ダラットは、ベトナム中南部のランビアン高原に位置する近年人気の観光スポットです。1897年、フランスの植民地だった時代にはフランス人の療養地として重宝されていました。
冷涼な気候を生かして、野菜や花の栽培を行っているのもダラットの特徴です。というわけでさっそくダラットのおすすめスポットを紹介していきましょう!
🔵 気候
《続きを読む》常夏の気候として知られるホーチミンは平均気温30度を下回ることのない、これぞ東南アジアという都市なのですが、ここダラットは標高の高い高原地帯に位置するため、年間を通して平均気温は18〜23度。ベトナム人にとっての避暑地なのです。
基本的には1年中いいのですが、4〜12月が乾季で雨が少ないのでベストシーズンと言えるでしょう。
🔵 特産品
《続きを読む》アーティチョーク、いちご、ネムルイ、バインドック、鹿肉、そしてワイン、花などがここダラットでは有名です。
せっかくなので、現地に行ったらアーティチョーク鍋やウサギ肉、ヤギ肉などもご賞味あれっ ♡
🔵 旅の必需品
《続きを読む》長袖の服と虫除けスプレーは持参した方がいいでしょう。いくら涼しくても、ホテルの中でも、蚊はいます。デング熱などの心配もありますので、必ず持参するようにしましょう。
🔵 ホテル事情
《続きを読む》ダラットには、ハノイやホーチミンのような高級ホテルはほとんどありません。滞在ホテルは中級ホテルかヴィラのような個人経営のホテルとなります。せっかくここに来たのだから、たまにはバックパッカー気分で現地で宿探ししてみるのもいいかもしれません。
🔵 ダラットの歩き方
《続きを読む》ダラットにはいたるところに坂道があり、起伏が激しくなっています。近い距離であっても、徒歩ではかなり疲れることもあります。
そこでダラット散策にオススメなのはバイクか自転車をレンタルすることです。レンタル屋さんはどこにでもありますし、1日レンタルで500円程度。もちろん、町中にはタクシーも走っています。
🔴 西洋風の建物
《続きを読む》ダラットはフランスの統治下だった影響をもろに受けており、その名残は現在でも色濃く残っています。そこでオススメは、建ち並ぶおしゃれなカフェを巡ってみること。
「東洋のパリ」と称されるベトナムの中でも、ヨーロッパ気分を存分に味わうことのできるダラットを心ゆくまでお楽しみください。
《 中央エリア 》
🔴 ダラット市場
《続きを読む》中心部にあり、名実ともにダラット最大の市場です。3階建てになっていて、とても大きな市場なんです。食材が揃う1,2階では、1kgあたり400円ほどの破格ぶり。
特に有名なアーティチョークは、お茶にして飲んだり鍋に入れて食事にしたりするといいと言われています。とにかく健康にいいんです。また、キウイなどのドライフルーツも有名です。
フルーツや野菜など、新鮮なものには目がないという方はぜひここで堪能してみてください!夜になると、この界隈でナイトマーケットが開催されますので、滞在中は何度もお世話になるスポットとなることでしょう。
🔴 スアンフーン湖
《続きを読む》ここの芝生では、若いカップルがよくイチャイチャしています (笑)。微笑ましいですねー。また、湖沿いではジョギングやサイクリングを楽しむ人々の姿も。
そんな日常を眺めながら、湖のほとりでゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか☺️
🔴 ダラット市ガーデン
《続きを読む》ここはスアンフーン湖に沿って歩くと見えてくる大規模な花の公園です。様々な品種の花々を観賞できるほか、西洋風の建物も見どころの一つです。
《 南部エリア 》
スアンフーン湖より南下する観光スポットを訪れるときは、徒歩で行くのは困難です。バイクか自転車をレンタルしてサイクリング気分で行きましょう。
🔵 ダラット大教会
《続きを読む》敷地内には気軽に入ることができます。内部は清潔感があり、前方にはイエス・キリストの像があります。高い天井で開放感があって気持ちいいですよ。
見どころは壁面に嵌め込まれたステンドグラスです。一つ一つ異なる絵が施されているので順に見て回りましょう。
🔵 クレイジーハウス
《続きを読む》クレイジーハウスはロシア人が建てたホテルです。現在は観光スポットとなっていますが、その特徴は外観と内装にあります。
おとぎ話の迷いの森に迷い込んでしまったかのように入り組んだ道、地面から生えたようなテーブルとチェア。オーナーのユニークな思想が設計に表れています。
🔵 プレン滝とダタンラ滝
《続きを読む》南部方面最大の見どころはこの二つの滝巡りです。双方とも観光客で連日賑わっています。プレン滝は滝の真下まで行くことができますよ。
ダタンラ滝の方は道中コースターに乗ることができます。オートマティックなので操縦も必要なく、遊園地のアトラクションのようです。
《 北部エリア 》
北部エリアはまだまだローカル色が色濃く残っている地域で、今後さらなる発展が期待できます。やはり、徒歩や自転車ではきついのでバイクをレンタルしましょう。タクシーを1日チャーターしてもいいかもしれません。
🔴 ダティエン湖
《続きを読む》ダティエン湖は小高い丘を下った先にあります。丘には、愛にゆかりのある石造やハートをあしらったモニュメント、石畳とまさにカップル向けの観光スポットとなっています。
そして、丘を下ると目前に広がっているのがダティエン湖です。ここではアヒルボートや馬の乗馬体験、カップル用の二人乗り自転車などで楽しむことができます。
🔴 XQ刺繍センター
《続きを読む》ここはベトナム全土に支店を持つ刺繍カンパニーの本店です。刺繍はベトナムの特産品であり、機械は一切使わず、女性が一つ一つ丁寧に刺繍を施しています。
大小問わず高価な品物ですが、大切な人へのお土産に買っていく人が多いようです。見るだけならタダなので、是非見学していってください。
🔴 ランビアン山
《続きを読む》町の郊外にある標高2,000m以上の山です。山頂まで登るならトレッキングシューズが必要です。ちなみにここは、ランとビアンの恋物語伝説の発祥の山としてベトナム人に愛され続けています。
ランビアン像のある山の麓まではジープで行くことができますが、山頂を目指す場合は徒歩となります。また、この周辺には少数民族のコホ族が住んでいるため、麓でコホ族の作る民芸品を購入することもできます
いかがでしたか?
他にもダラットにはお寺ありグルメありショッピングありと、一通りアジアの観光旅行を満喫できるだけのものは揃っています。フランスレストランあり、ライヴ・バーあり、です。
ダラットへはホーチミンから半日で行けるため、ホーチミン観光のついでに立ち寄る方も多いようです。「東洋のパリ」の町並みを感じてみたい方、ベトナム人にとっての「愛の聖地」を訪れてみたい方は是非ダラットに足を運んでみてくださいね☺️