TOEIC700点台の人のための英語学習プログラム



TOEIC試験で高得点を獲得するためには、「英語力」「対策力」そして「情報処理能力」の3つが必要です!

上を目指すためには当然、「英語力」を伸ばすことが必須なのですが、「3人の会話を聞き分ける」とか「表を見ながら設問に答える」といった「情報処理能力」も必要なんです!つまりはスピーディに読んで正しく理解する能力… ですね!

 

そして、基本ともいうべき「英語力」と「情報処理能力」を備えた上で、もう一つ、対策を立ててテクニックを磨く「対策力」も必要になってくるのです。

例えば、リスニングにおける ”先読み” 。正解がマークできたら残りの英文は聞く必要ありませんよね。その分、次の英文を読んでおいた方がいいのです。

 

こうしたテクニックも含めて、もてる策を全て講じながら高得点を狙っていかなければならないのです。今700点台の人が800点を超えるためには、これら3つの力を総合的に高めていかなければならないのです。

 

 

英語を早く大量に読める回路を作ろう!

TOEICの出題形式の変更により、読むスピードを飛躍的に上げなければ超えられない壁ができてしまいました。ではどうすればいいのか?

 

ずばり、

速く読めるよう、英文をフレーズ単位で理解する訓練を積むことです。例えば、Thank you very much を見て、thank は感謝するでyou はあなた、very much はとてもだから…などといちいち読解する人はいないでしょう。

この4語を見たら即座に”ありがとう” と理解しますよね。そういうことです。

あるいは、重要な語 (キーワード) だけを拾い上げるようにして内容を把握する読み方もマスターしていきましょう。

どうでもいいところは流し読み、大切なところはスピードを落として読むのです。こうしたことが無意識に出来るようになるまで、「情報処理能力」を高めていきましょう。

 

 

1つの文章を徹底的に読むべし

英語を速く大量に読む回路を作るためには、まず、1つの文章を徹底的に読むことです。具体的には、問題集を解いた後に答え合せをして解説を読んで「はい終わり」にしないこと。

単語を調べ、構文を理解し、和訳を頭に入れて何度も何度も読むのです。これをやることで英語を英語のまま理解する能力が自動化され、処理スピードが格段に上がります。

 

それは例えるならば、難しく考えなくても自然に車を運転するようなものです。どんなに泥酔していても、無意識に帰宅出来るようなものなのです。

こんな底力(回路) をたくさん持つことが、リーディングには求められます。現時点で700点あるのに「速く読めない」という人は、「知識」ではなく「スキル」がないだけなのかもしれません。

 

速読のスキルを身につけるにはそれなりの訓練が必要です!

 

700点台を獲得できるようになった学習者たちは、「単語力」「文法力」のベースはほぼ出来上がっているはずです。

あとは、「量の洗礼」によって実力の底上げを図っていきましょう

 

 


 

 

Without haste, but without rest.

急がずに、だが休まずに
by ゲーテ