「世界のいい国ランキング」& 外国人が日本に憧れる理由



日本では「海外移住」に憧れる人が多いのですが、逆に、「日本移住」に憧れる外国人もたくさんいらっしゃいます。

彼らが「日本に住みたい」と憧れる理由はいったい何なのでしょうか? 今回はその理由を見ていきたいと思います。とその前に、アメリカ人が素朴に思う「世界のいい国」ランキングを見てみましょう。

 

 

 

「総合的に見ていい国ランキング」トップ10

第10位:デンマーク

デンマーク
高福祉国家として知られている北欧の雄デンマークは、人口約560万という小国でありながら安定した政治が豊かさを生み出しています。童話作家アンデルセンから「メルヘンな国」というイメージもあるかもしれませんね。

 

第9位:オランダ

オランダ

「寛容な社会」に価値を置くオランダは、2001年に世界で初めて同性婚を合法化した国です。ドラッグや売春は条件付きで許可されています。そんなリベラルな気風をもつオランダに憧れる抱く人は多いのです。

 

第8位:フランス

フランス
「文化・芸術の国」として世界の人々を魅了するフランスは、世界で最も多くの外国人観光客が訪れる観光大国です!2015年に起こった同時多発テロ事件には驚かされましたが、多彩で繊細なフランス料理の奥深さには私も一目置いております。

 

第7位:日本

世界で一番「いい国」ってどこ?気になる日本の順位は?
じゃ〜ん!日本は7位にランクインしました!評価基準は様々ですが、特に、「インフラの充実度」や「教育水準」「歴史・文化遺産」「国際社会における影響力」「生活の質」などが高く評価されたようです。

 

第6位:オーストラリア

オーストラリア
世界でも屈指の住みやすさを誇るシドニーやメルボルン、大自然、そしてアクティブな国民性…男女とも高い平均寿命を実現しているオーストラリアも「いい国」として高い評価を得ています。

 

第5位:スウェーデン

スウェーデン

日本でも人気のIKEAやH&M、木の温もりある北欧雑貨…そんな、スウェーデンをイメージするどんなものよりも、この国はナチュラルで美しいのです。中立主義外交や社会福祉制度、男女共同参画などが進んだ国としても知られています。

 

第4位:アメリカ

アメリカ

政治・経済・軍事・エンタメなどなど、世界の中心的存在であり、アメリカ人自身もその自負があってのこの結果のようです。「いい国」…しかし、トランプが大統領になったらと思うと未来が不安に思える今日この頃ですね。

 

第3位:イギリス

イギリス
首都のロンドンは国際的な金融センターで、世界で最も多くの人が訪れる都市の一つでもあります。芸術や科学の分野でも長い歴史を誇るイギリスは、偉大な作家シェイクスピアやビートルズ、サッカーのプレミアリーグなど、「文化的影響力」には目を見張るものがあります。

 

第2位:カナダ

カナダ
ロシアに次ぐ世界第2位の国土面積をもつ自然豊かな国カナダは、1971年に多文化主義政策を導入し、国民一人ひとりの文化を尊重する風土を大切にしてきました。セリーヌ・ディオンやアヴリル・ラヴィーン、ジャスティン・ビーバー、ジム・キャリー、キアヌ・リーブスなど、多くのスターたちもこの大地で育ってきたのです。

 

第1位:ドイツ

ドイツ
ヨーロッパ最大の人口を抱えるドイツが「世界でもっともいい国」の座に輝きました! 経済大国であるドイツでは、医療や通信、観光のほか、自動車産業などの工業が重要な位置を占めています。「国際社会における影響力」も高く、ドイツ国民自身も自国の「生活の質」に揺るぎない自信を持っているようです。

 

 

 

「いい国」まとめ ♡

「総合的に見ていい国ランキング」トップ10、いかがでしたか?

アジアからは残念ながら「日本」しかベスト10入りしていませんが、完璧な人がいないのと同様、完璧な国もありません。

私個人的には欠点や弱点も多いアジアの国々にこそ、大きな可能性と魅力を感じています。皆さんも、ランキングだけでは測れない世界各国の良さを是非見つけてみてくださいね。

 

続きまして…

 

 

外国人が「日本に住みたい」と憧れる理由

① 医療の質の高さ

「世界一の長寿国」として知られる日本は、乳児死亡率が世界一低い国のひとつとしても知られています。実際、医療水準は世界的に見て非常に高いのです。海外では「検査を受けるのに数か月待ち」「手術を受けるのに半年以上待たなければいけない」なんて国も珍しくありません。日本国内では「日本の医療問題」が度々話題に上がりますが、世界から見ればかなり恵まれた国と言えるでしょう。

② 歴史と伝統が息づく国

東京のような近代的大都市から、伝統あるお寺や神社まで、新旧混合の魅力が日本にはあります。また、日本は世界の最先端を走るクールな国としても評価されています。近代的な暮らしの中に、伝統や歴史が息づく日本の暮らしに憧れを抱く多くの外国人たち。長い歴史の中で育まれてきた日本の歴史と伝統。これからも大切にしてゆきたいものですね。

③ 食の豊かさ

日本食

「日本には美味しいものが本当にたくさんある!」「日本ほど豊かでバラエティに富んだ食文化を持つ国はない」など、日本の食文化には世界中の人々から大絶賛!!

確かに、日本ほど世界中の美味しい食べ物が集まる国はそうないでしょう。「一生かかっても食べきれないくらいの美味しいもので溢れている」なんてベタ褒めする外国人もいるくらいです。「たくさんの美味しいものに囲まれて過ごす日本人が羨ましい」…私たち日本人は本当に恵まれていますね。

④ 24時間営業のお店がいっぱい

年中無休・24時間営業のお店がたくさんある日本は外国人にとって夢のような便利な国なのです。

⑤ 治安が良い

「町で何か失くしても高確率で返ってくる」「レストランやカフェで机の上に物を置いて席を離れても誰も盗ろうとしない」「電車やバスの中で安心して居眠りができる」「道端にたくさんの自動販売機がある」

こんな、日本人にとってはあたりまえの出来事が海外の人たちにとってはとても信じられないことなのです。

⑥ 清潔

綺麗な日本

「空き缶ひとつない日本の通りに感動した」「ポイ捨てする人がほとんどいない」

日本を訪れる多くの外国人が感動することのひとつが「町の清潔さ」なのだとか。特に公衆トイレの清潔さに驚愕したという人が多数。確かに、日本の清潔さに慣れてしまうと、海外の衛生習慣やトイレ事情にゲンナリしてしまうかもしれませんね。

⑦ 秩序的な社会

駅のホームやお手洗い、お店など、日常の様々なシーンで列を作って順番待ちする日本人。その秩序と礼儀正しさは世界的に定評があります。また、公共交通機関の正確さは世界のトップクラスです。

⑧ ファッション天国

ファッション&コスプレ天国日本

ポップ、ロリータ、ギャル、コスプレ、なんでもありな「ジャパニーズ・ファッション」は、海外の人から見ると「好きなファッションを楽しめる自由な国」と映っているようです。その多様性や奇抜さは世界一とも言われ、いろんな意味で世界の人々の興味を惹きつけています。

 

 

 

まとめ ♡

住み慣れてしまうと特別に感じないことでも、海外から見ると「スゴイ!」「おもしろい!」「不思議!」ことはたさんあります。

 

「日本は地球上に存在する別の惑星だ」と感じている外国の方の反応もありますが、確かに、日本を離れてみて「日本がいかにユニークな国か」を実感することが度々あります。

日本の「実はあたりまえでない一面」を時々意識しながら過ごすと、日常がいつもよりもちょっぴり刺激的に感じるかもしれませんね。