ベトナムには、フランス統治時代の面影残る首都ハノイやホーチミン、世界遺産のハロン湾や古都ホイアン、フエの建造物群、ビーチリゾートのダナン、ニャチャンなど、数多くの人気観光スポットがあります。また、日本人の口にも合う美味しいグルメや可愛い雑貨も満載です。
そんなベトナムで、現地ベトナム人がオススメする人気の観光スポットを5つ、ここで紹介したいと思います。
《続きを読む》
第1位はホイアンです。ホイアンは、筆者の家族旅行の定番の地となっています。どこか懐かしい (昭和のような) 感じがして、ゆっくりとした時間が流れています。ここでは、ベトナムのレトロな雰囲気を味わいながら世界遺産の街並みを散策することができます。ノスタルジックな気分に浸りたい旅行には絶対におすすめです。飛行便の多いホーチミンも素敵な街なのですが、ホーチミンは外国人旅行客向けの街づくりが行われているため、ある意味本当のベトナムではありません。
一方で、ホイアンは街全体が世界遺産!しかも、江戸時代から日本と友好関係を築いている街でもあるのです。ホイアンでしか食べられないものもありますし、人々は皆親切です。アジアならではの伝統舞踊を是非ここで楽しんでみてはいかがでしょうか。
《続きを読む》
第2位はホーチミンです。ホーチミンは東南アジアの中でも特にフランス文化が根付いている場所でもあります。ホーチミンへの航空便が多いこともあって、ベトナム旅行客の約8割がホーチミンを訪れています。中でも中心市街地の1区界隈がおすすめです。1区には西洋のコロニアル建築物がたくさんあり、まるでヨーロッパ旅行に来ているかのようでもあります。ここでのカフェ&雑貨ショップ巡りも最高です。
そして、「ベトナムらしさをより感じたい」のであれば、ホーチミンのベッドタウン「ゴーバップ」もおすすめです。ここは空港からわずか20分ほどの場所にあるのですが、観光地化されていない本当のベトナムの姿を見ることができます。「庶民の生活風景」「アジアらしい青空市場」「若者が集うナイトマーケット」などなど、見所はたくさん。日帰りでも半日観光でも十分楽しめますので、滞在中に是非一度、足を運んでみてください。
《続きを読む》
第3位のダラットは「ベトナムの避暑地」として多くの人に親しまれている場所でもあります。恋人と行くならここがおすすめです。多くのベトナム人カップルたちはダラットに行くことに憧れを抱いています。ホーチミンからバスで行くこともできますし (6時間)、涼しいですし、何より美味しい「ワインの産地」でもあります。
標高高いダラット (高原地帯) には、湖・森林・公園・花園など、自然が溢れています。また、フランス統治下の時代にはフランス人の避暑地として開発されたこともあって、今でも西洋風のヴィラやカフェが点在しています。市内観光にはバイクが必須です。1日500~1000円程度でレンタルできるので、異国の地をバイクで散策してみましょう。
《続きを読む》
第4位はホーチミンの郊外にあるブンタウです。「ホーチミンだけでは物足りない」という方は是非ここに足を運んでみてください。いかにもベトナムらしい風景に出会えますし、新鮮なシーフードを食べることもできます。
ホーチミンの中心からフェリーで約90分。気軽に行ける港町のブンタウは、のどかなベトナムらしい風景が見所の一つとなっています。ツアーも催行されていますので、海外旅行に慣れていない方でも大丈夫。ベトナム人にとっては休日にふらっと遊びに行くようなお手軽スポットなんですよ。タイ・バンコクの人にとってのパタヤ・ビーチみたいなものでしょうか。ここは欧米人御用達のビーチリゾートで、近年は日本人観光客も多くなってきています。
《続きを読む》
第5位はフーコック島です。とにかくのんびりと楽園気分を味わいたい方にはおすすめのリゾート地です。近頃は観光地化されてきていますから、秘境的な場所を求めている方には物足りないかもしれませんが、安心・安全も含めてちょうど良いビーチリゾートだと思います。
カンボジアとの国境近くにある小さな島で、ホーチミンから行くこともできますし (空路で1時間) 、カンボジアから行くことだってできます。是非ここで、バンガロータイプの宿に泊まって常夏の香りをエンジョイしてみてはいかがでしょうか。夜はナイトマーケットでシーフード料理を堪能しましょう。時間を忘れて楽園のひとときを楽しみたい方、現代社会に疲れてストレスを解放したい方にはぴったりの場所です。自然に包まれた山道をハイキング気分で散策してみるのもいいですね。
いかがでしたか。ベトナム人にとっての旅行は基本国内です。そんなベトナム通の彼らが、以上5つの場所をおすすめしてくれました。全ての場所を巡って、それぞれの良さを堪能していただければと思います。それでは素敵な旅を!