マカオの「世界遺産」30ヶ所全てを巡る旅 ②



ユネスコの 世界遺産に登録されている「マカオ歴史市街地区」はマカオ半島の中心、地元民の日常生活地域にあります。ここでは16世紀から続く東洋と西洋の文化的融合を見て取れますよ!

是非ゆっくりと散策し、そのユニークな歴史を全身で感じてみてください!大航海時代の日本との繋がりなど、興味深いエピソードがあれこれ見つかる…かもしれません!

 

植民地時代の雰囲気残るポルトガル風の街並み…

気軽に訪れルコとのできる世界遺産…

 

多彩なグルメを食べ歩きながら、そんなマカオを思いっきり楽しみましょう!

 

さて、

以下は、マカオの「世界遺産」30ヶ所全てを巡る旅 ①の続きで②となります。さっそくみていきましょう!

 
 

☆ ロバート・ホー・トン図書館 (BIBLIOTECASIRROBERTHOTUNG)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

聖オーガスティン広場の近くにあるレモンイエローの建物です。元はポルトガル人のドナ・キャロリーナ・クンハという方の住居で、1894年以前に建築されています。その後香港の大富豪ロバート・ホー・トンが別荘として使っていました。彼の死後、図書館として使用されるようになり、マカオ最大の図書館となっています。

 

☆ 三街会館 (TEMPLEDESAMKAIVUIKUN)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

1792年に建てられた三国志に出てくる関帝を祀ってあるお寺です。関帝は加護と安定を与える商売の神様としてマカオでも多くの人に愛されています。規模は小さいですが、常に人が訪れお香の香りが漂っています。

 

☆ 民政総署ビル (EDIFICIO DO LEAL SENEDO)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

マカオ街歩きのランドマークであるセナド広場の真向かいにある建物で、現在は地方自治局があります。1584年に完成したこの建物の、中庭へ行く途中の壁には青いタイル (アズレージョ) が美しく飾られていて、中庭にはポルトガルの大航海時代を彷彿とさせる石像などが見られます。
 

☆ セナド広場 (LARGO DO SENADO)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

マカオ観光の拠点とも言われるのがここセナド広場です。この広場には多くの世界遺産が点在しており、広場に行くだけで民政総署や仁慈堂などをすぐに見ることができます。広場には石畳が敷き詰められ、中央には大航海時代をイメージした噴水があり、ポルトガルの影響を色濃く残し場所でもあります。

 

☆ 仁慈堂 (SANTA CASA DA MISERICÓRDIA)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

セナド広場に建つ建物の中でも一際目立つ白い建物が仁慈堂です。仁慈堂とはポルトガルのレオノール女王が作った慈善福祉団体のことですが、現在は公証役場として使用されており、中には博物館もあります。博物館にカトリックに関するものが展示されています。

 

☆ 聖ドミンゴ広場 (LargodoSãoDomingos)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

波上の石畳が特長です。広場の周りには若者向けの店やファストフード店などたくさんのお店が立ち並び、観光客だけでなく多くの地元の人で賑わっています。

 

☆ 聖ドミンゴ教会 (IGREJA DE S.DOMINGOS)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

聖ドミンゴ広場に面してあるのが聖ドミンゴ教会です。クリームイエローの建物に緑の美しいドアが特徴的な教会で、バラ教会とも呼ばれています。1587年にメキシコのドミニコ会の宣教師によって建てられています。毎年聖ドミンゴ教会から聖母像をベンニャ教会まで運ぶ「ファティマの巡礼」が行われることでも知られています。

 

☆ 大堂 (CATHEDRAL)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

「カテドラル」と呼ばれる、日本の戦国時代に建てられた大聖堂で、マカオのカトリック教会の中心的役割を担っています。元は木造でした。しかし台風などに伴う劣化で度々改修されています。中には美しいステンドグラスがあり、聖オーガスティン教会で行われる「パッソスの聖体行列」はここまでやってきます。

 

☆ 大堂広場 (Largo da Sé)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

大堂の前にある広場です。ポルトガル式タイルのアズレージョが敷き詰められ、ベンチでゆっくり過ごすことができます。中央には装飾の美しい噴水があり、地元民の憩いの場としても愛されている広場です。昼間だけでなく夜にも美しい幻想的な風景を見ることができます。

 

☆ 盧家屋敷 (CASADELOUKAU)

【マカオ】世界遺産30ヶ所! 観光名所すべてを歩いて巡るための徹底ガイド

 

元は中国広東省生まれの盧華紹という商人の家として1889年に建てられました。外観はレンガを使った中国の伝統的な建物ですが、内観は西洋のデザインや風水を取り入れたデザインになっています。今はギャラリーとなっており、中国伝統手芸のワークショップなども体験することができます。

 
 

 

おまけの情報

 

え〜、おそらく、

「世界遺産」に翻弄され、疲れが出てきている頃だと思いますので (笑) 、ここらでちょっとだけ散策エリアを変えてみてみましょう!

 

★ 異国情緒溢れる「タイパ・ビレッジ」

1887年から長〜いことポルトガルの植民地であったマカオ。約500年もの間ポルトガル人が居住していたこともあり、夜のタイパは特に異国情緒を感じられるエリアとなっています。

表通りから一本道を入るとパステルカラーの家並みが続きます。
 

★ 注目の新エリア「コタイ地区」

このエリアには、例えばイタリアのヴェネチアをイメージしたショッピングモールがあり、実際ゴンドラに乗ることもできます!

大型複合リゾート「ヴェネチアン・マカオ」

最新のリゾート施設が次から次へとオープンしている「コタイ地区」は、埋め立てによって登場した今大注目のエリアです。目が離せないエンターテインメントスポットがたくさんあるんです!

 

シティ・オブ・ドリームズ(City Of Dreams)

「シティ・オブ・ドリームズ」はクラウン・タワーズ、グランド・ハイアット・マカオ、ハード・ロック・ホテルの3つが含まれる大型複合リゾートで、「ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」という構想5年、リハーサル2年、総制作費20億香港ドル以上が費やされた比類なきエンターテイメントショーを楽しむことができます!

 

★ マカオタワーで世界一のバンジージャンプに挑戦!

マカオで一番高い建物でありランドマークでもあるマカオタワーは、食事や3D映画、ショッピングも楽しめる複合施設となっています。展望台として昼夜問わず人気です。

バンジージャンプ好きな方にとっては朗報です!

 

マカオタワーからのバンジーは、商業施設からのバンジーとしては世界一!高さはなんと233m!落下速度は時速200km!

「飛び降りるのはちょっと…」という方には、「スカイウォークX」というアトラクションがオススメです!これは手すりも壁もない展望台の外周を歩くものでスリル満点です!