世界三大スープの一つに数えられるトムヤムクンや、豚や鶏など具やスパイスの種類も豊富なカレー、あっさり味からこってり味まで楽しめる麺類など、タイの料理にはたくさんの種類があります。
市場に並ぶ新鮮な食材を”美味しく食べる”ことこそタイ料理の真髄なのではないでしょうか。タイ料理が大好きで「日本で食べるだけでは物足りない!」とバンコク旅行を思い立った人もいることでしょう。
それほどに、本場のタイ料理は安くて美味しいのです!食材の関係上、日本では決して食べることのできない料理も数多くあります。
そこで、ここではタイに行った際の「食事」に関する疑問や不思議についていくつか紹介してみたいと思います。
それではさっそくどうぞ ↓
Q1. タイでは箸を使って食べるのですか?
Q2. タイにも日本のように朝昼晩の定番メニューというものがあるんですか?
A. はい。タイにもやはり日本と同じように「朝・昼・晩」ならではの料理というものがあります。まず「朝ごはん」として有名なのは『ジョーク(お粥)』『カオトム(お粥)』『ナムタオフー(豆乳)+パトンコー(揚げパン)』です。
「昼ごはん」は、簡単に済ませたい人は『麺類』、がっつきたい人は『ご飯系』のようです。匂いを気にしなければ『ソムタム(パパイヤサラダ)+カオニャオ(もち米)』といったメニューが人気です。
「晩ごはん」は、一人食か大人数で食べるかによってメニューが変わります。例えば、一人なら安くて早く食べることのできる『麺類』や『ご飯系』ですが、数人で食べる場合は『チムチュム(タイ東北地方の鍋料理)』や『ムーカタ(鉄板鍋)』などが人気です。
Q3. タイ人は間食するの?
A. タイ料理は基本的に一品一品の量が少ないので、メインメニューであってもそれに何か足して食べるか、それとも間食を適宜入れていくかのどちらかになります。
というわけで、人にもよりますが、ちょいちょい間食を取り入れている人たちも結構多いようですよ。何より、タイは暑い国ですから、食べないと体力が持ちません。夏バテしてしまいます。
我々日本人であれば、アイスクリームやかき氷、何なら昼間からビールといきたいところですが、タイの人たちは違います。
間食でもしっかりと、『ムーピン(豚の串焼き)+カオニャオ(もち米)』や『ルクチン(肉や魚のすり身焼き)』などを食べます。ちょっと小腹が空いたときに…
まあ、人にもよりますが (笑) 、丁度良い量ですので、屋台があったら是非試してみてくださいね。大体20〜30Bathもあれば小腹が落ち着くでしょう。
Q4. マナーの悪い食べ方は?
A. まず、マナーの良い食べ方は「綺麗に食べる」こと。日本と同じですね。クチャクチャ、ズルズルと音を立てず、口の中にたくさん食べ物を詰め込まないことも大事です。
つまり、マナーの悪い食べ方というのは「音を立てて食べること」「口いっぱいに物を詰め込んで食べること」など。
他にも、「器に口をつけて食べる」ことは悪いマナーとなってしまいますのでお気をつけくださいね。
Q5. 屋台の衛生は大丈夫ですか?
A. 確かに、暑い国で屋台ともなると「衛生面」が心配ですよね。もちろん、屋台主は衛生面に十分気を遣っていますが、それでも高温多湿の国ですので100%安全というわけではありません。多少お腹がゆるくなってしまうことはある程度覚悟しておきましょう。
人で賑わっているお店であれば客の入れ替わりが激しいので、「大丈夫なんじゃないかなぁ」と考え、お店を選んでみてはどうでしょうか。
Q6. それでも心配です。他に、屋台で気をつけることはありませんか?
A. ふーむ…どうしても下痢になりたくないわけなんですね。それは困った…うーむ…
強いて言うのであれば、「食器」!食器に気をつけましょう。使用する皿やフォーク、スプーン、箸などを全てティッシュで拭くのです。これだけでも随分違いますよ。
屋台で食べるなら拭き拭き!
覚えておきましょう ☆
Q8. 代金は前払いですか?それとも後払い?
A. 一般的には後払いです。フードコートでは前もってチケットを購入しますが、ほかの食堂や屋台では後払いの店が多いです。混雑していて人気のお店などでは料理がきたときにお金を払うシステムのところもあります。
Q9. タイ語で「いただきます」は何と言いますか?
A. 強いて言うなら「ギン・ラナー」です。でも、タイ人に「いただきます」と言う習慣はないですよ。どうせ言うなら日本語で手を合わせて「いただきます!」と言った方がウケがいいです ☆
Q10. チップは必要ですか?
A. 基本、タイにチップ制はありません。レストランなどではサービス料を含んでいるお店がほとんど。なので、チップは置かなくても大丈夫です。しかし、気持ちの良い接客を受けたときにはお釣りを置いておくくらいしてもいいのでは ☆
Q11. 日系レストランがバンコクにはたくさんあるって聞いたけど本当ですか?
A. はい、本当です。日系レストランの数は年々増え続けており、タイ料理が苦手な方や日本料理が恋しくなった方でも安心です。でも、割高感がありますし、すごくまいうーなわけではありませんので、やはりタイに行ったらタイ料理を食べ尽くしましょう!
Q12. 深夜まで開いているレストランや屋台はありますか?
A. 24時間営業のファーストフード店や、遅くまで開いている屋台などがあります。飛行機の都合 (深夜便)などで必要な方もいるでしょうが、基本的には早め早起きの規則正しい生活をして、体調管理をきちんと行うことを強くおすすめします。
おわりに ☆
「郷に入っては郷に従え」のことわざ通り、タイに行ったらタイ式の食べ方で食べてみるのが一番!
いろんな体験をすることが旅の醍醐味でもあり新たな発見でもあります。食事をする際には、(失礼ながら)隣で食べているタイ人の様子をよ〜くチェックして、真似してみるといいですよ。これでより美味しく楽しく食事ができること間違いなしです!
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