カリブ海に面したマヤ文明と熱帯雨林の国「ベリーズ」は、ダイバー憧れの地ブルーホール (サンゴ礁の中でイルカと一緒に泳げる)で有名です。野生の動植物の宝庫でもあります。
この中米の小国「ベリーズ」は、旧イギリス領 (英語圏) ということもあってか、他の中米諸国とはまた一味違った独特の雰囲気を持っています。
きれいなビーチはもちろんのこと、熱帯雨林のエコツアーやマヤ遺跡観光など、見どころはたくさん!
カラフルな熱帯魚が泳ぐ透明度抜群のサンゴ礁の海でシュノーケルやダイビングを楽しんでみたり、洞窟探検をしてみたり、マヤ文明の遺跡巡りを体験したりなど、体験型アクティビティが満載です!
人とは違ったリゾートへ行ってみたいと思っているあなた!中米的な要素とカリブな雰囲気の両方を併せ持っている不思議な国ベリーズに、ちょっと足を伸ばしてみませんか。
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◉ 気候:亜熱帯気候
◉ 年間平均気温:26℃
※ 湿度は80%超とやや高めですが、夕方にナルト爽やかな風が吹き過ごしやすいです
◉ 独立:1981年にイギリスから
◉ 公用語:英語 (ただし、よく話されている言語はスペイン語やベリーズ・クレオール語です)
※ 国民の半数は英語とスペイン語のバイリンガル
◉ 首都:ベルモパン
◉ 最大都市:ベリーズシティ
◉ 面積:四国くらい
◉ 人口:約32万人
◉ 通貨:ベリーズ・ドル
(US $が普通に使えます)
◉ 治安:中米一安全
他の中米諸国はスペインの植民地だったのでラテン文化の影響が強いのですが、ベリーズはイギリスの影響を受けており、同じ英語圏のジャマイカやカリブ海諸国との結びつきが強いとされています。
東のカリブ海ではマリンスポーツが楽しめ、内陸部 (亜熱帯森林) では珍しい動物たちに出会えます!また、かつてはマヤ文明の中心だったこともあり、ベリーズにはマヤ遺跡が20以上あります。
《観光のベストシーズン 》
穏やかな気候で過ごしやすく、ハリケーンや雨の少ない1〜4月 (乾季) がベリーズ観光のベストシーズンです。この時期は蚊の発生が少ないため、マヤ遺跡巡りにも最適の季節といえるでしょう。
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マヤ語で「天の神殿」という意味のピラミッドCaana(カーナ)がある大きな規模の遺跡です。ベリーズの4大マヤ遺跡のひとつとされており、ジャングルに囲まれている様はなんとも迫力満点です。
最盛期には15万人もの人が暮らしていたということで、この規模の大きさから、マヤ地域の中心的な式典を行う都市であったことは間違いないでしょう。
個人でのアクセスは難しく、ツアーに参加することになるでしょう。ツアー代金はUS$100~ (料金には往復の交通費、遺跡入場料、ガイド、昼食代が含まれています)。
他にも、アルトゥン・ハ遺跡やシュナントゥニッチ遺跡、ラマナイ遺跡、カハル・ペッチ遺跡などがあります!
(オススメの時期:11〜4月)
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ここはベリーズ・シティから30kmほど離れたのどかな小島。定番観光スポットの一つですが、比較的物価が安く長期滞在におすすめの場所です。「透明度の高い海」「美しい珊瑚礁」・・・
青い海を眺めながら、のんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。もちろん、ダイビングやシュノーケリングも楽しめます (「旅人の楽園」と称されるこの島には車ではなくゴルフカートが走っています)。
豪華リゾートでのんびりしたい方にはサンペドロ・ビーチがおすすめです。きれいな青い海を前にリゾートライフを満喫したいものですね。
一方で、子供から大人まで幅広く楽しめるビーチがお好みならキューカンバー・ビーチです。ここには大きなウォーター・スライダーや飛び込み台などがあります。
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「世界で最も美しいビーチ」の1つとして世界遺産にも登録されている「ハーフムーン島」のビーチの美しさは際立っています。ダイビングやシュノーケリング好きにはおすすめです。
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カリブ海の広大な海の真ん中に、ひときわ深い “青色の穴” が空いているかのような場所があります。これこそが世界的に有名なブルーホール!周辺は美しい珊瑚礁に囲まれており、深さ130mの海にはイルカや数々の魚たちが生息しています。
シュノーケリングでイルカと一緒に泳ぐことだってできちゃいます!
ここでは、ダイビングやシュノーケリングはもちろんのこと、セスナツアーもおすすめです。空から見る絶景は一生忘れられない思い出となることでしょう。
《ブルーホール》
ベリーズの沖100kmの沖合いにある珊瑚礁の中にぽっかりと空いた直径約300mの青い穴。時間のない方 & 潜れない方は、ベリーズシティからセスナ機で行くおよそ1時間の遊覧飛行がおすすめです。
ちなみにこの世にも不思議な「ブルーホール」は、洞窟や鍾乳洞が何らかの理由で海中に沈み込んでできた…と考えられています。
現地では「グレート・ブルーホール」あるいは「海に住む怪物の寝床」と呼ばれており、世界的に有名なダイビングスポットの一つです。
(オススメの時期:11〜4月)
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野生に帰れなくなった動物たちを保護し、なるべく自然に近い状態で飼育しているというベリーズ唯一の動物園です。ベリーズの国獣であるバクをはじめ、100種類以上の哺乳類や鳥類 (珍しい動物たち) を見ることができます。
この動物園の目玉の一つはプーマです。フェンスに頭を近づけてプーマに頭を舐めてもらうというイベントも開催されています。
まるでジャングルの中にいるような気分が味わえますよ (所用時間:1〜2時間)。
(アクセス:ベリーズ・シティからバスで40〜50分)
日本人にはまだあまり馴染みのないベリーズですが、ここに来ればきっと「カリブの青い海」と「たくさんの自然」があなたを癒してくれることでしょう。
というわけで、次回のお休みには思い切ってベリーズに出かけてみてはいかがでしょうか?マナティやジンベイザメ、イルカと一緒に泳ぎましょう!
そんなベリーズへは、日本からの直行便がありませんので、アメリカで一度乗り継いでから「ベリーズ・シティ」にアクセスするのが一般的です (所要時間は乗り継ぎの待ち時間を含めて18~25時間ほど)。
最後に、ベリーズの名物料理と言えば何といってもシーフードです。ロブスターのグリルや貝のスープなど、新鮮な魚介料理を思う存分に楽しむことができます。
ベリーズの料理は、インド・アフリカ・メキシコ・スペインと様々な国の料理が混ざっているのが特徴で、もちろんメキシコが近いのでタコスなども美味しいですよ!