽しむ方法♡



一人旅には良いことがたくさんあります。「好きなときに好きなことができ」(自由)、「自分を見つめ直すことができ」(瞑想)、そして、「現地の人と仲良くなれるチャンスがある」のです。

一人旅で感じがちな “孤独” も、「新たな出会い」に重点を置けばメリットでしかありません。人と出会える環境に自分の身をを置くこと。それこそが一人旅の醍醐味でもあるのです。

 

人と出会うには、自分から話しかけなければなりません。旅行中、知らない人に話しかけるハードルの高さは人それぞれですが、まずは、勇気を持って話しかけてみてください。

確かに、知らない人に話しかけるのは恐ろしいことです。でも、思い切って行動して失敗したとしても、それが何でしょう?失うものなど何もありません。

 

旅行者として素直な気持ちで話しかければ、たいていの人は同じように素直に応じてくれます。もし、応じてくれないなら、その人は知り合うべき相手ではないのです。

さあ、これからあなたは知らない人にたくさん話しかけねばなりません。最悪の場合、無視されるか、つっけんどんな態度をとられることもあるでしょう。でも、気にすることはありません。

 

本当の「良い出会い」を求めるのであれば、その数百倍も「無駄な出会い」が必要なのですから (笑)

 

 

 

会話がしやすくなる5つのコツ

結局のところ、「今日は良い天気ですねぇ」で終わってしまわず、そこから会話を続けるのに必要なものはスキルです。

日本では内向的 (シャイ) な人間かもしれませんが、成長のためのトレーニングと思って、いつもとは違う自分を出そうと努力してみてくださいね。コミュニケーション・スキルは、やればやるほど必ず上達します。

 

 

ここでアドバイスを一つ!

自分が聞かれたくないことは質問しないことです。例えば、どうでもいいような「お仕事は何をなされているのですか?」なんて野暮な質問は、旅先ではやめておきましょう。

 

というわけで、

まずは以下の5つをマスターしてみませんかっ!

 
 

1. 観光客に徹すること ♡

あなたは事実、観光客なのです。好奇心いっぱい、素直に楽しみましょう! 「こんにちは!この辺りでおすすめの観光スポットやアクティビティはありますか?」こうやって、素晴らしい人たちとどんどん出会っていきましょう!

 

私の場合、英語すら通じないカンボジアの田舎町で、”お金のない日本人” を演じて、見ず知らずの人の家に泊めてもらったことがあります。正直に言えば、村人たちが勝手に私のことを “貧乏日本人” と勘違いをし、善意を示してくれたわけです。

 

結果的には嘘で善意を手にしてしまった心苦しさもありましたが、仮に “金を持ってる外国人” として扱われていたら、悪党に襲われていたかもしれません。そういったことまで考えると、旅には臨機応変さが大切になってくるのではないでしょうか。

 

ちなみに、親切にしていただいた方々には数年後、お礼をしに会いに行ってきましたよ。こうしたことこそが、一人旅の醍醐味だと思います。

 

ただし、積極的に近づいてきて、不自然なほどにフレンドリーな人には注意が必要です。本当にただの気のいい人である可能性もありますが、「安全」の方を優先させるべきです。

 
 
 

2. 和気藹々と写真を撮ってあげること ♡

ほかの旅行者と知り合いたいのであれば、人気観光スポットに足を運んでみましょう。7割の人たちが自分と同じ旅行者で、2割が商売人、1割がスリと考えておきましょう (笑)。

科学的な裏付けはありませんが、だいたいこの通りのはずです。
 

たいていは、自分と同じような一人旅の人間が、自撮りをしようと四苦八苦しているところに出くわすはずです。写真を撮るのが得意なら、手伝ってあげましょう。

そういったことがきっかけで、有益な情報を得られるかもしれませんよ。何より、話し相手として、旅の楽しさを共有することができます♡

 

 

3. 話のネタを身につけておこう ♡

私のバックパックには、いつも「アニメキャラのキーホルダー」がぶら下がっています。こうしておけば、誰かが必ず食いついてきます (笑)。
ここで重要なのは、彼らが積極的に話しかけてくれるということです。なぜなら、そこにはすでに話すネタがあるわけですから。

 

もちろん、キーホルダーである必要はありません。折り紙でもスケッチブックでもなんでもかまいません。何か人の興味を引きそうなものを持っていれば、目につくところに出しておきましょう。会話の良い糸口になってくれます。

逆に、あなたが人の持ち物を指差してもいいのです。たいていの人は喜んでくれます。そうすれば、あなたがよその地域から来たことを伝えたり、いろいろなことを話す良いきっかけになります。

 

 

4. “間違った“仮説を立てて話しかけてみる ♡


 
例えば、現地の人に「この辺りで一番美味しいピザのお店は○○ですよね?」などと話しかけてみてください。

もしあなたが間違っていても心配はいりません。相手は喜んで訂正し、いろいろと教えてくれることでしょう。そして、そこから会話が広がります。

 

 

5. 小さな “ギフト“ を持ち歩くこと ♡

荷物にならないような小物を、ちょっとしたギフトとして持ち歩いてみてください。例えば、神社のお守りやキャラクターにラッピングされたキャンディなどで結構です。

こうした小さなギフトを持っていると、誰かにちょっとしたお礼をしたくなった時に便利です。これは、誰かを笑顔にして、自分も笑顔になるためのいいやり方です。

 

 

まとめ

旅の本当の醍醐味は、現地に住む人々と知り合い、友だちになることです。「出会い」は必然と思い込み、一つ一つの出会いを大切にしましょう。

私はよく、豪華な五つ星のホテルよりも個人経営の宿を選びます。「安いから」という理由もありますが、それ以外にも「現地の人と仲良くなれるから」そうしているのです。

 

そして、「私を受け入れてくれてありがとう」という気持ちを込めて、小さな贈り物をするようにしています。こうすることで、ホストとの距離は一気に縮まります。

私自身、まともな人に見てもらえるし、ホストにとっても、私を何かに誘う良い口実にもなります。また、「何をするのが好きなのか」「どんな食べ物を好んでいるのか」など、互いにたくさんの質問をし合うことができるようになります。

 

そうやって何日か経つうちに、ホストの友人たちに会う機会も生まれます。地域の素晴らしい場所や美味しい食べ物を知ることもできるのです。

 

最後にもう一つ。

ソーシャルメディアで世界を広げたい人であれば、以下のことを行なってみてください。

 

気に入った人をフォローしたり、特定のハッシュタグを検索したり、ほかの旅行者にコンタクトをとってみたり。

例えば、Instagramなら都市の名前や#travelなどのハッシュタグでたくさんの旅行者が見つかります。見つけたら、コメントするか、メッセージを送りましょう!少し努力が必要ですが、何も行動しなければ何も起こりません。

 

食と旅行に関するサイト「Legal Nomads」も役に立ちますよ。食べることが大好きな現地の人やその土地に住む外国人に連絡をとることができます。レストランや市場で偶然出会うのも楽しいのですが、事前にこうやって新しい友人をつくってもいいのではないでしょうか。

ソーシャルメディアを使って、友人の友人と繋がれるかも試してみましょう。また、自分のフォロワーや、あなたがフォローしてる人たちとも繋がれるかやってみましょう。