アジア旅行の目的が「美味しい果物 (マンゴー) を食べるため」…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、(タイにおける) フルーツの旬の時期についてまとめてみました。
常夏のタイに行ったら、美味しいトロピカル・フルーツを積極的に食べてみてください。ただし、旬の時期は異なります。いつ、どんな果物が食べられるのか、美味しいフルーツの見分け方は?知っておきたいものですね。
それにしても、タイは本当に果物が美味しい国だなぁ。
3〜6月 (最も暑い季節)
*印が付いているフルーツは、旬があるものの年中手に入るフルーツです。いつでも美味しくいただけます。
*マンゴー(マムアン)
*ココナッツ(マプラーォ)









7〜10月 (雨季)
*印が付いているフルーツは、旬があるものの年中手に入るフルーツです。いつでも美味しくいただけます。
*ザクロ(タップティム)
*ドラゴンフルーツ(ゲーオマンゴン)
*パッションフルーツ(サワロット)




11〜2月 (乾季)
*印が付いているフルーツは、旬があるものの年中手に入るフルーツです。いつでも美味しくいただけます。
*スイカ(テンモー)
*グァバ(ファラン)
*パパイヤ(マラゴー)



おすすめのフルーツベスト6
🔵 ジュジュべ

和名はインドナツメです。青リンゴのような味で、酸味少なくシャッキリとした爽やかさがあります。
🔵 パパイヤ

パパイヤは一年中食べれるタイを代表するフルーツで、いろんな料理 (ソムタムなど) に使われています。ちなみにタイの女性は、マンゴーだけでなくこのパパイヤにも唐辛子を付けて食べたりします。
🔵 ポメロ

甘酸っぱい柑橘類で日本でいうところのザボンです (中身は薄黄であったりピンクであったり)。ソムタム (サラダ) のパパイヤの代わりにポメロを使った「ヤムソムオー」や、ご飯の具として使った南部料理の「カオヤム」といった食べ方もあります。
🔵 マンゴー

日本では高級なマンゴーですが、タイでは庶民的。屋台でもスーパーでも手軽に手に入ります。たくさんの種類 (60種以上)があって、季節によって出回る品種が異なりますが、もっともポピュラーなのは果皮が黄色い「ナンドクマイ種」と呼ばれる品種です。酸味がなく、甘さが際立っているのが特徴です。
🔵 マンゴスチン

「フルーツの女王」と呼ばれるマンゴスチンは甘さ&酸味のバランスが絶妙で、多くのフルーツマニアを虜にしています。そんな女王は、日本では高級フルーツに属しますがタイではとにかく安い!旬の時期に買うと1kgで40~50バーツほど (200円弱)。なんとも上品な味わいです。
🔵 ライチ

日本人の多くは冷凍ライチしか知らないことでしょう。しかし、タイで食べるときっとびっくりするはずです。生のライチとは本当に美味!ただし旬の時期にしか流通していません。4〜5月にタイを訪れる機会があればぜひ食べてみてください。
日本ではなかなか食べられないもの
🔴 サクラヤシ

日本ではほとんど見られないフルーツ、それがサラです (日本語名はサクラヤシ)。表面がトゲトゲザラザラしていてとても美味しそうには見えないのですが、その果実は甘酸っぱく香りはちょっとドリアンに似ています。ドリアンが苦手な人でも、これだったら大丈夫かもしれません。結構すっぱいですが美味しいです。
🔴 サントール

皮に近い方と中心部では味と食感にかなりの差があって、中心部はりんごのような梨のような味。食感はむにょむにょです。外側はすごく酸っぱいです (ソムタムに入れることが多い)。なんとも不思議なフルーツですね。
🔴 ジャックフルーツ

ドリアンのようなフルーツで、口に入れてみるとフルーツ味のガムといったところでしょうか。ドリアンほどではないですが匂いがあまり良くないので、タイ人の間でも好き嫌いがあります。ちなみに、キツイ匂いほど味が濃厚で美味しいと言われています。
🔴 ジャワフトモモ (ローズアップル)

ちょっと不思議な色と形をした南国フルーツの一つです。ピンク色だけでなく緑色のタイプもあります。水分が多くシャキシャキとしていて美味です。屋台のフルーツ屋で売っていますので、気軽に屋台で食す事ができます。
🔴 シュガーアップル

別名「釈迦頭」とも呼ばれるシュガーアップルは、食べるときには半分に割ってスプーンでいただきます。味は甘くてまろやか。かなり糖度の高いフルーツと言えるでしょう。手に入る時期が限られていますので、見かけたら迷わず食べてみましょう。
🔴 タマリンド

タマリンドは、茶色で干し柿のような甘いものと緑&ピンクで少し酸っぱいものがあります。後者は、トムヤムクンなどタイ料理の酸味として使われます。
🔴 プラムマンゴー

ビワのような見た目で、味は酸っぱめのマンゴーと桃と柿を足したような感じです。生ライチ同様、旬の時期にしか出回っていません。端から蜜が出ているものがオススメです。プラムマンゴー (マヨンチット) にそっくりなマプラーンというフルーツもありますが、そちらは酸味がなく甘いです。見た目では区別がつかないので、買うときにお店の人に聞きましょう。
🔴 マプラーン
見た目はプラムマンゴーとほぼ同じです。日本の柿のような果物で、スーパーとかではあまり見かけません。マーケット (市場) で食べることができます。中国人観光客が爆買いして、ダンボール詰めしてお土産として持って帰る果物としても有名です。柿好きの方はぜひ。
🔴 ロンガン & ロンゴン

ロンガンもロンゴンも見た目はよく似ており、ラフランスやランブータンのような味がします。前者は枝状で後者は房状になっています。味はそこまで強くありませんが、みずみずしくて食感がクセになります。ちなみに、実と実の間に虫がついていることもありますので、食べる前には水で洗うことをオススメします。
まとめ
タイは南国なので、1年中食べることのできるパイナップル (サッパロット) やバナナ (クルアイ) もあります。バナナに関しては焼いたり揚げたりと、フルーツとしてより料理やスイーツとして食べる機会が多いかもしれませんね。
他にも、一年中食べられるフルーツとして「スターフルーツ」があります。水分が多く甘酸っぱい果物です。これも日本では珍しいのでぜひ一度くらいは召し上がってみてください。みかんも1年中食べられます。タイのみかんは日本のものより少し甘酸っぱい感じです。なので、そのまま食べるよりジュースにして飲むと良いですね。
最後に、スイカは「ウォーターメロン・シェイク・ジュース」が一番美味しいと思います。是非お試しあれ!