アイルランドは、素朴な雰囲気が魅力のダブリンの街角や古代のケルト文化、古城や歴史的建造物など、様々な魅力を抱える国です。
「エメラルドグリーンの島」とも言われ、その名の通り豊かな緑と自然が魅力の国でもあります。また、1年を通して穏やかな気候なのも魅力の1つと言えるでしょう。
バックパッカーとして成り行き任せの旅をするもよし、カップルでの古城ステイで絆を深めるもよし、家族で歴史探訪をするにもよし!
今回は、そんなアイルランドの基本情報と訪れるべき観光スポットをまとめてみました。ぜひご覧ください!

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アイルランドは、アイルランド島の大部分を領土とする立憲共和制の国家です (島の北東部はイギリスの1部である北アイルランド)。
かつては「北アイルランドも自国の領土だ」と主張していたのですが、イギリスとの対立・抗争に敗れ、1998年のベルファスト合意により領土権を放棄することに。。。
◉ 首都 : ダブリン
◉ 公用語 : アイルランド語、英語
◉ 人口 : 約450万人
◉ 通貨 : ユーロ
◉ 治安 : 比較的良好

観光のベストシーズンは日照時間が長く暖かい5~9月です。是非、本場のアイリッシュパブでギネスビールを楽しみましょう!
物価は全体的に日本より高い傾向にあります。衛生面はさほど心配ありませんが、日本のような清潔さは期待しないようにしてください。

(アイルランド東部:ミース)
《続きを読む》 ニューグレンジはアイルランドでもっとも有名な遺跡で世界遺産にも登録されています。ピラミッドやストーンヘンジよりもその歴史は古く、5000年前に建造された…と言われています。
当時の先住民の優れた天文学知識により、1年の数日間のみ朝日が奥の墓室を照らすように建てられています。謎の渦巻き模様は学術的にも非常に貴重なもので、未だ解明されてはいません。
タラの丘からはアイルランド島の4分の3を見渡すことができ、「神聖な場所」と言われています。アイルランドの王たちはこの丘で儀式を執り行ったと考えられています。

(ダブリン)
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トーマス・ディーンによって1880年に建てられた博物館です。紀元前2000年から現在にいたるまでの「アイルランドの宝」とも言える工芸品のコレクションが揃っています。国宝として収められている「タラのブローチ」や「アーダの聖杯」「コングの十字架」などは必見!
アイルランドの数々の宝が鑑賞できるにも関わらず入場料が無料…というのも素晴らしいですね!

(ダブリン)
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トリニティー・カレッジはイングランド女王エリザベス1世が1592年に創設したアイルランドの最高学府であり400年以上もの伝統がある由緒正しき大学です。ケンブリッジ大学やオックスフォード大学などと並び、イギリス内で最も古い大学の1つでもあります。
この大学の出身者に『ガリバー旅行記』を書いたジョナサン・スウィフトや『吸血鬼ドラキュラ』を書いたブラム・ストーカーなどがいます。
また、映画『スター・ウォーズ』に登場する「ジェダイ・アーカイブ」はトリニティ・カレッジをモデルに作られたと言われています。この美しい建物だけでも十分見ごたえがありますが、特にオススメなのは図書館「オールド・ライブラリー」です。
400万以上もの蔵書数を誇っており、中でもケルト芸術の最高峰と名高い「ケルズの書」はあまりにも有名です。この本は9世紀にバイキングに追われてアイルランドのケルズに来た修道僧によって書かれたもので、最も美しい本とも呼ばれています。
この「ケルズの書」を一目見ようと、毎日多くの観光客が訪れます。建物自体も非常に古く重厚です。映画「スターウォーズ」のロケ地として使用されたことでも知られています。

(ダブリン)
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1204年にジョン王によって建てられて以来、アイルランドにおけるイギリス支配のシンボルとなってきた観光スポットです。1864年に火事で崩壊しましたが、とても重要な場所なので是非訪れていただきたいと思います。
現在は復元され、石膏による装飾や美術品のオークの建具など豪華絢爛!ヨーロッパ各地から集めた材料や装飾で贅の限りを尽くして建てられた城には、エレガントかつ高貴さが感じられます。
ゴージャスな内装も一見の価値ありですが、「日が沈む頃が一番きれい」なダブリン城は、城の前にある公園から眺めていただきたいものです。

(ダブリン)
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アイルランドを訪れたら是非パブに行きましょう。アイリッシュ・パブは社交の場であり、初対面の人たちが会話を楽しんだり友達同士お酒を飲み交わす場所です。そこでおすすめなのが、テンプル・バー・エリア。
「テンプル・バー・エリア」とは、リフィ川の南岸に広がる石畳の通りの地区のことで、ダブリンの若者が集う場所として有名です。レストランやパブではアイルランドの伝統料理が楽しめますし、週末にはマーケットや古本市などが開催されます。

(ダブリン)
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ロマネスク様式とゴシック様式のアーチが特徴的な「クライスト・チャーチ大聖堂」の中には、中世最大級と言われる地下礼拝堂があります。ステンドグラスがとても美しく、いろんな様式が合わさった空間はとても不思議で独特な雰囲気を漂わせています。
ここでは、パイプオルガンに挟まれて抜け出せなくなったままミイラ化したネコとネズミの一風変わった展示も見ることができます。「トムとジェリー」を思い出してしまいますね。
ダブリン城の近くにあるので、2つセットで観光してみてください。

(ダブリン)
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ここはアイルランド最大の教会であり、かつては「アイルランドで最初の大学」として利用されていました。作家のジョナサン・スウィフトが眠る場所としても有名で、様々なゆかりの品も展示されています。美しいステンドグラス & 内部の荘厳な作りは必見です。

(ダブリン)
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世界的に有名なアイルランドのビールといえば「ギネス」ですね!ダブリンにある「ギネス・ストアハウス」では、内部見学を終了すると屋上にあるバーでダブリンの街を見下ろしながら1パイントものビールを飲むことができます (入場料に20ユーロほどかかりますが)。

(アイルランド中南部:キルケニー)
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この古城は均整の取れた美しい名城で、12世紀からバトラー家が暮らしていました。装飾品や肖像画などを見ながら、地主としてのバトラー家の栄光と衰退を垣間見ることができます。
ちなみにキルケニーは、もともとはアイルランドの中心都市であり、当時の雰囲気を色濃く残している町でもあります。

(アイルランド南部:コーク)
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コークはアイルランド第2の都市で、映画祭やジャズフェスティバルなどが開かれる文化の中心地です。併せて、「美食の町」としても知られており、人々の性格はチャキチャキとしています (人口約50万人)。
そんなコークのシンボルといえば「聖アン教会」でしょう。37mの高さにある美しい鐘楼は、見るものの目を惹きつけます。

(アイルランド南西部:キラーニー)
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ここはアイルランドで初めての国立公園で、「3つの美しい湖」「ノルマン建築のロス城」「氷河によって形成されたダンロー渓谷」「マックロスハウス原生林」「アカジカの生息地」などで知られています。
公園内にはハイキングコースがあり、馬車に乗ることもできます。ヨーロッパならではの大自然を心ゆくまでお楽しみください。

(アイルランド西部:バレン)
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ヨーロッパで1番高い断崖絶壁として有名な「モハーの断崖」は、高さがおよそ120mもあります。約3億年前の石炭紀後期に形成されたそうで、その姿は素晴らしいのひとことです。
波と風に浸食され、長い時間をかけて今日の姿になった「モハーの断崖」は、映画「ハリーポッターと謎のプリンス」の舞台にもなっている絶景です。

(アイルランド西部:ゴールウェイ)
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ここはカルスト台地で、アイルランドの雄大な自然や歴史を満喫することができます。中でも代表的なものは、紀元前3800年から3200年頃に建造した「巨人のテーブル」で一見の価値ありです。
また、石灰岩の奇妙な風景だけでなく、たくさんの珍しい野生動物や遺跡も存在していますのでお見逃しなく。

(北アイルランド:ポートラッシュ)
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ヨーロッパの西の果てにある自然豊かなアイルランド島。そんな雄大かつ険しい自然に囲まれたアイルランドの北部 (北アイルランド) に、古城『ダンルース城』はそびえ立っています。
波の打ちつける岩壁に建ち、長年の波風で風化しながらもその姿を魅せ続ける中世の古城は、どこか凄みのある迫力を醸し出しています。
「なんでここ?」と思わず叫んでしまうような断崖に建てられた「ダンルース城」はフォトジェニックな場所として有名で、特に朝と夕方の景色は素晴らしいと評判です。有名歌手のCDジャケットにもこの場所が使われたりしています。

(北アイルランド:アーマー)
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「ジャイアンツ・コーズウェイ」はイギリス・北アイルランドにある火山活動で生まれた4万もの石柱群が連なる地域のこと。というわけで、厳密に言えば「アイルランド」ではないのですが、旅行者としてはせっかくアイルランド島まで来ていますので、ここにも立ち寄ってみましょう。
世界遺産にも登録されている場所で、どこまでも六角形の石柱が連なる不思議な光景を目にすることができます。海岸線には周遊路があり、ゆっくりと「ジャイアンツ・コーズウェイ」の周囲を散策することができます。

いかがでしたか?せっかくアイルランドに来たのですから、首都ダブリンだけでなく、人気の地方都市ゴールウェイや世界遺産もある北アイルランドにも足を伸ばしてみましょう。アイルランドは、地方都市も含めてそのほとんどがバスで半日ほどで行けてしまいます。
そして、せっかくなのでアイルランドの素敵なお城 (古城) に宿泊…なんてロマンチックな体験をしてみませんか?お姫様が使うような可愛い部屋で、豪華で洗練されたアンティークな家具に囲まれて、昔の貴族になった気分に浸ってみませんか?