アジアを代表するビーチリゾート「プーケット」の基本情報まとめ



東南アジアを代表するビーチリゾート地として有名なタイのプーケットっていったいどんな所だと思いますか?一年中常夏?世界中から多くの水着美男美女が集結?ウミガメに会える?

ここでは、旅する前にこれだけは抑えておきたいプーケットの基礎知識をお伝えしておきましょう!

 

まずはじめに…

 

 

プーケット島とは…

プーケット島は首都バンコクから南へ約900Km (陸路を使えばバンコクから約14時間もかかる) 離れたところに位置する、タイで最も広い面積を誇る島です。アンダマン海に浮かび、大自然 (山と海 )に囲まれ、その美しさから「東洋の真珠」とも称されています。

プーケットの人口は約25万人。1800年代に中国から出稼ぎにやってきた華僑たちがプーケットタウンには多く住んでいます。そのほか、プーケットの先住人であるチャオレー (海の民)と呼ばれる少数民族が、島南部のラワイビーチ、プーケットタウンから車で10分ほどのレーム・トゥッケーと呼ばれる場所を拠点に現在も漁業を営みながら生活しています。

 

 

そんなプーケット島には世界各国から多くの観光客が訪れるのみならず、長期滞在外国人が年々増加しており、アジアを代表するコスモポリタン的な都市となってきています。

仏教徒60%。イスラム教徒35%。そして、キリスト教をはじめとする他の宗教も受け入れられており、懐の深さが伺えます。プーケット最大の町プーケットタウンに点在している中華寺院、イスラム寺院、キリスト教教会を見てもらえればわかると思います。

というわけでプーケットは、宗教上のトラブルもない、「宗教の自由」を身近で感じられる (世界でも数少ない) 平和エリアなんです。

 

 

 

プーケットの産業と歴史

1500年頃から「錫」の産出が島の経済を支えていましたが、1980年代に「錫」の価格は大暴落し壊滅的状態。。。これに変わって現在、島の経済を支えているのは「観光」です。

加えて、昔から農産地としても栄えたプーケットには、「ゴ ム」「カシューナッツ」「パイナップル」などが多く栽培されています。また、「養殖エビ産業」も活発です。

(「プーケット」はマレー語の「ブッギット (丘)」に由来していると言われています)

 

1500年代には中国とインドの貿易中間地として発達し、ポルトガ ル人の文化と中国人の文化が混ざり合い、プーケット独自の文化・歴史が作り出されました。当時を想像させてくれる歴史的建築物は、今でもプーケットタウンの一角「 プーケットオールドタウン 」で軒を並べ、おしゃれなブティックやカフェとして使用されています。

また、島の歴史としては、1785年のビルマ侵攻を撃退したチャン&ムック姉妹が有名であり、タラン町のロータリー中央に、その栄光を称える二人のブロンズ像がそびえ立っています。像には、現在もお花や供え物が絶えることなく、今なお人々の信仰を集めているのです。

 

 

 

プーケットの天候 & ビーチ& 見どころ (1月編)

プーケット島の気候は、11月から乾季 (ハイシーズン) に入り、最も天候が安定しているのは1〜4月です。6〜10月の雨季 (ローシーズン) にはモンスーンの影響で雨が多くなります。

バンコクと比べて雨季は長いのですが、終日雨が降ることはなく、晴れていると思うと突然雨が降り出すなど、降ったり止んだりの状況が続きます。それでも、日本の梅雨のようにジメジメ、どんより、といったような天気ではなく、雨の後は空気が澄み涼しく過ごしやすくなります。

 

というわけで、ハイシーズンの始まりである1月を例にみてみましょう。プーケット島の1月は最高気温32度、最低気温22度くらいです。夜にザーッと通り雨が訪れることもありますが、日中は基本的に快晴です♡

水の色はトロピカルブルーで、果てしなく続くビーチ。ただ、紫外線はきついので、日中のビーチではこまめにサンクリームを塗ることをお忘れなく!

 

 


◉ カタヤイビーチ

有名リゾートホテルが多く点在し、欧米リゾート気分を堪能できるおしゃれなビーチです。島内No.1のサーフスポットでもあります。


◉ ナイハンビーチ

ロングスティの外国人が多く集まるビーチです。休日にはタイの人々も集まってきます。


◉ ラワイビーチ

昔ながらのタイ特有ボート「ロングテールボート」がズラリと並ぶ船着ビーチです。


◉ カマラビーチ

ホワイトサンドの美しいのどかなビーチです。ここはオフシーズンでもロングウェーブが楽しめるサーフポイントとしても有名です。


◉ サイケオビーチ

小舟に乗って網を投げる昔ながらの漁を見ることができる穏やかなビーチです。


◉ カロンビーチ

足踏みで砂が泣く「鳴き砂」で有名な長〜い直線ビーチです。


◉ マイカオビーチ

ウミガメの放流で有名な自然豊かなビーチです。


◉ ラヤンビーチ

知る人ぞ知る、穏やかでのどかなビーチです。


◉ ラムカービーチ

隠れ家的なビーチです。


◉ バンタオビーチ

西海岸の中央付近、高級リゾートホテルが立ち並ぶラグーナエリアに位置するホテル直結のビーチです。


◉ カリムビーチ

観光客のメッカ「パトンビーチ」のお隣にあるこじんまりとしたビーチです。プーケット有数のサーフスポットでもあります。


 

そして

もうちょっと足を伸ばせばピピ島などにもいけますよ ↓

 


 

さらに…

この時期にプーケットを訪れる方にぜひ食べていただきたいフルーツ、それはパパイヤです!基本的には一年中食べることのできるパパイヤですが、1月が一番美味しいんです!

βカロチン、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維が豊富で、特にβカロチンにはお肌の再生力を高める効果があるので美肌アップに期待が持てます♡

 


 

◉ チャイニーズ・ニューイヤー (1月下旬)

歴史的に意外と華僑の人たちが多いプーケットではNew Yearが盛大に祝われます。

◉ オールドプーケットタウンフェスティバル (日程は未定)

世界遺産に推薦しようとされているシノポーチギーと呼ばれる美しい建築物が軒を連ねるオールドプーケットではこの時期フェスティバルも開催されます。屋台が並び、学生がパフォーマンスを行ったり、獅子舞が踊ったり。。。

 

 

 

プーケットのソンクラーン (水かけ祭り)

タイ人も注目するプーケットの行事は2つです。1つは毎年4月13〜15日に行われるタイの正月「ソンクラ ーン」。もう1つは、毎年太陰暦・新月の9日9晩行われる「ベジタリアンフェスティバル」。ここではソンクラーンについてちょっと一言!

 

 

■ソンクラーン (毎年4月13日~15日)

古くから手や肩などに静かに水を掛け合い祈願する行事だったソンクラーンですが、近年は水鉄砲やバケツ、ホースなどで水を掛け合い、タイ全土が水合戦の戦場と化しています。そして、プーケットはその水の掛け合いが激しくて有名なソンクラーンエリアなのです。ただし、プーケットの水かけ合いは13日の1日限定なのでご注意を!