なぜセブ島は移住先として女性にも人気なの?



フィリピンのセブ島には世界有数の美しいビーチリゾートがあります。そこに、ホテルやコンドミニアムをはじめとしたリゾート施設が立ち並んでおり、スキューバダイビングなどのマリンスポーツを1年中楽しむことができるんです♡

加えて、ゴルフ場や本格的なスパ、エステサロン、カジノやレストラン、ショッピングモールも充実!

 

となれば、必然的に移住先やロングスティ先として人気が出ないわけがないのですが、人気の理由はそれだけではありません!セブ島には、なんと、「花粉症」がありません。なので、花粉症に苦しむ日本人たちが、花粉の時期にセブにやって来て、ロングステイするのです (^ ^)

高齢者であれば、寒暖の差があまり大きくないので、ヒートショックで「心臓発作」「脳梗塞」といった危険が少ないのも魅力ですね。

 

おまけに、私立総合病院の医師たちの中にはアメリカ留学経験者が多く、医療レベルが非常に高いのも安心材料の一つです。まさに、海好き・ダイビング好き・ゴルフ好き & 花粉症嫌い・高齢の方にはうってつけの、適した環境ではないでしょうか?

気になる治安面もさほど気にはなりません。マニラやミンダナオに比べれば、比較的安全です。もちろん、日本にいるときのように「女性が夜1人歩きする」なんて行為はやめていただきたいのですが、それは外国ならどこだってそうですよね。

 

というわけで、以上が (セブが)「移住」「ロングスティ先」として人気な理由です♡

 

 

英会話習得のため、将来性のため

何より、セブには明るい未来があります。年間3万人以上もの日本人が、英会話習得のためセブにやって来るのです。そういった人たちの中で、「セブって住みやすいなー」「いい環境が整っているなー」と気に入った人たちが移住を考えます。

「リゾート地」…としての魅力だけでなく、「人口増加が見込まれる」ことも盛り上がってる理由の一つです。移住の受け入れ体制がどんどん整ってきているので、ビジネスとしての視点からも人気を集めています。

 

 

「女性」の移住について

ここで、女性にとって「セブ」への移住はどうなのか?について少し考えてみたいと思います。

 

まず、セブ島で驚くことの一つに、圧倒的に「(日本人の) 女性が元気!」ということが挙げられます。英会話学校やダイビング・ショップで働く若い女性たち…

みんなプロ意識を持って現地で働きながら、パワフルに生きているのです!そんな元気の源の一つに、例えば「子どもの頃から海外で暮らしたいと思っていた」という強い思いがあったりします。

 

Aさん (30代の日本人女性) もその一人。Aさんが住むセブのお宅はバニラッドという日本人が多く住むエリアにあります。治安が良く、大きなショッピングモールから近い便利な立地にあります。

そんなAさんは、大学時代に「これでもかっ」というくらいたくさん海外旅行をしてきました。1年間休学して、マルタ島に語学英語もしました。

 

「旅や留学はとっても楽しかった」「でも、人生経験や知識が少ないため、もっと自分の幅を広げる必要があったんです」

Aさんは、好きなことだけでなく苦手なことにも積極的に挑戦します。それは…『日本の会社で働く』ということ。

 

がむしゃらに働き、激務が翻弄され、その結果、疲れ果てたのです。。。

体調を崩したAさんは、インドの伝統医学アーユルヴェーダやハーブなどの勉強を始め、退職し、「これからは『癒やし』ビジネスの時代だ」と感じ、見つけた仕事がセブにあるスパのマネージャーだったのです。

 

セブはたまたまの転職先だったのですが、それから十数年、Aさんはずっとセブに住み続けています (今は独立して社長業として奮闘中)。

 

 

最後に、30〜50代の移住について
セブに移住する魅力の1つに、35歳から取得できる「リタイアメントビザ」というものがあります。35歳~49歳までは2万ドル (or 5万ドル)と預託金が多少高くなりますが、ほかの国に比べれば大したことありません。

これで永住権を取得することができ、仕事をすることも認められているのですから(別途、外国人労働許可証(AEP)の取得が必要です)。このシステムを利用して、私の友人 (40代男性) はセブに移住、起業しました。
 
「これから成長しようとしている国で働くことが面白いんだよ!」
 
彼はとびっきりの笑顔でそう語っていました。

 

確かに、フィリピンは発展途上国なのでインフラ整備にはまだまだ課題があります。家の設備が壊れたり、急に停電になったり。でも、考え方を変えれば50代以上の日本人にとっては『懐かしい』んですよ。

舗装されていない道が残っていたり、古い家が立ち並んでいたり。。。郷愁を覚えることができるんです。

 

 

 

おわりに

先日、私の知人で長いこと会社経営をされてきた70代後半の男性が、「セブは高度成長期を迎える前の日本によく似ている」とコンドミニアムをいくつも購入され、日本に帰っていきました。

セブの現状を見て久しぶりにワクワクし、何か力になりたいと思われたようです。
 

 
セブ島に関わった日本人の中には、「日本人の留学」「中小企業の海外進出」「日本企業の事業拡大」の支援をしたいと働きがいを感じながら一生懸命活動されている方々がいらっしゃいます。

逆に、発展途上国 (フィリピン人) の若手人材が日本に来ることによって、日本の労働力不足を解決するとともに、彼らがビジネスリーダーに育ってくれることを期待したいと思います。

 

 

グローバルに暮らし、自由に生きる、自由に仕事をするという生き方。

セブ島は1年中温暖な気候なので、実は「Tシャツに短パンで暮らせるのが一番嬉しい」かもしれませんね。

 

とりあえずは、「英会話を習いたい」という気軽な気持ちで訪れてみてはいかがでしょう?