奴隷国家「北朝鮮」に十字架持って旅行しちゃダメ

 

北朝鮮の凄惨な人権侵害は、知れば知るほど見過ごせない事態となっています。海外に派遣された多くの労働者たちは、劣悪な環境下で奴隷のように働かされ、自由はなく、厳しい監視のもとで暮らしているのです。

あまりにも辛すぎて、職場から逃亡しようものなら、本人のみならず、北朝鮮に残してきた家族にまで制裁が加えられるのです。

事実、現場から逃げ出そうとしてアキレス腱を切断された労働者や、掘削機で足を潰された労働者までいるのです。

このようなリンチの結果、殺されてしまう人も当然存在しますし、女性の場合であれば、売春を強要されたり虐待を受けたりするケースもあるのです。
 

 

 北朝鮮の人権侵害に国際社会も物申す 

しかし、こうした派遣労働者に対する人権侵害についても、国際社会がようやく本格的に動き出しました。

韓国メディアによりますと、欧州連合(EU)もついに、調査に乗り出したというのです。調査の結果、北朝鮮が仮にEU関連法に違反していることが明らかになれば、制裁の可能性もあるとのこと。

こうした動きは歓迎すべきですが、欲を言えば中国国内における脱北者の人権問題についてももっと深く切り込んでほしいものですね。

深刻な脱北者に対する人権侵害
 
 

 性犯罪の標的になる少女たち 

アメリカの国務省が発表した「人身売買に関する年次報告書」によりますと、北朝鮮は14年連続で「最悪の人身売買国」と認定されてしまいました。

例えば、北朝鮮国内における弾圧を避け、命からがら中国へ脱出できた1万人超の女性たちが、あろうことか強制結婚させられたり、望まないセックスワークを強いられたり、家事労働などで苦しめられているというのです。これは成人女性に限った話ではありません。幼い少女たちも含まれているのです。
 

 
 

 北朝鮮市民の模範的生活はやはりニセモノだった 

あるロシア人映画監督が、北朝鮮の実態を暴いたドキュメンタリー映画を作り、米国のニューヨーク近代美術館主催の国際映画コンクールに出品しました。

しかし、、、

なぜか主催者側の自粛により参加を拒まれたそうなのです。どのような圧力がかかったのでしょうか?

 

それはともかく、

 

この映画では、8歳の少女とその家族の北朝鮮政権への忠誠ぶりを描きながら、同時にその言動がすべて北朝鮮当局による強制である実態を暴いているのです。
 
 

 カメラが暴く北朝鮮の実態 

ロシアの著名な監督ヴィタリー・マンスキー氏が作った「太陽の下」(Under the Sun)は、約100分のドキュメンタリー映画です。撮影は全て北朝鮮で行われ、“模範的市民”とされるリーさん一家の生活が映し出されています。一家は平壌市内の高級マンションに暮らしています。

映画の制作にあたり、監督は全て北朝鮮政府の意向や指示に従うという約束で2014年に撮影を始めました。しかし、政府から紹介されたリーさん一家の「設定」に疑問を覚え、その言動は全て「やらせ」であると確信したのです。

そこでマンスキー監督はひそかにカメラを回し、政府工作員がリーさん一家や他の市民に動きやセリフを指示する様子を撮影。

 

その結果、

少女の言動や家族の「設定」が全て嘘っぱちだということがわかったのです!

北朝鮮のドキュメンタリー映画「太陽の下」
 
 

 終わりに 

北朝鮮の憲法は「宗教の自由」を保障していますが、実際のところ一切認められていません。激しい弾圧が加えられています。とりわけ、布教活動に熱心なキリスト教は「禁教」として弾圧の対象となっているのです。

例えば、

中国を訪れた際に入手した聖書を所持していた男性は秘密警察に逮捕され、裁判を経ずに過酷な収容所に送られ、その後の安否は不明…

地下教会に通っていた23人が逮捕され、主導者3人は即刻処刑された、なんてことも。

 

つまり、

十字架のキーホルダーやTシャツなども処罰の対象となりますので、もしあなたが北朝鮮旅行を検討しているのであれば、そのあたり十分気をつけてくださいね。

未確認の数字ですが、北朝鮮国内には1,200もの地下教会があると言われています。

 

北朝鮮は社会主義国家と謳っていますが、内実は金日成氏を始祖とする王朝国家であり、主体(チュチェ)思想を国教とする宗教国家の色合いが濃いわけです。だからこそ、キリスト教に対して敵意をむき出しにしているのかもしれませんが、、、

接しただけで拷問…とも言われていますので、無宗教日本人として旅立ってくださいね!

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