ある国のアンケート調査では、「世界で一番行きたい国」ランキングの第1位に選ばれたこともあるラオス。それだけ魅力的な国ということです。心優しさと慎ましさ。。。心落ち着く仏教国。。。
内陸国で、「東南アジア最後の桃源郷」とも呼ばれています。そこで今回は、そんなラオスの「基本情報」「人気観光スポット」「ベストシーズン 」などについてまとめてみました。

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◉ 正式名:ラオス人民民主共和国
(ASEANに加盟している共和制国家です)
◉ 首都:ヴィエンチャン
少数民族のかわいい洋服や雑貨が目白押し!
◉ 人口:約700万人
◉ 面積:日本の本州ほど
川が多いラオス。ラフティングやチュービング (浮き輪で川下り) 、洞窟観光などのアクティビティが充実しています。
◉ 公用語:ラーオ語
◉ 独立:フランスから (1949年)
せっかくなので、こんなゲテモノ料理にも挑戦してみてね ☆
◉ 通貨:Kip (キープ or キップ)
(1円 = 約75キープ)
◉ ビザ:(短期旅行では) 入国にあたってビザは必要ありません。
◉ 物価:経済発展してきてはいますが、まだまだ安い!
◉ 治安:治安は悪くありませんが、地域によっては危険レベルが2になっているところもあります。事前にチェックしておきましょう。

《続きを読む》 ラオスは南北に長い国ですが、全体的に10〜3月が観光のベストシーズン と言えるでしょう。中でも乾季の11〜2月がベスト!この時期のヴィエンチャンやルアンパバーンでは最高気温が30℃を下回り、朝晩は15℃前後まで冷えるので快適に過ごすことができます。
🔴 ビエンチャン (首都)

メコン川沿いに広がるラオス最大の都市ビエンチャン。1560年にルアンパバーン から遷都され、現在はラオスの政治 & 経済の中心地となっています。
市街地にはフランス植民地時代の名残でアジアと西欧文化の融合が見られます。おしゃれなバー & カフェもたくさんあります。
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① タートルアン寺院

遷都後の1566年に建立されたラオス仏教の最高峰とされる寺院です。タートルアンとは「大きい仏塔」という意味で、その名の通り高さ約45m、一辺約85mもある巨大な黄金の仏塔なんです。
毎年11月には「タートルアン祭り」として1週間にもおよぶ仏教行事が執り行われ、周辺には屋台が立ち並び、大変な賑わいを見せます。
② パトゥーサイ

戦死者慰霊のためにパリの凱旋門を模して建造されました。扉や門を意味する「パトゥー」と勝利を意味する「サイ」が組み合わさってこう呼ばれるようになりました。上に登って市内を一望することもできます。
③ ワット・シーサケット

1551年の建立と伝えられるヴィエンチャン最古の仏教寺院です (現在の建物は1818年に建設されたもの)。ここには6840もの仏像が安置されています。戦争によりその多くの仏像から宝石や金細工などが持ち去られてしまっていますが、そのまま残されているものもいくつかあります。
これらの仏像はその多くがベトナムの影響を受けたラオ様式のものですが、瞑想する仏陀の光背に多頭のコブラが用いられたクメール様式の仏像や、典型的なルアンパバーン様式の仏像の姿も見られます。建立当時のままの姿を今に残す、何とも神秘的なお寺です。
④ ワット・シームアン

16世紀に建造された、ヴィエンチャンで最も参拝客の多い寺院です。ここには、若い妊婦さんが自ら人身御供となって穴に飛び込んだという伝説が残っており、そのため「願いが叶う寺」として (特に女性に) 人気があります。
⑤ ワット・シェンクワン

ヴィエンチャン郊外にある別名「ブッダパーク」と呼ばれているお寺です。ワット (寺院 )という名前が付けられていますが、様々なコンクリート製の仏像が集められた公園のようになっています。
中にはヒンズー教の神像もあり、不思議で奇妙な彫刻の数々に目を奪われます。また、仏像のほかにも天上界、地上、地獄を表現した3層の建物があり、屋上からパーク全体が見渡せるようになっています。
タイ & 日本からラオスの首都ビエンチャンへの行き方
🔴 ナムグム・ダム (巨大な人工湖)

《続きを読む》 ヴィエンチャンの北90kmの場所にある巨大な人工湖です。この「東南アジアのバッテリー 」 (水力発電所) とも言われているナムグム・ダムには小島が点在しており、ボートで渡ることもできます (1971年、日本が建設)。
ちなみに、首都ヴィエンチャンにはラオス発展の大きな力となった「ナムグム・ダム・プロジェクト」で命を失った日本人たちのお墓があります (ボート転覆により日本人技師数名が死亡)。
🔴 ヴァンヴィエン (ラオスの桃源郷)
川が多いラオス。ラフティングやチュービング (浮き輪で川下り) 、洞窟観光などのアクティビティが充実しています。 《続きを読む》 ヴァンヴィエンは、ヴィエンチャンの北160km、ヴィエンチャンとルアンパバーンのちょうど真ん中辺りにある、蜂の巣のようになった石灰岩の岩山やソン川の清流が美しい風光明媚な村です。
近年ではここを訪れる観光客も増え、ホテルなども多く見られるようになってきました。特に何もせずのんびりと過ごす観光客もたくさんいますが、タムジャンという鍾乳洞が有名なのでそこを訪れてみるのもいいでしょう (上写真のような川遊びも楽しいですよ)。
バックパッカーが沈没しやすい国・地域【まとめ】
🔴 ルアンパバーン (古都)
写真は近郊の村の風景です ♡ ブルー & グリーンが美しすぎる!ルアンパバーンは1353年から約200年にわたりランサン王国の王都として栄えた場所です。メコン川とカーン川の合流地点に位置し、山々に囲まれた緑豊かな町です。
町全体が世界遺産に登録されており、東南アジアならではののんびりとした風情とどこか南欧的な雰囲気があいまって、唯一無二の魅力を醸し出しています。
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① ワット・シェントーン

屋根が軒に向かって低く流れるように作られているルアンパバーン様式の寺院で、ラオスで最も美しい寺院と言われています。豪華でありながらも、落ち着いた優美な佇まいは、どこか日本のわびさびに似たものを感じさせます。
② プーシーの丘

ルアンパバーンのメインストリート(サッカリン通り)にある約150mの小さな丘です。ちなみにプーシーの丘とは「仙人の山」という意味です。2人の仙人が神に導かれてこの山にやってきて、ルアンパバーンの街を作った…という伝説からこの名がつきました。
おすすめは夕方!赤く染まったルアンパバーンの景色は一見の価値ありです (ふもとから丘の頂上までは、階段を約10分くらい登ったくらい。ちょっとした運動にピッタリです)。
③ クアンシーの滝

ルアンパバーン市街地から車やトゥクトゥクで約1時間。幾層にも分かれた神秘的かつエメラルドグリーンの滝壺がとても美しく、このユニークな光景は観光客に大人気!滝つぼでは遊泳可能なため、のんびりと木漏れ日の下でスイミングを楽しむ人も多く見られます。
ゲートを入ってすぐのところにはツキノワグマの保護センターがあり、ツキノワグマを見ることができます。
④ 托鉢
夜明けに僧侶たちが練り歩く托鉢の光景はあまりにも有名です ☆オレンジの袈裟に身を包んだ修行僧が喜捨を求めて町を練り歩く托鉢はルアンパバーンの朝の名物となっています。ルアンパバーンの托鉢はラオスの中でも規模が大きく、いくつもの托鉢の列が交差する光景が見られます。
⑤ ナイトマーケット

毎日夕暮れどきになると賑わいを見せるのがナイトマーケットです。売り手の多くは「モン族」(少数民族) で、彼ら独自のカラフルなデザインの雑貨をはじめ、ユニークな魅力溢れる品物の数々が驚くほどのお手頃価格で手に入ります。
高齢者 & 赤ちゃんに優しい観光地ラオスのルアンパバーン

ルアンパバーンはかつての王都で、美しい街並みと歴史的建造物の数々が今に残っています。昔ながらの生活が織りなす雰囲気を感じながら、街歩きをお楽しみください。
他にも、パークウー洞窟やコンロー洞窟など、鍾乳洞好きの方には是非足を運んでほしい場所がいくつか点在しています。
乾季には、国花チャンパー(プルメリア)が街のいたるところで咲き誇り、雨季には、一斉に芽吹く木々と田植えの苗の緑に満たされています。
5カ国と国境を接した多様な民族がメコンの恵みに支えられ、独自の文化を育んでいます。経済的にはけっして裕福な国ではありませんが、慎み深く寛容なラオスの人々と触れ合うとき、あなたの心は静かに癒されていくことでしょう。