タイ人は基本的に「お腹が空いた時」が食事時です。タイの屋台は懐が深く、ご飯・麺・惣菜・ドリンクをそれぞれ別のお店で注文し、持ち込んで食べても構いません。
ビニール袋に詰めて買ったカレーなども、お店の人に頼めばお皿まで用意してくれます。持ち込みも持ち帰りも全て問題なし!…なのです。
マイペンライ (大丈夫)
また、デパートにあるクーポン食堂なら、まず窓口でクーポン券を購入し、各ブースでリュリを注文します。余ったクーポン券は当日中であれば監禁、いや、換金してくれます。
しかし、タイ人はあんなにも辛いものをよくも平気にガツガツと食べられるものです。「辛〜い料理で汗を流し、甘〜いデザートで心と体を元気にする」らしいのですが…
皆さんはくれぐれも食べ過ぎないように注意しましょうね。
さて、ここでは、タイ旅行に行ったら一番の楽しみでもある食を思いっきり楽しむために、基本的な「タイ料理の注文の仕方」を紹介したいと思います。
基本中の基本ですのでしっかりとついてきてくださいね!
まず、タイの麺には基本「太麺」「細麺」「極細麺」の3種類があります。
《麺の種類》
・太麺 (セン・ヤイ)・・・10〜15mm
・細麺 (セン・レック)・・・1〜3mm
・極細麺 (セン・ミー)・・・0.5〜1mm
麺の太さにこだわりがあるのであれば、まずはじめに「麺の種類」を店員に伝えましょう。
次に、「スープあり」(ナーム)か「スープなし」(ヘン) かを選びます。
最後はトッピングです。
これは種類がたくさんあり、全ての具材をタイ語で覚えておくのは大変かもしれませんので、現物を見ながらの指差し指示でいいと思います。
一応参考までに、いくつか基本的な具材のタイ語を以下に記しておきますね。
《トッピング3種》
・ワンタン・・・キャオ
・焼き豚・・・ムーデーン
・練りもの(つみれ・かまぼこ類)・・・ルークチン
そして、素材を覚えておくと便利ですね
《素材》
・牛肉・・・ヌア
・豚肉・・・ムー
・鶏肉・・・ガイ
・内臓・・・クルアン・ナイ
・魚・・・プラー
・エビ・・・クン
・カニ・・・プー
・イカ・・・プラームク
・貝・・・ホイ
・卵・・・カイ
・米・・・カオ
・もち米・・・カオニャオ
・唐辛子・・・プリック
最後に調理法を覚えておきましょう。ここまで出来ればいつでも食べたいものを食べたいように注文することができます。
屋台やレストランでの食事が一層楽しくなりますよ
《調理法》
・炒める・・・パッ
・焼く・・・ヤーン
・揚げる・・・トート
・煮る・茹でる・・・トム
・混ぜる・・・ヤム
・蒸す・・・ヌン、オップ
・生で・・・ディップ
・汁物・・・ケーン
いかがですか?これで少しは「タイ語で料理を注文」できそうじゃないですか?
例えば、世界的に有名なタイの極上スープであるトムヤムクンは、トム (煮て) ヤム (混ぜた) クン (エビ)、という意味なんですね。
こんなことがわかってくるだけで食事がグーンと楽しくなっちゃいますよね
さあ、ここでもう一つ!タイの屋台に行けば必ずテーブルに置かれているコレ…

一応覚えておきましょうかね
《卓上調味料 (クルワンポン) 》
左奥から時計回りに「粉唐辛子 (プリックポン)」「ナムプラー」「酢と唐辛子 (プリックソム)」「砂糖 (ナムタン)」です。
※ 基本、麺料理は味付けされていませんので、自分の好みで調味料を入れて仕上げましょう
屋台でこれを覚えておくと便利な「簡単短文」を3つ紹介して終わりにしますね。
① 「これください」・・・アオ・アンニー
② 「辛く (甘く) しないで」・・・ヤー・タ・ハイ・ペッ (ワー)
※ ヤー = Don’t
③ 「パクチー入れて (入れないで)」・・・(ヤー)・サイ・パクチー
それでは