日本政府は、訪日外国人の目標数値を「2020年 (東京五輪開催年) で4,000万人」、「2030年で6,000万人」と設定しています。
確かに、世界全体の海外旅行者数は年々増加傾向にありますし、日本においても476万人 (2000年)、 1973万人 (2015年)、2400万人 (2016年)、2869万人 (2017年)と右肩上がりに増え続けています。なので、あながち夢物語ではないでしょう。
大陸続きの諸国と違って「島国」である日本!
よく健闘している方ではないでしょうか (訪日外国人数は前年比20%前後の伸び率で伸長しています)。
世界全体の「海外旅行者数」推移
1990年に4億人ちょっとだった「世界の海外旅行者数」は、2017年になると13.2億人にまで到達!(おそらく、2024年には20億人を突破することでしょう)
特に、アジア・オセアニアの人たちが海外旅行量を増やしているようです。
「世界の人気観光国ランキング」(1〜10位)
※ 以下の情報は2017年度のものです
1位:フランス (8,600万人超)
2位:スペイン (8,100万人超)
3位:アメリカ (7,500万人超)
4位:中国 (6,000万人超)
5位:イタリア (5,800万人超)
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6位:メキシコ (3,900万人超)
7位:イギリス (3,700万人超)
8位:トルコ (3,700万人超)
9位:ドイツ (3,700万人超)
10位:タイ (3,500万人超)
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「世界の人気観光国ランキング」(11〜20位)
11位:オーストリア (2,900万人超)
12位:日本 (2,800万人超)
13位:香港 (2,700万人超)
14位:ギリシャ (2,700万人超)
15位:マレーシア (2,500万人超)
モルディブのような楽園ビーチリゾートがマレーシアにもあるぞっ!
16位:ロシア (2,400万人超)
17位:カナダ (2,000万人超)
18位:ポーランド (1,800万人超)
19位:ポルトガル (1,800万人超)
20位:オランダ (1,700万人超)
「水の都」アムステルダムの基本情報 & 人気観光スポット【まとめ】
「世界の人気観光国ランキング」(21〜30位)
21位:マカオ (1,700万人超)
22位:サウジアラビア (1,600万人超)
23位:アラブ首長国連邦 (1,500万人超)
24位:ハンガリー (1,500万人超)
25位:クロアチア (1,500万人超)
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ヨーロッパの絶景 ③【五十音順で全5回】 (クロアチア 〜 スロベニア)
26位:インド (1,400万人超)
27位:ウクライナ (1,400万人超)
28位:シンガポール (1,300万人超)
29位:韓国 (1,300万人超)
30位:インドネシア (1,200万人超)
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まとめ
最後に、「観光マーケット」という視点で日本の今後を考えてみましょう。
日本は現状、人口の2割程度しか (訪日外国人を) 受け入れていません。(旅行者) 1人あたりの観光支出が (物価の安いタイよりも) 低いことなどから「まだまだ伸びしろがある」と言えるでしょう。
韓国では「中国との関係悪化」の影響もあって観光客数が激減しているようですが日本は違います。
2020年の東京オリンピック、2025年の大阪万博などを呼び水として、世界第6位くらいまでは駆け上がっていくことも可能でしょう。なんたって (観光客の) 増加率は世界一なのですから!
これからも、多くの外国人観光客が日本を訪れ、存分に楽しんでくれることを願ってやみません。それにしても、訪れるだけで非常に大変な (遠い島国) 日本に、こんなにも多くの外国人観光客が来てくれるなんて本当に感謝です。奇跡としか言いようがありませんね。
本当に本当にありがとうございます!