フランス・パリに代表されるようなおしゃれな街並み。。。そんな都会を満喫するイメージの強いヨーロッパ ですが、実は「秘境」と呼べる絶景 もたくさん残っています。
歴史的建造物もさることながら、壮大な大自然やあまり知られていない穴場的スポットまで、圧巻の「絶景」があちらこちらに散らばっています。
というわけで、
次回の旅は「未知なる感動」を求めてヨーロッパ へ出かけてみませんかっ!
「ヨーロッパの絶景」…
第1回目の今回は、アイスランド、アイルランド、アルバニア、イギリス の絶景を紹介したいと思います。
アイスランドといえば「氷河」と「火山」!地球の鼓動を肌で感じることができる観光地がたくさんあります!
🔴 アウスビルギ渓谷
Asbyrgi Canyon 《続きを読む》
ここは馬の蹄の形をした渓谷です。とても静寂で、限りなく続く豊かな大自然に心癒されることでしょう。荒涼とした大地のアイスランドでは、緑豊かな森は本当に珍しい風景なんです。
ちなみにここは、氷河期に起こった川の氾濫によって形成された…と言われていますが、地元の人々からは「神の馬スレイプニルの蹄が地面に触れたことで渓谷が創られた」と信じられています。
🔵 ヴァトナヨークトル氷河の洞窟
Vatnajokull Glacier Cave 《続きを読む》
ヴァトナヨークトル はヨーロッパ最大級の氷河です (アイスランド国土の約8%)。そしてここは「青い氷の洞窟」として有名。何世紀も前に凍った氷には当時の空気が入っており、太陽の光によって神秘的な光を放っています。
この、幻想的に輝く絶景は「スーパーブルー」と呼ばれています。なるほど!まるでこの世のものとは思えないほどの美しさですね!というわけで、青い洞窟の中をトレッキングして氷の世界を旅してみませんか。
🔴 シンクヴェトリル国立公園
Þingvellir 《続きを読む》
「ギャウ」と呼ばれる大地の裂け目を目の当たりにできる世界遺産 シンクヴェトリル国立公園は、首都レイキャビクから北東へ約50kmのところにあります。間欠泉ゲイシールや黄金の滝グトルフォスとともに、アイスランドを代表する観光ルート「ゴールデンサークル」の1つになっています。
ここは北米プレートとユーラシアプレートの堺で、「地球の割れ目」とも呼ばれている場所です。100m先が見えるほど透明度の高い水でダイビングを楽しむことだってできるんですよ!
余談ではありますが、アイスランドの国土は今も年に数cm、緩やかに、しかし確実に東西に広がりつつあります。そんな事実もあって、シンクヴェトリル国立公園は太古からの地球の営みと人類の歴史が交差する稀有な場所なんです。
🔵 セリャラントスフォスの滝
Seljalandsfoss 《続きを読む》
最大落差65m。ここは滝の裏からも見ることができる「裏見の滝」として知られています。滝壺の裏がくり抜かれたような珍しい地形になっており、きれいな空をバックに荘厳な滝をじっくりと眺めることができます。まるでファンタジーの世界ですね!
🔴 ブルーラグーン
Bláa lónið 《続きを読む》
ブルーラグーンは世界最大級の露天風呂…というだけではありません。様々な皮膚病に効果・効能があり、スパ内には皮膚治療用の特別なクリニックも存在しています。
ちなみにアイスランドは温泉大国です。この温泉から採れる泥パックはミネラルたっぷりで美肌に良いとされています。しかしこの温泉、実は天然ではなく発電所の地下熱水を利用して人工的に作られたもの。さすが、エコ先進国ならではのアイデアですね。
🔵 ミーヴァトン湖
Mývatn 《続きを読む》
盛んな火山活動 (2,000年以上も前の大噴火) によって誕生したこの湖の周囲には、クレーターや (溶岩によってできた) 石柱が多数存在しています。地球の息吹に触れることのできるスポットとして非常に人気が高く、その様はまるで天然のゴルフコースのようでもあります。
アイルランドは「エメラルドグリーンの島」!その名の通り豊かな自然が魅力の「奇跡の国」です。是非、お城に宿泊しロマンティックに観光してくださいね!
🔴 キラーニー国立公園
Killarney 《続きを読む》
自然を満喫するには最高の場所です。湖・渓谷・森が織りなす景観美が風光明媚でとっても素敵!リスやシカなどの動物たちに会うこともできます。
ちなみに、アイルランドでアカジカが生息しているのはここだけ。ハイキングコースもありますので、ゆっくりとマイナスイオンを浴びながら癒されてきてくださいね!
🔵 ジャイアンツ・コーズウェイ
Giant’s Causeway 《続きを読む》
「伝説の巨人が作った」とも言われている世界屈指の奇景ジャイアンツ・コーズウェイは世界自然遺産に登録されています。ここには、誰が置いたわけでもなく、六角形の石柱がずらっと並んでいます。その数約4万本!
実はこの石柱、火山活動によって形成されており、高いものだと全長12mにも及びます。トレッキングコースの1つにもなっていますが、足場が悪いので気をつけましょう。
夏には、遊覧船の上からジャイアンツ・コーズウェイを望むことができます。アイルランドが誇る圧巻の景色を是非ご覧あれっ!
🔴 バレン高原
The Burren 《続きを読む》
約300㎞に広がる石灰岩で形成されたヨーロッパ最大級の高原で、高いところだと標高300mほどになります。通常の高原とは異なり、石だらけの景色がず〜っと続く摩訶不思議な光景です。
この地には珍しい植物や動物たちが生息しており、紀元前約3800年頃に作られた「巨人のテーブル」を見ることもできます。
🔵 モハーの断崖
The Cliffs of Moher 《続きを読む》
世界遺産 に登録されているモハーの断崖は、高さ200mの断崖絶壁が約8㎞に渡って連なっている絶景の景勝地です。断崖の遊歩道には柵がないところもありスリル満点!
展望台からの景色は壮大で圧巻!天気が良ければアラン諸島まで望むことができます。夏限定の楽しみ方としてクルーズツアーを楽しむこともできます。
「ヨーロッパ最貧国」とも言われていますが、自然豊かで独特の文化を持っているアルバニア共和国には素敵な観光地がたくさんあります!
🔴 ジロカストラ
Gjirokastër 《続きを読む》
ジロカストラは、14世紀に存在したジロカストラ公国の首都だった場所ですが、15世紀にはオスマン帝国に併合されてしまいました。
「石の町」とも呼ばれる白壁のこの町では、ヨーロッパともアジアとも違うアルバニア独特の景色を楽しむことができます。古い街並みと古城を是非お楽しみください。
ちなみにここから車で1時間のところにブルーアイ (青い泉) があります。
🔵 ブルーアイ
Blue Eye 《続きを読む》
「日本人はほぼ行くことはない」「ヨーロッパの北朝鮮」…とまで言われているアルバニアには、ブルーアイという隠れた絶景があります。非常に透明度の高い透き通っている湧き水で、ここでは泳ぐことだってできるんです!
まさに神秘の泉!一見の価値はありそうです。
イギリスと言えばビートルズ…だけではありません。都会的で様々なカルチャーで賑わうイギリスですが、実は絶景スポットも多く存在しているんです。
🔴 ヴァージン・ゴルダ島
Virgin Gorda 《続きを読む》
カリブ海に浮かぶ小さな島「ヴァージン・ゴルダ島」は人口わずか2000人。ゆっくりと流れる時間を存分に満喫することができる素敵な場所です。
ここでの最高のリラクゼーションは、ハンモックに揺られながらカクテルを飲んだりボーッとして過ごすことではないでしょうか。もちろん、シュノーケリングなどのアクティビティを楽しむこともできます。
🔵 キャッスルリッグ・ストーンサークル
Castlerigg Ancient Stone Circle 《続きを読む》
何にために作られたのかは未だに不明なのですが、湖水地方にある「石のサークル」です。草原の中に石が48個も埋め込まれている風景は摩訶不思議。
大自然に囲まれた丘の上にあるこの古代遺跡は、自然派志向の方には魅力的な場所となることでしょう。知る人ぞ知る、穴場のパワースポットとも言えます。ただし、個人で訪れるには難しい場所にあるためツアー参加をオススメします。
🔴 ストーンヘンジ
Stone Henge 《続きを読む》
世界でも有名な先史時代の遺跡です。数々の巨石が織りなすその遺跡の正体はいまだ謎に包まれています。
「太陽崇拝の神殿」「死者の埋葬地」などと様々な仮説が飛び交う中で、天文観測所という結論に至ったことを証明するかのように、巨石の上の星の瞬きは目がくらむほどの眩しさです。
🔵 セント・マイケルズ・マウント
St. Michael’s Mount 《続きを読む》
周りを海に囲まれている修道院で、「英国のモンサンミッシェル」とも言われています (1000年の歴史があり、建てられたのはモンサンミッシェルから300年ほど後)。
「モン・サン=ミシェル」の道は整備されていますが、こちらは整備が進んでいないため、干潮にならないと歩いて渡ることはできません。島自体の歴史は紀元前までさかのぼることができ、アーサー王の伝説やケルト神話などの様々な逸話が残されています。
「モン・サン=ミシェル」と「セント・マイケルズ・マウント」の関係については諸説ありますが、どちらも「大天使ミカエル」を祭った修道院であり、「聖ミカエルの山」という意味の「モン・サン=ミシェル(Mont Sant Michele)」を英語にすると「セント・マイケルズ・マウント(Saint Michael’s Mount)」となります。
🔴 バイブリー
Bibury 《続きを読む》
イギリスの有名な詩人であり芸術家でもあるウィリアム・モリスに、「英国で最も美しい村」と讃えられたバイブリー。コッツォルズ地方の中でも特に人気の村です。
ちなみにコッツウォルズはイングランド中央部に広がる標高300mの丘陵地帯で「羊小屋のある丘」という意味があります。ロンドンから日帰りで行くことも可能ですが、コルン川の前に建つ素敵な「ザ・スワン・ホテル」に是非宿泊してもらいたいものです。
🔵 バタミア湖
Buttermere 《続きを読む》
湖面に反射する木々が幻想的な、ホニスター峠沿いにある湖です。湖水地方と呼ばれる、湖が多く密集するケズィック地区にあります。
水面が太陽の位置によって色を変えるその様は、神秘的にすら思えます。人気のウユニ湖に行くのはちょっと・・・という方にもオススメの素敵な湖です。
【ヨーロッパの絶景】第2〜5回はこちら ↓
ヨーロッパの絶景 ② (イタリア 〜 ギリシャ)
ヨーロッパの絶景 ③ (クロアチア 〜 スロベニア)
ヨーロッパの絶景 ④ (セルビア 〜 ブルガリア)
ヨーロッパの絶景 ⑤ (ベルギー 〜 ルーマニア)