タイ語で「クルンテープ」(天使の都) と呼ばれるバンコクは多様性に富んだワクワクする街です。見るべきものとやるべきことがたくさんあります。短期旅行をするとして、あなたは何がしたいですか?
「美味しいタイ料理を食べたい」「マンゴーが食べたい」「異文化を思い切り体験したい」「ムエタイや伝統舞踊が観たい」「寺院仏閣をじっくり味わいたい」「ゾウに乗りたい」「トラの赤ちゃんと触れ合いたい」「マッサージ&エステできれいになりたい」「ナイトライフを満喫したい」・・・
いろいろあるでしょうが「時間」は限られています。やりたいことの優先順位をつけて、後悔のない旅にしてくださいね。
《続きを読む》「タイのグルメを味わうこと」これは絶対にやらなくてはなりません。とはいえ、一言にタイ料理と言っても高級レストランの宮廷料理から屋台の庶民的B級グルメまで多岐にわたります(北部・中部・南部の地域差もあります)。また、バンコクは東京のような大都市ですからタイ料理のみならず様々な国々の料理を楽しむこともできます。
中華街 (ヤワラート)・インド街・フランスレストランなどに出かけて日本で味わえないモノを堪能するのもアリですね。旬のフルーツや若者たちに流行っているスイーツも是非試してみましょう。屋外でタイの音楽を生で聴きながら食事するのもおすすめです。
《続きを読む》仏教の国タイに来たら寺院巡りもしておきたいものです。迫力が違います。ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルンといった三大寺院のみならず、様々な寺院を巡って可能な限り写真を撮りまくってみるのもいいですね。大理石寺院と言われる「ワット・ベンチャマボピット」なども魅力的ですよ。
また、洞窟を歩いた先に出会える、限られた時間だけ光に照らされる神秘の「クーハーカルハット宮殿」や、地獄寺の異名を持つちょっと不気味な「ワット・ロンクン」、宇宙的な魅力を持つ「ワット・パクナム」などに足を運んでみるのもいいでしょう。
《続きを読む》バンコクには数多くのナイトマーケットが存在しています。「お土産をたくさん買うんだ」と意気込みあっちにもこっちにも行きまくっていると、マーケット巡りだけで疲れ果ててしまいます。行くのは一つか二つくらいにして、「ホテルの近く」といった条件のもと足を運んでみてはいかがでしょうか。
ショッピングは夜ではなく昼間に済ませるのが安全でいいかもしれませんね。その場合は出店数が15,000店もあると言われているチャトチャック・ウイークエンド・マーケットなどに出かけてみるといいでしょう。まずはじめに、タイ旅行者の必需品とも言えるタイパンツを購入し履いてから行動すると楽ですよ。
それとは別に、ここでは一つバンコク近郊にある「ラチャダー鉄道市場」(トレイン・マーケット) を紹介しておきましょう。隣接するショッピングモール「エスプラネード」の駐車場4階に上がってみると、眼下に素敵な絶景を見ることができます。1,000軒もの屋台がひしめき合っており、カラフルな屋根がとってもきれいですよ。
《続きを読む》パタヤはバンコクから最も近いビーチリゾート地です。車で2時間ほどかかるため、ここで1泊してもいいかもしれません (日帰りも可)。ビーチ沿いにはバーやレストランもたくさんあるので夜まで楽しめます。日本の海水浴とはまた一味違った楽しみ方ができますよ。ちなみに筆者はパタヤでカブトガニの卵などを食べた思い出があります。ボートに乗って20分ほど行けば、エメラルドグリーンのきれいなラーン島を楽しむこともできます。
《続きを読む》 線路沿いすれすれにある「メークロン市場」の光景をテレビで観たことありませんか。日本では考えられない光景を目にできるのは旅の醍醐味でもあります。ちなみにこの場所の楽しみ方は2通りあります。一つは村人に混じって列車&市場の様子を眺めること。もう一つは列車に乗ってその雰囲気を楽しむこと。いずれにせよ、その距離わずか50cmにも満たないギリギリのスリルをぜひ味わってみてください。
また、ダムヌンサドゥアックやタリンチャン、クローンラットマヨムなどにある「水上マーケット」でアジアの熱気に流されてみるのもいいですね。ここではお土産にできそうな小物からフルーツや飲み物などいろんなものを購入することができます。観光客向けの場所なので、商品の売り込みや割高感があって私は苦手なのですが、雰囲気を楽しむだけでも是非。
《続きを読む》バンコクから車で2〜3時間ほど行くと、奇抜なピンクの肌とゆるいボディを持つ巨大像「ピンクガネーシャ」を目にすることができます。これはヒンドゥー教の神様で、「願いごとが3倍速で叶う」と言われています。お祈りの仕方は…ガネーシャの前にいる2体の白いネズミの左耳を押さえて右耳からヒソヒソ話をするように祈願すると、特に金運にご利益があるのだとか (ガネーシャの周りには色とりどりのネズミがいます)。
また、タイを代表する世界遺産のアユタヤに行けば、地面に堂々と横たわる57mの巨大寝釈迦仏を拝むこともできます。他にも様々なパワースポットがありますので、目的別に調べたり現地の人に聞いたりして出かけてみるのもいいでしょう。
いかがでしょう。たとえば3泊4日くらいでバンコクに出かけるとして、やりたいことは決まりましたか。
トゥクトゥクに乗って、現地の美容室でイメチェンして、デパートでレディボーイと会話してみるのもいいですね。映画「戦場にかける橋」の舞台になったカンチャナブリの鉄道に乗ってクウェー川を渡ってみるのもいいですし、バンコクから車で1時間ほどのところにある「クロコダイル・ファーム」に行ってワニ・カバなどと戯れてみるのもいいでしょう。ゾウに乗ったりトラに触りながら記念写真を撮ることもできますよ。
また、女性が見てもうっとりしてしまうくらい美しいニューハーフの方々のダンスショーを観るのもありです。日本の曲に合わせて踊ってくれるお店もありますよ。鉄板の「タイ古式マッサージ」を一度くらいは体験してみるのもいいでしょう。チャオプラヤー・クルーズや東南アジア最大級の水族館「サイアム・オーシャン・ワールド」もおすすめです。