ツアーで北朝鮮旅行 Day2



今日は北朝鮮旅行の2日目です。ふと思ったのですが、北朝鮮では興味のある被写体は観光地にではなく「移動中のバスの中からの景色」だったりします。ブレないようにしないといけませんね!

しかしながらインフラが整っていないため、郊外のみならず平壌市内であっても場所によっては道路の凸凹がひどいもんです。

 

いざ板門店へ!

それはさておき、今日は『板門店』に行きます。現在「朝鮮戦争」は休戦中ですが、その最前線である軍事境界線 (38度線) にあるのが『板門店』です。板門店までは、平壌からバスで南下して3時間ほど。つまらない景色が続きます。

途中で立ち寄ったサービス・エリア?でソフトドリンクを飲んでみると、どうやらシンガポールで生産されたものが数カ国を経由してようやく北朝鮮にやってきた一品…のようです。

 

そして当然のごとく売り子のお姉さんの胸にはキラリと光る「金日成バッジ」。

それにしても、来てはみたものの正直『板門店』には興味が湧きません。案内人の軍人さんがいろいろ説明してくれていますが、全く興味なし。漠然とこの風景を眺めているだけで十分です。

 

 

北朝鮮から望む韓国の『自由の家』。一方で、韓国側からは北朝鮮の『統一閣』が見えることになります。わかりやすく言うと、地面がコンクリートなのが北朝鮮領で
砂利になっている方が韓国領です。

建物の陰から、韓国兵が半身を出してこちらを見つめています。

 

意識を建物の中に戻すと、北朝鮮軍人の説明がそれぞれのツアー団体に通訳され、英語・中国語・スペイン語などが飛び交っております。

ちなみに、建物内であれば軍事境界線を越えることができるので、韓国側から北朝鮮兵をパチリ…なんてこともできます。

 

 

万景台学生少年宮殿へ

万景台学生少年宮殿

板門店から平壌に戻る途中、開城(ケソン)でランチを済ませた後、いざ「万景台学生少年宮殿」へ!ちなみにここは、「平壌市内の学生少年たちのための課外活動の場」…です。

文化・芸術・歌・ダンス・スポーツなど、多岐にわたって教育が施されている場所です。

 

 

 

 

 

つまり、何かしらに才能のある子供たちが放課後にやって来て、スポーツや芸術などの英才教育を受けるところなんです。「宮殿」と名乗るだけあって立派な建物です。外国人に、「どうだ!子供たちのためにこんなにも充実した施設を提供しているんだぞ!」と言わんばかりです。

旅行者は、各教室をまわって見学することになります。 その後は、劇場で芸のお披露目コンサートが開催されます。実際、凄いパフォーマンスです!選び抜かれた天才少年少女たちが修練を積んだ技!興味のある方は必見です!

久しぶりに鳥肌を立ててみたいという方は是非!

 

 

まとめ

え〜、2日目は「板門店」と「万景台学生少年宮殿」を見学してきたわけですが、夜は相変わらずお酒です (笑)。今宵はちょっぴりカジノも楽しんでみました (大勝ちすると拉致られるかもしれないのでほどほどに…)。

 

最後に、ガイドについて少し話しておきましょう。

北朝鮮では、どんなツアーに参加しても必ず2人のガイドさんが付くようです。おそらく、相互に監視する意味があるのかもしれないですね。我々旅行者に洗脳されないように…

 

間違っても、「ガイドさんを逆洗脳してやろう」などとは思わないでくださいね!