ジャカルタ生活を検討中の方に必要な基本情報

インドネシアの首都ジャカルタで暮らすとはどういうことなのでしょうか?まず、アジア諸国へ赴任になった人が一番気になるのは「治安」の問題でしょう。

その点、一見治安の悪そうなジャカルタですが、殺人事件の発生率からするとジャカルタは東京に比べ低いそうです。

 

とはいえ、スリや投石被害、賄賂をたかる警察官、反対車線を走るタクシーなど、様々な点でカルチャーショックを受けるかもしれません。

そして、ここジャカルタでは就職する際にコネや裏金的なものが必要…悲しい現実ですね。

 

 

ジャカルタ生活を検討してみると…

そもそも、インドネシアで暮らすことを考えると首都のジャカルタかバリ島の二択になると思います。

街かビーチリゾートか。ここではジャカルタを検討している方に様々な情報を提供していきますね。

 

住み心地に関して言えば、交通インフラが弱いことは一つのネックになるかもしれません。電車は混み合うし市内の渋滞はひどい何てもんじゃありません…

ジャカルタの交通渋滞

ただ、渋滞に関しては東南アジアの首都ならどこも同じ。立地的に便利な場所にあるコンドミニアムを選び、徒歩で基本的な用が済むようにするのが「ジャカルタで上手に暮らすコツ」なのかもしれません。

 

もう一つ、空気が悪いことも問題です。

喘息など呼吸器系疾患のある方にはオススメできません。ただ、これに関しても10年後には改善されているかもしれません。電車の路線が増え、排気ガス排出量の少ない車に変わっていけば…

 

経済成長はまだまだこれからなので、そう考えると、今すぐ住むと言うよりは将来的な選択肢の一つとして考えておこう!そう思います。

親切な国民性はとても素敵ですし、もう少しインフラが整備されれば、より暮らしやすい国になるのではないでしょうか。将来の可能性に期待しておきましょう!

 

…と個人的には「将来に期待する」結果となりましたが、現状の賃貸住宅事情についても少しお伝えしておきましょう。

インドネシアの地図

 

 

ジャカルタの「コス」

ジャカルタの「コス」や「アパートメント」は家具や家電が標準装備で食器などが付いている部屋が多いため、即日入居可能な状態となっています。ただ、実際に物件を見てみると賃料は決して安くありません。

ところで「コス」って何?

「コス」とは、日本で言うところのシェアハウスで、一戸建ての個室 (シャワー・トイレ付き) を賃借し、共同キッチンを利用するスタイルです。

中にはプール付きの物件もありますし、1か月単位でも賃借可能なので、短期滞在も可能なお気軽住宅と考えていただければと思います。引っ越し楽チン!安いお部屋は月2万円以下!

 

料金体系は分かりやすく、基本、家賃の中に電気代やWi-Fi利用料、洗濯物(1日2点まで等)、室内清掃、ケーブルテレビなどが含まれています。

近頃は、24時間警備や監視カメラ、キーカードなど、セキュリティ面も充実してきていますよ。

ジャカルタの賃貸住宅コス

 

…と、ここで、私が実際に見てきた「コス」物件をいくつか簡単に紹介しておきましょう。

 

物件①

市内一等地の生活に便利な場所にある築20年ほどの建物をリフォームした物件。25㎡程度で月385万ルピア(約3.2万円)でした。賃料交渉はまだまだ可能そうで、交渉言語は簡単な英語で問題なし。

内装はとてもきれいで、共同キッチンや共有施設は開放的。トイレ & バスルームはユニット式で日本のビジネスホテルのイメージです。問題なし。ただ、台所がオープンスペースになっていたので、蚊の多い時期には結構つらいかもしれません。

 

物件②

こちらの物件も一戸建てを小さな間取りのお部屋に区分賃貸しています。部屋によって窓があるもの、壁しかないものがあります。平米数は同じ25㎡程度で、窓のない部屋だと360万ルピア(約3万円)。

建物は比較的新しく、オーナーさんの人柄も良し。複数物件を見る中で、管理人の人柄等によってセキュリティ面やサービスの質に大きな違いがあるように見受けました。コスを借りる際には重要なポイントとなるでしょう。

 

物件③

築数年の新しい物件で、賃料は400万ルピア(約3.3万円)。机と冷蔵庫はやや小さいものの、部屋の内装や通路がすごくキレイで、3階の角部屋というのがGood!

ジャカルタのおすすめコス設備

この物件は、屋上の共有スペースが圧巻でした。暑いかもしれませんが、ジャカルタ屈指の大通りであるスディルマン通りの高層ビル群を一望できます。

クレジットカード払いも出来るので、賃料を払うことでマイルやポイントも貯められるでしょう。

周辺には商店やレストラン、高級マッサージ店、タクシー乗り場などがあり、生活に支障はなさそうです。

ジャカルタの「アパートメント」

インドネシアのアパートメントは、タイで言うところのコンドミニアムに相当する住宅です。賃料はコスより高めですが、プールやフィットネスジムなどがついています。

アパートメントも数件見ましたが、部屋のランクはコス以上。

一方で、セキュリティに関しては意外にもコスの方が充実してそうです。各フロアに監視カメラを設ける等、同じ建物内に住む人間同士のトラブルを避けるため、という配慮が強いのでしょう。

 

駐在ではなく現地採用や留学生としてジャカルタに入る場合、最初の滞在先は契約期間の短いコスという選択肢が基本。

ただし、警備員による盗難などもあるようなので物件選びは慎重に!あとはあなた自身の強運を信じましょう!

ジャカルタの生活

 

 

海外就職先としてジャカルタは有りか無しか

近年はタイ同様、インドネシアでも在留日本人が増加しています。サウスジャカルタには日本人学校もあるほどです。

地下鉄開発などインフラ整備が次々と進み、ただでさえ多い人口が今後さらに飛躍的に増加する予定のジャカルタは、タイ・バンコクのようなアジアの大都会好きな方にとっては住みやすい都市だと思います。

海外就職先の一つとして、面白いのではないでしょうか。

 

 

まとめ

駐在員など、それなりに収入のある仕事に就くことができれば、広い家にお手伝い (メイド)さんや運転手さんを雇ってセレブのような暮らしをすることだって可能です。

ただ、殺人事件は少ない?ものの、犯罪全般に関して言えばやはり日本よりは安心できない環境にあるので、必要以上にセキュリティに気を遣うことが求められます。生活の行動範囲も限られてしまいます。

 

あとは…とにかく渋滞が酷いので朝は早起きが求められるでしょう (笑)。食べ物は基本、中華料理が美味しいのですが、インドネシアはイスラム教の国なので豚肉の代わりに鶏肉を使っています。

なので、豚肉好きな方にはちょっと辛いかもしれませんね。

 

日本食レストランの味はまあまあですがイタリアン料理はどちらかというとまずいので、イタリアン好きな方にも辛いところです (笑)。

フルーツはズバリ美味しいでしょう!

インドネシアのフルーツ

 

最後に、

休みの日などはテニスや水泳、ゴルフなどのスポーツを楽しむことができますが、ジャカルタは基本観光地ではないので見るところはあまりありません。

あとは…テロのことも少し念頭に置きつつ、これからのジャカルタに期待しましょう!デング熱やマラリア、アメーバ赤痢などの病気にも注意してくださいね。

 

それでも

どうしても今のジャカルタに行かなくてはならない方!そんなに心配しないでください。十分満喫できると思いますよ。ポジティブな気持ちで安心して行ってらっしゃ〜い!

 

それでは!

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