タイで不動産を購入したいと思ったら、まず相場が気になりますよね。少し前までは、「価格が割安」で「中古物件でも価値が下がりにくい」などと言われていました。
本当かな〜?
タイで不動産投資は有りか無しか…
それはご自身で時流を見極めながら判断していただくとして
(^ ^)/
タイ不動産の特徴
1.信頼できる大手ディベロッパーが低価格マーケットに参入
タイ国内で実績のある上場企業が続々と低〜中価格帯の物件を扱うようになってきました。以前はこれほどまでに環境が整備されていなかったので、投資家にとっては安心感が増すのではないでしょうか。
事実、100〜200万バーツ台のコンドミニアムはタイ人中間層に人気で、この市場に大手ディベロッパーが参入してきたわけです。
2.維持コストが安い
タイでは、自己居住の場合”固定資産税”がかかりません。月々の共益費や電気代、水道代も日本と比べるとずっと低額。電気代についてはエアコンの使用時間に左右されますが、だいたいワンベッドルームで1,000バーツ(約3,600円)/月、くらいではないでしょうか。水道代は100〜200バーツ(300〜600円/月)程度ですが、飲料水は別途必要です。水道水は飲めませんよ。
3.施設・部屋の備品が充実
低〜中価格帯の物件でも、プールやフィットネス、レストランやカフェ、コンビニエンスストアなどが館内施設として揃っています。また、予約の時期によっては「家具や電化製品込みの物件」で売り出されることもあります。
4.安心の警備体制
タイの多くの物件には、エントランスに24時間体制で警備員がいます。さらに、管内スペースにはカードキーを持っていないと立ち入れないようになっています。警備員が悪いやつでなければ安心ですね。
5.自己名義での保有が可能
タイの「コンドミニアム」は外国人も「自己名義」で登記できます。権利証にはタイ語表記で指名が記載され、その権利は「タイ人と同様に保障」されます。ただし、コンドミニアム以外の「戸建て住宅」「更地」「アパート一棟」などの保有は、外国人名義では認められないようです。
6.価格帯や間取りの選択肢が豊富
購入者それぞれの予算、投資方法、生活スタイルに応じて希望の物件やユニットを選ぶことができます。バンコク市内には 、バリエーションに富んだ価格帯の物件が揃っています。
外国人投資家の多い「パタヤエリア」では、海沿いのロケーションで「100万バーツ〜」のプロジェクトもあるそうです。一方、海から距離のあるエリアでは「100万バーツ以下の新築物件」もあり、バラエティーに富んだ物件が揃っています。
7.パスポートのみで予約が可能
外国人は「パスポートの提示」のみで物件の契約ができます。煩雑な書類を提出したり、国や自治体の面倒なチェックや認証を受ける必要はないようです。また、購入にあたってはタイに移住している必要もなく、特別なビザを取得する必要もありません。
8.購入価格の制限がない
外国人が購入するにあたり「一定の価格以上の物件でないと購入できない」という縛りは一切ないようです。また、物件(部屋)の”保有数に対する制限”もないとのことです。
バンコク郊外の「100万円以下」不動産を購入した人の話
果たしてこのような「訳あり」物件を、田舎町で運用していくことは可能なのでしょうか?日本でも、中古物件を購入 & リノベーションして賃貸 & 転売する管理手法が流行っています。しかし、日本の投資家がタイの僻地でこれをやっていくことは現実的に考えて非常に難しいと言えるでしょう。
正直、管理の手間に加えて内装工事も行わないといけませんし、頑張っても賃料は1万円くらい。ビジネスとしては到底やっていけません。国外在住の個人の方であれば、少し値が張ってもバンコク市内やパタヤ辺りでコンドミニアム投資を行った方が無難といえます。
おわりに
日本の東京のように、タイではバンコクへ人が大量に流入しています。既に、バンコク市内には余った土地が少なく、近郊にまでコンドミニアムやショッピングモールなどが林立し始めています。この傾向はいつまで続くのでしょうか?さあ、みんなで考えようっ!
え〜、個人的な感想を申しますと、不動産建設はそろそろ頭打ちで、需要が供給を大きく上回ることはない
…ということで、2016年度、不動産の価格高騰はストップ高状態なのではないかと考えています。今年を境に、不動産の価格は横ばいに近い微増くらいでしばらく進んでいくのではないのかなと。
タイの経済自体はまだまだ上向き傾向ですが、この先、少子高齢化の問題も発生してきます。
ただし、
そんなことをボヤーッと考えてみると、現在、1,600万人の人口を抱えるバンコク首都圏は、2,000万人都市になる日もそう遠くはないでしょう。バンコク郊外の人口もUP!
投資の世界も夢が膨らみますね〜 ♡