現代社会において、飛行機は今や最も安全な交通移動手段の1つとなっています。実際に、2016年度は2013年に次いで観測史上歴代2番目に安全な年だったそうです。
そこで今回は、「安全な航空会社」ランキングを厳選な調査に基づいて紹介していきたいと思います。あらかじめ伝えておきますが、このランキングは世界中の航空会社425社を対象に、「過去10年間の死亡事故記録」「IATA(国際航空運送協会)の安全監査の結果」そして「安全性評価基準8項目を満たしているかどうか」に基づいて評価されています。
公正かつ信頼性の高いランキングと言えるでしょう。つまり、以下のリストに掲載されている航空会社は、厳しい評価基準を見事にパスした航空会社ばかりなのです。
特記すべきは、リストにはアジア、アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパの航空会社が並んでおり、アフリカと南アメリカからの選出はない…ということ。
ただし、このトップ20のリストには主要航空会社のみが入っており、LCCなどのローコストキャリアは含まれておりませんので悪しからず (調査対象外)。
(2018年度発表)
◉ ニュージーランド航空
◉ アラスカ航空 (アメリカ)
◉ ANA (日本)
◉ ブリティッシュエアウェイズ (イギリス)
◉ キャセイパシフィック航空 (香港)
◉ エミレーツ航空 (ドバイ)
◉ カンタス航空 (オーストラリア)
◉ エティハド航空 (UAE)
◉ エバー航空 (台湾)
◉ フィンエアー (フィンランド)
◉ ハワイアン航空 (アメリカ)
◉ JAL (日本)
◉ KLMオランダ航空
◉ ルフトハンザドイツ航空 (ドイツ)
◉ スカンジナビア航空 (スウェーデン、デンマーク、ノルウェー)
◉ シンガポール航空
◉ スイス・インターナショナル・エアラインズ
◉ ヴァージン・アトランティック (イギリス)
◉ ヴァージン・オーストラリア
◉ ロイヤルヨルダン航空
一方で、ネパールやインドネシアの航空会社は軒並み「危険な航空会社」…と評価されています。