ベトナムで絶対に食べたいフルーツは?



ベトナムには美味しい果物がたくさんあります。日本より安いのはもちろんのこと、日本にはない珍しいフルーツもあるので、果物好きには堪りません。

そこで今回は、ベトナム旅行で絶対に食べたいフルーツを厳選して紹介したいと思います。

 

1〜3月が旬のフルーツ

レンブ

レンブはタイや台湾などで栽培されており、日本ではあまり見かけません。ベトナム語では「Mận(マン)」や「Mận thái (マンタイ)」と呼ばれています。北部では「Roi(ロイ)」とも呼ばれています。味はりんごに似ています。スーパーや市場では1kg 約2万ドン (約100円) くらいで売られています。コンビニやスーパーではパック売りされています。

他にも、この時期の美味フルーツはパイナップル (ベトナム語でトーム:Thơm)があります。

 

 

4〜6月が旬のフルーツ

マンゴスチン

マンゴスチンはベトナム語で「マンクッ(Măng cụt)」と呼ばれています。上品な味わいで、「果物の王女」と称されています。スーパーや市場などでは1kg 約2万ドン (約100円) くらいで販売されています。

ちなみに、東南アジアで美味しいフルーツを多種多彩に食べたいなら一番暑い時期の4〜6月がベストです。アボカド (ボー:Bơ) やココナッツ (ヅァ:Dừa) 、スイカ (ズアハウ:Dưa hấu) 、ドラゴンフルーツ (タインロン:Thanh long)、ドリアン (サウリエン:Sầu riêng)、プラム (マンハノイ:Mận Hà Nội) 、マンゴー (ソアイ:Xoài ) 、ライチ (ヴァーイ:Vải)、ランプータン (チョムチョム:Chôm chôm) などもこの時期が旬です。

 

 

7〜9月が旬のフルーツ

スターフルーツ

スターフルーツはベトナム語で「クアケー(Quả khế)」と呼ばれています。日本では主に沖縄で栽培されており、「五歛子(ごれんし)」という名前で呼ばれています。熟す前は緑色をしており、火を通して食べたり酢漬けにして食べたりするのが一般的です。旬の時期は7月で、スーパーや市場では1kg 2万5000ドン (約125円) くらいで売られています。

他にもザクロ (ルー:Lựu) やザボン (ブオイ:Bưởi)、ジャックフルーツ (ミット:Mít)、バナナ (チュオイ:Chuối)、 (ダオ:Đào) などがこの時期美味しくいただけます。

 

 

10〜12月が旬のフルーツ

サポジラ

サポジラは日本の沖縄でも栽培されており、ベトナムでは「ホンセイ(Hồng xiêm)」や「サボチェ(Sabôchê)」など様々な名前で呼ばれています。見た目はジャガイモのようでもありますが、少し水っぽい柿のような味をしています。旬の時期は10月頃で、スーパーや市場では1kg 3万8000ドン (約190円) くらいで販売されています。

他にも、この時期の美味フルーツはスターアップル (ヴースッア:Vú sữa) があります。

 

 

まとめ

ベトナムでは、日本では見かけない種の美味しいフルーツをびっくりするくらいの安値で食すことができます。

例えば、バンレイシ (ベトナム名:マンカウ) も日本ではあまり見かけないフルーツの一つで、その見た目から『釈迦頭』とも言われています (英語名:カスタードアップル、シュガーアップル) 。とっても甘みの強いフルーツです。

バンレイシ

また、「おっぱいフルーツ」(vú sữa:ヴースア)と呼ばれている日本ではまず見ないフルーツもあります。名前の由来は、乳白色の果汁と食べる前にモミモミと揉んで柔らかくしてから食べるところから来ているようです。

おっぱいフルーツ

 

ベトナム旅行の楽しみの一つはやはり食べ物!フルーツ天国のベトナムで、フォーや春巻き、バインミーなどだけでなく旬のフルーツも思う存分満喫してくださいね!