「ヨーロッパの絶景」…
第3回目の今回は、クロアチア、ジョージア、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロバキア、スロベニアの絶景を紹介したいと思います。
第1〜2回、第4〜5回はこちら ↓
ヨーロッパの絶景 ① (アイスランド 〜 イギリス)
ヨーロッパの絶景 ② (イタリア 〜 ギリシャ)
ヨーロッパの絶景 ④ (セルビア 〜 ブルガリア)
ヨーロッパの絶景 ⑤ (ベルギー 〜 ルーマニア)
クロアチア (旧ユーゴスラビア) はヨーロッパの中でも特に治安が良い国だと言われています。文化と自然が融合した観光地が多く、2018年サッカーW杯で準優勝したことはまだ記憶に新しいことでしょう。
🔴 青の洞窟
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ヨーロッパの夏のリゾート地として有名なクロアチアの「青の洞窟」(in ビシェボ島) は、カプリ島 (南イタリア) のものよりも広い上に、夏場は入場できる確率が90%以上ある穴場です。
そして、洞窟は「青」だけではありません。規模が大きく中で泳ぐこともできる「緑の洞窟」だってあるんです。青の洞窟のような神秘性はありませんが、癒し効果は抜群!
🔵 ドブロブニク
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「アドリア海の真珠」と言われるクロアチア南部のドゥブロヴニク。石畳の道には車が入れないため、観光地とは思えない静けさがあり、時間を忘れて散策することができます。
ジブリ映画「魔女の宅急便」の舞台になったとも言われているこの場所は、劇作家バーナード・ショーに「ドブロブニクを見ずして天国を語ることなかれ」と言わしめたほどです。
🔴 プリトヴィッツェ湖群国立公園
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この地形が自然によって生み出されたとはにわかに信じがたいものがあります。クロアチアの首都ザグレブからバスに揺られること2時間半。「豊かな森」「エメラルドグリーンに輝く湖」「無数の滝」が織り成す絶景がそこにはあります。
その絶景は、ミネラルや有機物の量、日照の角度などで絶え間なく色を変え、紺碧、紺青、灰色など様々な表情で訪れる旅人を魅了します。
ワイン発祥の地とも言われるジョージア (旧グルジア) は、その知名度の低さとは裏腹に意外と人気のある観光地でもあります。旧市街の美しい街並み、壮大な山脈、山間部の洞窟住居などなど。。。
🔴 ウシュグリ村
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標高2,400mの山岳地帯にある村で「ヨーロッパ最後の秘境」とも言われています。多数の石造りの塔が残されており、中世以来の景観を保持しています。11世紀に建てられたラマリア教会には、グルジオ王国最盛期の王タマルが埋葬されていると信じられています。
🔵 カズベキ
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首都トビリシからマルシュルートカ (乗合バス) に乗ること3時間。ここには標高5000mを超えるカズベキ山があり、この山を見るためのベストポジションにゲルゲティ・サメバ教会 (天国に近い教会) があります。
教会を目指すトレッキングはなかなかハードではありますが、この絶景を見たら疲れはすべて吹っ飛ぶことでしょう!
スイスは、物価は高いのですが治安が良くて清潔で観光に最適な国の一つです。雄大なアルプスの山々と緑豊かな高原、鉄道などなど、多様性と魅力がいっぱい詰まっているのです。
🔴 インターラーケン
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12世紀に建てられた修道院を起源とする小さな町です。トゥーン湖とブリエンツ湖の間に位置するため、「湖の間」を意味するこの地名がつきました。
夏は登山やトレッキング、冬はウィンタースポーツの拠点として観光客が集まるリゾート地としても有名です。町を囲む大自然とは対照的に、メインストリートのフーヘウェグには高級ホテルやカジノなどが建ち並び、エレガントな雰囲気を漂わせています。
🔵 マッターホルン
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マッターホルンはスイスとイタリアの境目にそびえる標高4,478mの山。アルプス山脈の一部で、山登り…ではなく、「景色を楽しむだけ」でも十分!そんなマッターホルンはかつて、「悪魔や亡霊が棲みついている」と人々に恐れられていました。
それはさておき、早起きして、日の出とともに染まる大パノラマのマッターホルンを是非一度眺めてみてください。気分は最高です!
また、日が落ちるにつれ、再び赤く染められていく山の頂や瞬く星空も絶景の美しさです。さすが「アルプスの女王」と呼ばれる世界の名峰だけあって、絶景感は半端ありません!事前が作り出す「逆さマッターホルン」。死ぬまでに見ておきたい絶景の一つですね。
🔴 レーティッシュ鉄道
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スイスとイタリアをまたぐ「国境を越えた世界遺産」のレーティッシュ鉄道は、スイス最大級の私鉄です。全長5866mのアルブラ・トンネルをはじめ、今にも崩れそうな高くて細いラントヴァッサー橋、それよりも更に高いところにあるソリス橋を通ります。
また、モルテラッチュ氷河やカンブレナ氷河などを望むこともできます。ちなみに、サンモリッツの駅には姉妹鉄道「箱根登山鉄道」から贈られた駅名標があるので、遠く離れた異国で日本を感じることもできますよ。
映画「アナと雪の女王」の世界が広がるスウェーデン!おとぎの世界に迷い込んだ気分を味わえる観光国でもあります。
🔴 キルナ・オーロラ
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北欧と言えば「オーロラ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。スウェーデン最北端の町「キルナ」は北極圏に位置していますので、冬になるとオーロラを鑑賞することができます。
北欧諸国の中でも比較的晴天率が高いキルナには観測所が設けられており、「オーロラ観賞に最適な町」とも言えるでしょう。また、キルナの町を抜けると広大な大自然が広がっています (「ヨーロッパに残る最後の自然」)。
そして、キルナから車で15分、ユッカスヤルヴィという村には世界初・世界最大の「氷と雪のホテル」アイスホテルがあります。
🔵 ストックホルム
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スウェーデンの首都「ストックホルム」は「魔女の宅急便」のモデルとなった街としても有名です。「世界一美しい首都」とも言われています。
旧市街の「ガムラスタン」は中世の雰囲気が残るおとぎ話のような街ですが、星がとっても綺麗に見える場所でもあります。散歩中やお店を出た後など、ぜひ空を見上げてみてくださいね。
私たちがイギリスと呼んでいる国の一つを構成しているスコットランドは「男性がスカートを履く国」というだけではありません!
🔴 エディンバラ
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イングランドと激しく戦ってきた証でもある城塞都市は、エディンバラ城やそこから延びるロイヤルマイルに並ぶ建造物に象徴されています。
一方で、スコットランドに平和が訪れた18世紀以降、ほかのヨーロッパの都市計画にも影響を与えたとされるのが新市街!
2つの異なる景観を楽しめる美しい街とは裏腹に、恐ろしい怪談話も数多く、世界有数のホラースポットとしても有名です。
🔵 スカイ島
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ゲール語で「翼の島」という異名を持つ「世界で最も美しい島」の一つです。スコットランドでは民謡で歌い継がれるほど有名な島で、妖精が棲む…といわれる「フェアリープール」をはじめ、
ダンヴェガン城やアイリーンドナン城、オールドマン・オブ・ストーの奇岩など、おとぎ話の世界のような見どころが盛りだくさん!この島に来る途中には、かの有名なネス湖もあります。
🔴 ダノターキャッスル
🔵 リング・オブ・ブロッガー
スペインは本当に広く、各エリアには美しい自然や古い街並み、歴史的建造物など見どころが盛りだくさん!
🔴 アルバラシン
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マドリードとバルセロナの中間地点に位置し、独特な地形と自然、そしてアラブ文化が織りなす何とも言えない雰囲気を持っているこの町は山の中にひっそりと佇んでいます。まるで中世の世界です!
「スペインでもっとも美しい街」に選ばれたこともあり、狭く急な石畳の坂道をくぐり抜け古い城壁が残る裏山へと登って行くと、アラブの瓦屋根が美しい中世の街並みがジオラマのように広がっています。
🔵 アンダルシア
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スペイン南部のアンダルシア地方では、5月下旬〜7月初旬頃に辺り一面ヒマワリが咲き誇ります。果てしなく広がる黄色い絨毯、美しき白い村・・・
ちょうどこの時期に、「絶景」「街の雰囲気」「グルメ」「人々の温かさ」といった総合的に満足できる旅先を求めている方には絶対にオススメのエリアです。
🔴 グラナダ
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グラナダにはアルハンブラ宮殿やアルバイシン地区、王室礼拝堂といった見どころがあります。おそらく、皆さんが想像している以上に素敵です!
たとえば「アルバイシンの丘」は石畳が綺麗な居住区で、その歴史は8世紀から続いており、スペインの数ある街の中でも最も古い地区の一つです。また、サクロモンテという別の居住地はフラメンコの劇場が多いことで有名です。
🔵 サンティアゴ・デ・コンポステーラ (旧市街 )
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ポルトガルの北、スペインの北西部に位置するこの町は美しい旧市街というだけでなく、「キリスト教の三大巡礼地」としても有名です (エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教三大巡礼地の一つ)。
それを象徴するのがバシリカ・デ・サンティアゴ大聖堂であり、ここには十二使徒聖ヤコブの遺骸が祀られています。ちなみにこの街は迷路のような中世の街並みが魅力で、大通りから細道へ入ると新鮮な魚介を使ったガリシアの伝統料理の店が多く点在しています。
🔴 トレド
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スペインの古都トレドは、「スペインに一日しかいないならトレドへ行け」という諺があるほどに魅力的な街で、日本でいうところの京都のような街です。
イスラム教やユダヤ教など様々な文化が混じり合っており、その建築美は街の至るところで見ることができます。中でもトレド大聖堂の存在感は圧倒的!マドリードを中心に観光するのであれば、少し足を延ばしてトレドも旅程に組み込みましょう!
🔵 フリヒリアナ
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世界各国には色とりどりの町があり、スペイン各地には「白い村」がいくつかありますが、ここもその一つ!スペインの南部のフリヒリアナは「スペインで最も美しい村」に選出されたことがあります。
白い町並みと夏の太陽 & 青空の相性はバッチリで、抜群の景観を望むことができます。
🔴 メスキータ
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アンダルシア地方 (スペイン南部) に位置するコルドバはアフリカ大陸から文化的な影響を強く受けており、メスキータもイスラム文化の影響を受けたものの一つです。それにしても人はなぜ、幾何学的な建築物に魅了されるのでしょう?
ヨーロッパ最大級のモスク「メスキータ」は、ずーっと見ていたくなる不思議なアーチのレイアウトに厳かな雰囲気が合わさって、悩み事が吹き飛んでしまいそうなほどの絶景です。
これが「後ウマイヤ朝」という古い時代(756〜 1031年)に創られたなんて…
スロバキアは中欧 (東欧) にある小さな国ですが、様々な魅力があります。オーストリア、ハンガリー、チェコなどの観光のついでに是非スロバキアにもお越しください。
🔴 Sninský Kameň と Tomašovský Výhľad
どちらも日本語で名前が出てこないほど日本人にとってはマイナーな場所なのですが、大自然の絶景を堪能できる穴場的スポットであることは間違いありません!
1991年に旧ユーゴスラビアから独立したスロベニアは四国ほどの広さの国ですが、様々な魅力が詰まっています。
🔴 シュコツィアン洞窟群
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スロベニア南部クラス地方にある洞窟で、巨大な陥没孔や地底湖、地下洞窟、滝などで構成され、深さは200m以上、長さは約6㎞に及びます。最古のカルスト地形鍾乳洞群として世界遺産に登録されており、海外ではグランドキャニオンやガラパゴス諸島と並ぶほどに有名です。
🔵 プレジャマ城
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プレジャマ城は、日本のガイドブックにほとんど載ることのない穴場スポットです。岩の中にお城があり、普通のお城とは一味違った造りになっています。
お城マニアの間では秘密のトンネルや拷問部屋が有名で、そこでは何か不思議な音が聞こえることもあり、亡霊が出るとも噂されています。
ヨーロッパの絶景 ① (アイスランド 〜 イギリス)
ヨーロッパの絶景 ② (イタリア 〜 ギリシャ)
ヨーロッパの絶景 ④ (セルビア 〜 ブルガリア)
ヨーロッパの絶景 ⑤ (ベルギー 〜 ルーマニア)