タイで犯罪加害者となって刑務所にぶち込まれる外国人のトップは日本人



日本では近年、外国人による犯罪増加が問題になってきていますが、逆に、日本人が海外で犯罪を犯すケースも増えてきているようです。

麻薬、買春、日本人旅行者を騙す現地日本人…

 

2005年の統計では、全世界での日本人による犯罪件数は515件。これには「出入国・査証犯罪」「外為法・関税法」「道路交通法違反」の合計件数214件が含まれています。

それらを除けば300件といったところでしょうか。実際に、殺人や強姦・強制わいせつの類は多くはありません。

 

中には、ロシアで美人にカモられた挙句、逆に強姦犯罪者とされたケースなどもあります。

こうした外国での犯罪については各国の法律・風俗習慣・犯罪事情・警察の腐敗具合なども関係してくるので一概に判断することはできないのですが…

 

逆に、国や地域の習慣などの違いにより、これら性犯罪は表立って現れない件数が水面下に多く存在している可能性もあります。

 

 

6人に1人

これ、何のことだかわかりますか?

実は、外国に出かけた日本人の海外トラブル件数です。年間1,700万人が海外に出かけ、90万人が海外に暮らす現在、日本人がトラブルに巻き込まれる件数は想像をはるかに超えているのです。

 

たいていの場合は不注意から生じるスリ・置き引き・強盗などの被害なのですが、中には逆に、加害者となってしまうケースもあるのです。

 

 

日本人留学生、台湾で女性のスカート内盗撮し逮捕

日本人留学生、台湾で盗撮し逮捕

 2016年秋,台北市の人気観光地、永康街のコンビニエンスストアで女性のスカート内を盗撮したとして、日本人留学生の男(25)が逮捕されました。男は「欲望を満たすため犯行に至った」と供述しています。

 

現地警察によりますと、男はコンビニエンスストアにいた女性客のスカート内を携帯電話で撮影。通報を受けた警察官が現場に到着すると、容疑を認めた上で「女性に謝罪し、盗撮した写真も削除した」と供述。

しかし、警察官が盗撮に使われた携帯電話を調べたところ、写真は端末内のゴミ箱に移動しただけ。完全には削除されていなかったのです。

 

まったく、日本人の恥ですね

 

 

タイ人妻を散弾銃で撃った日本人逮捕

タイの首都バンコクで、別居中の妻を散弾銃で撃って殺害しようとしたとして、日本人の男が逮捕されました。

弾は妻の体に当たり病院に搬送されましたが、幸い命に別状はないようです。

「財産分与で揉めていた。殺そうと思っていた。」

 

これまた、日本人の恥ですね

 

 

タイの外国人犯罪者数一位は日本人?
ホントに信じられない話ですが、タイで犯罪加害者となって刑務所にぶち込まれている外国人のトップは日本人。しかもぶっちぎりで…

 

なぜ、治安良く、犯罪率の低い日本で生まれ育った日本人が、タイに出かけるとこうも多く犯罪に手を染めてしまうのでしょうか?

 

彼らの罪は、ドラッグ所持、万引き、保険金詐欺、賭博など。まずはドラッグですが、密輸でマリファナやコカイン、ヘロインを海外に持ち出そうとしたときに税関で捕まっています。

 

万引きは、そのほとんどが空港の売店で発生しており、捕まって数年も牢屋にぶち込まれることになります。

 

保険金詐欺とは、実際には盗難に遭っていないのに「物品が盗難された」と嘘をつき盗難届を提出するものです。これがバレて投獄されることになるのです。

 

賭博では、タイ人とつるんでカード賭博をやり、逮捕されてしまう日本人が少なくないようです。というわけで、タイの刑務所にいる外国人のダントツ一位は日本人なのです。

 

悲しいことですね

 

 

日本人のモラルハザードに「喝っ!」

タイで犯罪加害者となって刑務所にぶち込まれる外国人のトップは日本人

こうした外国における日本人犯罪件数の増加は、「日本人のモラル、マナーの低下」が背景にあるようです。

「日本が好きで日本語を学び、日本人相手に仕事をしているが、何でこんなに日本人は堕落してしまったのか」と嘆くタイ人も少なくありません。

 

しかし、ヨーロッパが選ぶ「マナーのよい旅行者」の第1位はぶっちぎりで日本人!
なぜ、タイではこれほどまでに多くの日本人が加害者となって勾留されてしまうのでしょうか?

 

 

マヌケな日本人
開放的なタイの雰囲気に流されて、軽い気持ちで犯罪行為を行ってしまう日本人。

 

そんな彼らを、タイの警察は当然許してくれません。まず、タイの警官や空港の公安にはノルマがあります。
密輸をやっている外国人を逮捕すると結構な手当てが支給されるため、こうした幼稚でマヌケな日本人は簡単に捕まってしまうのです。

 

空港で突然、マヌケな日本人にタイ人が英語で話しかけてきます。「この小包を日本まで運んでくれませんか。運び賃ははずむから。」
こうして、中身が何だかわからぬまま、オイシイ運び賃に目がくらみ、安請け合いしてしまうのです。

 

一説には、依頼してくる運び屋と空港の公安検査官はグルとも言われています。彼らは手当を山分けし、一方のマヌケな日本人には牢屋が待っているのです。

 

しかも5〜10年といった長期の刑が…

 

こうなってしまっては、後悔しても仕切れませんね

 

 

 

終わりに
世界中には楽しく魅惑的なものがたくさんあります。もちろんタイにも。ところが、現実の世界には危険や悪も多く潜んでいるのです。

 

例えばタイには、上述したような運び屋と空港の公安検査官が手を組み、日本人をハメる手口も存在しています。

 

こういう輩は簡単には捕まりませんし、捕まった際のフォロー体制がしっかりしているのです。欲に目がくらみ、ハメられた日本人が悪いだけ…

 

中国では、覚せい剤の密売・密輸関連の事件で時々日本人が死刑にされています。

皆さんはくれぐれも、浮かれた気分で怪しいものに飛びついたりしないでくださいね。