私たちが「イギリス」と呼んでいる国の一つを構成しているスコットランドは、たびたび「イギリスから独立する」といった話題で騒がれていますが、実現には至っていません。
そんなスコットランドの魅力は、緯度が高いわりに温暖な気候であること、歴史的建造物が点在していること、そして見るものを魅了する広大な大自然です。
数々の伝説や神話を生み出したケルト文化も魅力の一つですし、街では、音楽を楽しむために夜な夜なぶらっとパブを巡ってみるのもいいでしょう。
兎にも角にも「スコットランド」は、歴史が感じられる趣のある街並みと近代的な都市風景が楽しめる国です。おとぎ話の幻想的な世界を求めて、次の旅先に選んでみてはいかがでしょうか。
《続きを読む》
スコットランドはイギリス国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)の北西に位置する国家です。
「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」 (イギリス) を構成するカントリーの一つで、グレートブリテン島の北部3分の1を占め、本島と別に800ほどの島嶼部から構成されています。
「法制度」「教育制度」「裁判制度」はイングランド及びウェールズならびに北アイルランドとは異なるものとなっていますが、独立国家ではありません。
◉ 首都 : エディンバラ
◉ 最大都市 : グラスゴー (人口の4割がここに住んでいます)
◉ 公用語 : 英語、ゲール語
◉ 人口 : 約520万人
◉ 通貨 : UKポンド
◉ 有名人 : アンドリュー・カーネギー (実業家)、アダム・スミス (経済学者)、アンディ・マレー (テニス選手)、グラハム・ベル (発明家)、コナン・ドイル (探偵シャーロック・ホームズの生みの親)、ジェームズ・ワット (発明家)、ショーン・コネリー (俳優)、スーザン・ボイル (歌手)、竹鶴リタ (NHKの朝ドラ「マッサン」のヒロイン・エリーのモデル)、ユアン・マクレガー (俳優)、ロッド・スチュワート (歌手)など…
そして、スコットランドといえば
「エディンバラ城」「ネス湖のネッシー」「ユニコーン」「キルト」「バグパイプ」「ウィスキー」などを連想される方が多いのではないでしょうか。
《観光のベストシーズン 》
多くの観光客が訪れる「夏」は、スコットランドに限らず欧州への行き時です。ただ、この時期は航空券やホテル代が高騰しています。
「スコットランドで何をしたいか」によってベストシーズンは変わってきますが、気候的には春と秋がオススメです。スコットランドの「大自然」「湖」「きれいな星空」を楽しむことができます。
夏はフェスティバルの季節です!音楽フェスやアートフェスなど数多く開催されます。冬のスコットランドも魅力的で、スキーや大みそかの祭り「ホグマネイ」を楽しむことができます。バーゲン狙いの方にも冬はオススメです。
《続きを読む》
スコットランドへは日本からの直行便がないため、ロンドン・ヒースロー空港を利用して、そこから電車 or 深夜バス、あるいは国内線の飛行機で行くのが一般的です。ロンドンを経由せず、他国のハブ空港で乗り換えという手もあります。
乗り換え時間はマチマチですが、移動に2日はかかるとして、旅の日程はできれば1週間ほどとれると嬉しいですね!
(スコットランドは小さな国なので、3日間の滞在でもそれなりに見て回ることができます)
《続きを読む》
旧市街の散策を通じて物語の世界やスコットランドが辿ってきた歴史に触れることができる「エディンバラ」へは、ロンドンから長距離列車で4時間半。 夏の7月でも最高気温が約20度、最低気温が10度ほどと比較的涼しい気候が特徴的で、肌寒く感じる日もあります。
しかし、エディンバラには体と心を温めてくれる観光スポット & ウイスキーがあります。街の中心は大きく旧市街と新市街に分かれており、両方合わせて世界遺産に登録されています。
エディンバラの見どころは基本的に中央駅を中心に徒歩圏内にあります。街自体がコンパクトなので、1日あれば十分に街を見て回ることができます。
ここでは、映画「ハリー・ポッター」に登場する”ホグワーツ魔法魔術学校”のモデルと言われている「エディンバラ城」は外せません。夜間にはライトアップされてとってもきれいですよ!
午前もしくは午前に城を見ることにして、残りの半日は「絵画」「博物館」「美術館」などを楽しんでもいいですね。お酒が好きな方は、「スコッチウィスキー・エクスペリエンス」に行ってみてもいいでしょう。案外、港をブラブラしてみるのも楽しいですよ!
そしてもう一つ。カールトン・ヒル (小高い丘) にも行ってみましょう。丘全体が公園となっていて、エジンバラの絶景な新旧の街並みを眺めることができます (ここには、19世紀にナポレオン戦争で亡くなった兵士を顕彰して建てられた戦没者記念碑が建てられています)。
《続きを読む》
エディンバラから電車で1時間。スコットランド最大の都市グラスゴーには見どころがたくさんあります。大学を見て歩くのもいいですし、歴史あるグラスゴー大聖堂などの建築物も見ごたえたっぷりです。
ケルビングローブ美術館は川沿いにあるので、周辺も散策できて一石二鳥の観光スポットとなっています。時間が空いたらブキャナンストリートでショッピングをしたり、カフェでのんびり過ごすのもいいでしょう。
《続きを読む》
ネス湖は、ハイランド地方にあるイギリス国最大の淡水湖です。未確認生物「ネッシー」が目撃されることで有名ですね! (20世紀最大のミステリー)。
アクセスは少し不便なので、行くのであればレンタカーを借りるかオプショナルツアーに参加することをおすすめします。
《続きを読む》
スカイ島はとにかく美しい島です!民謡が歌い継がれているほど愛されている島です。ここではおとぎ話に出てきそうな建物を、壮大な自然をバックに見ることができます。
そして、おすすめは何と言っても「フェアリーグレン」(妖精の谷) と「フェアリープール」(妖精のプール) です。
ここでは神秘的な雰囲気を感じることができます。人生で一度は行ってみたい場所ですね!
スコットランドには以下のような絶景も ↓
スコットランドには、日本とは一味違うお城があります↓
🔵 スターリング城
《続きを読む》スターリング城 (Stirling Castle)は、スコットランド史において歴史的にも建築学的にも重要であるとされています。火山性の凸凹した岩の上に建ち、険しい断崖に囲まれ、防御にとても優れています。
🔵 ダノター城
《続きを読む》小さな町ストーンヘブンにある人気のダノター城は、映画「ハムレット」の舞台として使われたといわれています。写真を撮らずにはいられない絶景がそこにはあります。
エディンバラでは年間を通じて様々なイベントが開催されます。まず、年末年始には盛大なお祭り「ホグマニー」が開かれ、
6月には国際映画祭、7~8月の夏の時期は音楽祭などのフェスティバル、そして12月にはクリスマスマーケットが街を彩ります。
そんな様々なイベントで活気づくエディンバラですが、特に注目なのが「ミリタリータトゥー」というお祭りのイベントです。毎年8月に3週間に渡って開催されるミリタリータトゥーは1950年から続いている伝統行事です。
エディンバラ城前のエスプラナード広場を、伝統衣装を身にまとった軍楽隊や兵士たちがパレードします。
美しくライトアップされたエジンバラ城の前を、バグパイプの音色とともに整然と行進していきます。
この圧巻の行進を観覧することに加え、花火や楽器の演奏・歌・ダンスなども楽しむことができます。どうせ行くならこのお祭りに合わせて行ってみてはいかがでしょうか😄