タイ (中でも第2の都市チェンマイ) で部屋を借りる場合、良質物件 (清潔かつ広い) を日本の1/3以下の価格でスピーディに契約することができます。しかもビザなしで。これって日本人の感覚では絶対にあり得ないことです。
先日私が内覧したコンドミニアム (ワンルーム) は、「チェンマイの南青山あるいは代官山」とも言われているニマンヘミン通り沿いにある好立地の物件です。
ワンルームとは言え、こんなおしゃれな場所にきれいな部屋で月2万円以下だなんて誰が信じることができるでしょうか?
もちろん、ニマンヘミン通り付近のエリアはとても人気があるので、良い物件はなかなか空いていません。素敵な物件を見つけたら、入居日を伝えてすぐに予約しておきましょう (予約料はたったの200バーツ)。
コンドミニアムは月単位で契約しよう
日本と違って、タイでは多くの駐在員や観光客相手のためか、賃貸契約は月単位が一般的になっています。しかも契約はシンプルかつスピーディ!お金とパスポートさえあればビザなんて必要ありません。
日本同様、契約時にはデポジット (敷金) を1〜2ヶ月分払う必要があるのですが、これは後日全額返金されます (ただし、中途解約すると返金されないケースも)。兎にも角にも「賃貸契約は月単位が一般的」だということは覚えておきましょう。
中長期滞在者のための住まい
タイでは、1ヶ月 (以上) 滞在者のためのコンドミアム (アパート)がとても充実しています。月に1〜2万円ほどの安さでもホテル並みにきれいな部屋に滞在できるんですから本当にありがたい街ですねー。
それでは、コンドミニアム以外の宿泊先をみてみましょう。
まずはじめはこれ ↓
チェンマイは (バンコクと比べると) 企業駐在員が少ないせいか中長期滞在型のサービスアパート (ホテル並みのサービスを提供してくれるアパート) があまり多くはありません。
その代わり…といってはなんですが、多くのホテルが1ヶ月単位の長期宿泊料金を設定しています。なので、3ヶ月くらいまでの中期滞在であればホテル暮らしもアリです!
ただし、(単身ではなく) 夫婦や家族で生活する場合には、やはり簡単な自炊ができるコンドミニアムの方が良いでしょう。
チェンマイには、日本人が快適な生活を送れるようなコンドミニアムがいくつかあり、通いの家政婦 (メイド さん) を雇うこともできます。
(もしも年単位の滞在を考えているのであれば、市街地近郊のムーバーンと呼ばれる新興分譲住宅地に家を借りてもいいでしょう)
さて、以下では「ホテル暮らし」と「コンドミニアム暮らし」を比較してみていきましょう ↓
ホテル暮らし
チェンマイ市内の多くのホテルは、1ヶ月単位の契約に快く応じてくれます。ホテルなので、「清掃」「シーツ交換」「光熱費」などに気を遣う必要はありません (とっても楽チン)。
どこのホテルに滞在するかは「予算」や「滞在期間」などにも依りますが、立地はとても大事ですね。どんな生活を送りたいのかよく考えてから決めましょう!
仮に1ヶ月程度の短期滞在であれば、旧市街地かナイトバザール周辺の繁華街がオススメです (観光の拠点として便利)。
一方で、1ヶ月以上の滞在ならばニマンヘミン通り沿いがGood (ナイトバザール近辺は観光客相手のエリアなので、郊外 & 騒音がひどい)。おしゃれなカフェやショップが多いニマンヘミンが断然オススメです。
コンドミニアム暮らし
日本で言うところのマンション or アパートをタイではコンドー(コンドミニアム)と呼びます。チェンマイにはたくさんのコンドミニアムがあります。
タイ人向けの安い物件は炊事禁止のところが多いのですが、外国人向けの中高級物件はキッチンが付いているところも多く、家族での長期滞在にとっても便利です。ただし、こうした中高級物件は3ヶ月以上の契約者を優先する傾向にあります。
コンドミニアム選びのポイント
① 費用
相場を踏まえて、まずはだいたいの予算を決めておきましょう。
② エリア
どのような環境のエリアに住むかはどんな生活スタイルを取るのかで決めるとよいでしょう。車 & メイドさんのある生活ならば、市内中心部に住む必要はありません。空気や環境の良いエリアがベター!
ただし、自家用車のない方は交通の便が良いところでないと厳しいでしょう。
③ 設備
バスタブの有無、お風呂のお湯、エアコン & wi-fiの具合などを契約前にきちんと確認しておきましょう。
④ 日当たり
タイでは、日当たりがよいのはデメリットです。多少暗くても、日差し (西日) が直接入らない部屋を選ぶべきです。併せて、最上階も避けましょう。強烈な日差しが屋上から熱となって部屋へ伝わってきて大変なことになります。
⑤ 住人
ご近所付き合いがなくても、近隣住人の善し悪しは大事です。廊下にゴミ出しっぱなしの部屋があったり、大音量を響かせているような部屋があるとそれだけでもう最悪です。
併せて、部屋の壁の厚さもチェックが必要です。
まとめ
駐在員、現地企業勤務者、起業家など、タイに中長期間滞在している日本人の多くはコンドミニアムを借りて生活しています。
そうでなくても、1〜3ヶ月程度の滞在を検討している旅行者であればコンドミニアムを検討してみましょう (バンコクなどと比べると格安で本当にお得ですよ)。
最後に、部屋選びの注意点をもう少しだけ…
川の近くは蚊が発生しやすいのでできれば避けましょう!セキュリティ & 大家がしっかりしていると尚良いです。近くに大学があれば「物価が安く」「治安が良い」傾向にあるということも覚えておきましょう。
それでは☺️