ミャンマーで不動産投資を考える



ミャンマーは今変化の連続です。

 

空港に一つしかなかった両替所の数は増え、町を走る車が新しくなり、タクシーにはエアコンが付きました。

信号で車が止まると物売りがジャスミンの花を売りに来るのは変わりありませんが (笑) 、高架橋やビルの建設は着々と進められているのです。

 

ただ、通りの看板にやたら「SAMSUNG」の文字が目に付くようになってきたのはどういうことなのでしょうか?

それは…外国人向け住宅が不足する中にあっても韓国人ビジネスマンが増えてきたということ。

 

それに比べて我が日本勢は、「駐在員を増やそうにもホテル並に設備の整った外国人専用のマンション(コンドミニアム)が不足しているために困っている」とか。

なんだなんだ〜。韓国人は皆贅沢などせずハングリー精神で頑張っているんだぞ〜!日本人も見習っていくべしっ!

ミャンマーのヤンゴンでやたら目につく韓国企業の看板

 

 

 

ある意味見習うべき逞しい中国人の姿

一方、韓国人同様ハングリーな中国人の行動力も凄いっ!

ヤンゴン郊外の農村地区では「「この辺の土地は中国人に売ったからもう米は作らないよ」と。。。

 

近頃、ヤンゴンの中心部は不動産価格が大幅に上昇してきていますが、郊外でも工業団地の建設ラッシュが始まっており、土地の取引が活発化してきています。

中国人の動きは素早いっ!(日本人、出遅れておりますぞっ)

 

ハヤテのごとき中国人の行動はこういったことにも表れています ↓

 

ミャンマーでは外国人の土地取得が制限されていますが、なんと!中国人たちは「偽装結婚して取得」しているんです!

中国の農村では女性が不足しているので、ミャンマー人女性を甘言で誘って連れ帰り、子どもを生ませるとお払い箱にする、という話まで。。。
 

ミャンマー人に対する中国人の偽装結婚

不動産の話はもう少し待ってくださいね (笑)

 

 

 

ミャンマーと中国の関係

両国の関係は歴史的にも経済的にも日本より圧倒的に深いものがあります。そのせいもあってか、ミャンマーで1、2を争う大企業Asian World社の創業者は中国系の人物。

しかし、彼ら中国人のおかげで?、ヤンゴンなどで食べる油っぽく臭みのあるミャンマー料理とは違い、ラショーなどで食べるそれはあっさり味でとっても美味しい!日本人の口にも合います!ありがとう、中国人!

いやしかし、これはちょっと…

ミャンマー料理、豚の脳みそラーメン
豚の脳みそラーメン!

 

 

 

実は紛争が続いているミャンマー国内

ミャンマーのニュースは、たまにアウン・サン・スー・チー女史の事が報じられるくらいで他の情報がなかなか入ってこないのですが、実は、少数民族の対立や宗教対立 (仏教徒 vs イスラム教徒) が小さな規模ではありますが度々起こっています。

ミャンマーには多様な人種が共存しており対立が日常的に発生!…だからといって「ミャンマーは危険」というわけではありませんよ。

 

それでも、今後の発展に期待してか、韓国人や中国人のみならず欧米人の数も急増してきていますし、ビジネスマン以外にも家族連れや女性など観光目的の外国人も少なくありません
日本の旅行会社もヤンゴンに事務所を開設したようですし、これからは徐々に日本人観光客も増えていくかもしれませんね。

 

 

 

アウン・サン・・スーチーさん

2015年11月に行われた総選挙で、アウン・サン・スー・チー氏率いるNLDが大勝しました。これによって政権は交代し、2016年4月には新大統領が就任!新内閣発足!

こうしたミャンマーの政情を受け、2011年の民政移管以来加熱していたミャンマーへの投資が更に熱を帯びていきそうです。
 
アウンサンスーチーさんの映画
 
ミャンマーを知るために、よかったらこの映画観てみてくださいね!

 

やっとここから不動産投資の話です ↓

 

 

活発化するであろうミャンマーの不動産投資

これまでミャンマーでは、外国人が不動産を所有することは認められておらず、特別な許可のない限り1年を超える賃借を受けることもできませんでした。
それゆえ、不動産投資を目論む外国人は、現地人の名義借りなどが必要でした。これは脱法的であり、リスクやトラブルもあったのです。

 

ところが、2016年1月に成立したコンドミニアム法(The Condominium Law (2016))によりこの禁止が一部解禁され、ミャンマー不動産が投資対象として脚光を浴びる可能性が出てきたのです。

 

 

ミャンマーの不動産事情

2011年に民政移管されて以来、ミャンマーへの投資熱は急上昇!外国人がミャンマー、特にヤンゴンに数多く来訪するようになりました。
それに伴い、長期滞在・短期滞在を問わず、ヤンゴンの不動産需要も急上昇し、賃料やホテルの宿泊料は高騰したのです。

 

現在は少し落ち着いたと言われていますが、それでも、日本人駐在員などの外国人が住むアパートメントの月額賃料は20万円を超えるものがほとんどで、40万円を超えるものも少なくないとか (多くはサービス付きアパートメント)。

 

しかし、

アジア最貧国でもあるミャンマーの人件費や物価を考えると、不釣合いなまでに高いですね〜。