クアラルンプールから日帰りで行ける高原リゾートカジノ施設



世界には様々な場所に「カジノ」があります。そのうちの一つが東南アジアの雄マレーシアにもあるんです!

 

マレーシアと言えば多民族のイスラム国家・・・

マレーシアと言えば美しい島々 & ビーチ・・・

マレーシアと言えば植民地時代の面影漂う港町・・・

マレーシアと言えば山岳地帯 & 高原・・・

 

そんなイスラム国家のマレーシアにも政府公認の「カジノ」があるんです。それもたった一つだけ。それは「カジノ・デ・ゲンティン」です。首都クアラルンプールから車で約1時間、、、そこからさらにロープウェイに乗って15分 (直通バスもあり)。

この「カジノ・デ・ゲンティン」は標高1700mのゲンティン・ハイランド (高原) にあるため、熱帯マレーシアの中で特に涼しくて過ごしやすい避暑地として重宝されています。

 

ゲンティン・ハイランドとは

「マレーシアのラスベガス」とも称されるこの高原リゾートには、シンガポールや中国など、アジア各国から多くの観光客が訪れています。標高が高いため、気温は1年を通して14〜25℃と涼しく、この高原自体が雲に隠れることも多いのだとか。

 

 

ゲンティン・ハイランドのホテル

ゲンティン・ハイランドで最も大きなホテルは、ファースト・ワールド・ホテルです。派手な色調の外観が特徴的で、客室は6000室以上もあります。部屋はとても簡素ですが、その分料金は日本のビジネスホテル並みとリーズナブル。「カジノ」遊びがメインであれば、部屋のゴージャスさにはそれほどこだわらなくてもいいのではないでしょうか。

ほかにも、リゾートホテル・ゲンティンハイランド、アワナ・ゲンティン・ハイランズなどのリゾートホテルがあります。中国の旧正月や国慶節などの連休シーズンは大変混み合いますので、予約はお早めに。

 

 

「カジノ・デ・ゲンティン」はこんなとこ

カジノは各ホテルと通路でつながっています。2フロアしかありませんが、かなり広いです。ドレスコードは特になく、ジーンズでもOK (サンダル履きは不可)。

24時間営業で、テーブルゲームでは定番のルーレットやブラックジャック、バカラなどができるほか、お手軽なスロットマシンも楽しめます。平日の昼間でも人がいっぱいで、かなりの賑わいをみせています。客層は中国系やインド系がほとんどで、(イスラム教徒は賭け事をしてはいけないので) 地元マレーシア人はカジノでは遊びません。

 

 

家族で楽しめるテーマパークも充実

家族 (ファミリー) でこの大型高原リゾート地に滞在し、お父さんはカジノ、お母さんと子供たちはアミューズメントパークで遊ぶ…なんてことも可能です。もちろん、イスラム教徒のマレーシア人たちは賭け事をやらないので、家族で泊まってもカジノはせず、代わりにみんなで屋内外にあるテーマパークで遊んでいます。

屋外テーマパークには、ジェットコースターやフリーフォール、ダイナソーランドなどのアトラクションがあります。屋内テーマパークでは4Dシアターやスカイダイビング体験ができる「ゲンティン・スカイアドベンチャー」、建物の中を走り抜けるジェットコースターなどが大人気!

家族でのんびり、お父さんはちょっと抜け出してカジノで遊ぶ、というのもいいでしょう。

 

 

おわりに

ラスベガスやマカオ、シンガポールを筆頭に、IRと呼ばれる統合型のカジノリゾートが隆盛を極めています。おそらく近未来の日本にもカジノリゾート施設が建設されることでしょう。

その前に、「世界で唯一雲の上にあるカジノ」に足を運んでみませんか。ちなみにゲンティン (Genting) は中国語で「雲頂」と書きます。ショッピングモールやゴルフ場も併設されているので是非。

最後に、カジノは2フロアあると書きましたが、これにはドレスコードのない大衆向けフロアと、ドレスコードのある上級フロアがあります。悪しからず。。。