海外移住に必要な心構え「あなたにとって○○とは?」



「海外移住」を検討している皆さんにお伝えしたいことがあります。

海外に長期滞在するには当然お金がかかりますが、アジアであれば1か月5万円もあれば十分生活できる国もあります。

バックパッカー気分で長期滞在してみることだってできます。

 

そこで、永住生活を送る前に貧乏旅行を一度経験し「リアルなお金の価値」や「滞在技術」などを身につけてみてはいかがでしょうか?

「永住」を最終決定する前に、可能であればワーキングホリデー・ビザなどを活用し現地での生活を体験してみることを強くお勧めしたいと思います。

 

今回のテーマは「海外移住に必要な心構え」ですが、その前にまずはこちらからどうぞ(^ ^)↓

 

 

 

日本グローバル化の歴史

中国の史書「後漢書」によると西暦57年、後漢の初代皇帝・光武帝に倭奴国(日本)が使いをよこした、と記載されています (江戸時代、福岡県志賀島で発見された金印に「漢委奴国王」という刻印がありこれを証明しています) 。

以降、我々の祖先たちは何度も何度も中国に渡っています。
紀元3世紀には邪馬台国の女王卑弥呼が、あの三国志で有名な魏呉蜀の魏の国に使者を派遣していますし、6〜7世紀の聖徳太子の頃もそうです。

その後最澄・空海などの僧たちも頻繁に渡航し、織田信長豊臣秀吉の時代になるとスペインやポルトガルとも積極的に交流していくわけです。

そして今…何百・何千万人もの日本人が世界中を飛び回っているのです(^ ^)

 

 

 

自分自身と向き合う ☆

本題から逸れてしまいました(笑) ここからスタートです!

もしあなたが本気で「日本を脱出したい」と考えているのであれば、まずは過去の自分を振り返り、真剣に自分と対話することが重要です!

これまでの自分の生き方を問い直し、ブレない価値観を見つめ直す必要があるのです。

 

 

 

あなたにとっての幸せとは?

何が幸せか…は人それぞれです。全てに満足することなど到底出来ませんから、優先順位をつける作業が必要になります。

あなたにとって「絶対に譲れないもの」とは何なのか?幸せとは?

 

これらを踏まえた上で…

 

 

安易な海外移住は絶対にダメ!

海外に住むということは「生き方」の問題であり、基本的に日本と現地の物価の違いや損得だけで決断すべきではありません。

日本社会の不景気感や閉塞環境に嫌気がさし、逃げ出すように海外へという判断基準も間違っています。

 

よほどの覚悟を持って「生活を一度リセットし、異なる環境下で白紙からトライしたい!」と考えた場合であっても、もう一度真剣に「自分にとっての幸せ」を熟考してみてください。スタートはそこからです!

 

 

 

海外移住するかどうかはあくまで結果

海外移住するかどうかはあくまでも結果であって、「海外移住」を検討することが契機となり、新たな希望や活力を見出すことが一番意義のあることなのかもしれません。

少なくとも、何もしないで現状維持のままいるよりも、「思い切って海外移住してみよう」と思うことそれ自体が、あなたの人生に素晴らしい結果をもたらしてくれるんじゃないのかなぁ。

 

参考までに…

アジア,移住,生活
《海外移住先人気ランキング》

 

※ どうするか決めるのはあなた自身です

 

 

 

「移住」決断前の心構え ☆

まずは生活者の視点で、希望する現地に少し暮らしてみましょう。それと並行して、移住手続きなどをいろいろ調べていく過程で「日本の良さ」を再発見する良い機会にもなります。

 

ふ〜

ここまで、あれやこれやと難しそうなことを書いてきましたが(笑)

結局…

1. あまり考えすぎないこと

2.人に頼らないこと

3.足で考えること
この3つが大事です。

 

まず、現地の事情を詳しく調べることは必要ですが、頭でっかちになりすぎてはいけません。

ガイドブックなどの情報はあくまでも一例であって、いざ訪問してみると全く異なる世界がそこにはあります。現実とのギャップに苦しむことだってあります。

 

人に頼りすぎないことも重要です!詐欺師や不良日本人に騙されないためにも自立心をしっかり持っておきましょう。

 

そして

同じ国であっても地域が変われば居住環境は大きく異なります。日本だって沖縄と北海道では随分違いますよね。

なんなら青山と北千住だって随分違います。なので、できるだけ自分の足を使って現地の視察を念入りに行っておきましょう。

 

 

 

まとめ ♡

年金利用のリタイアメント制度というものもありますが、個人的には少しでも若いうちに海外生活をすることに意味や価値があるような気がしてなりません。

巷には、現地での生活サポートやインターンシップ、日本語教師研修、ボランティア、留学・ホームステイ、永住権や査証取得を扱う多くの会社がありますが、不透明高額な料金設定の業者も多く、トラブルいっぱいです。

 

悪徳業者氾濫の要因のひとつには「高いほど安心」「お金で済むなら」といった誤った見識を持つ人が多いこともあるのです。気をつけましょう!

 

「覚悟の移住」もいいのですが、「嫌になったら日本に帰る」といった逃げ道を作っておいたほうがいいのかもしれません。

 

「あなたにとって本当の幸せって何ですか?」