ロンドンの人気観光スポット & 基本情報【まとめ】



イギリスの首都ロンドンは伝統と最新の文化が混在しているとっても魅力的な街の一つです。

ロンドンを象徴する時計塔ビッグベン、世界最大級の大英博物館タワーブリッジウェストミンスター寺院、英国王室ゆかりのバッキンガム宮殿、映画ハリーポッターのロケ地など、見どころが多すぎてどこへ行けばいいか迷ってしまうほどです。

 

 

もちろん、ショッピングやミュージカルなども楽しみたいことでしょう。そこで今回は、「3日間のロンドン旅行」を想定して、どう観光していったらいいかをまとめてみました。

ちなみに「3日間」はロンドンを観光するのに必要な最低日数。郊外のウィンザー城ストーンヘンジコッツウォルズあたりにまで足を伸ばすのであればさらに2~3日は必要です。

 

 

ロンドン観光の目安としては、

 

①  博物館・美術館巡りに1日

②  市内観光のハイライトが集まるウエストミンスターエリアに1日

③ 市内中心部の東側エリア(セントポール大聖堂~ロンドン塔)に1日

といったところでしょうか。

 

というわけで、以下、旅の参考になれば幸いです。

 

 

基本情報

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次に、オススメの観光スポットをみていきましょう ↓

 

大英博物館エリア

 

①  大英博物館

世界三大美術館の一つ「大英博物館」

歴史的価値の高い発掘品や美術工芸品が15万点以上展示されており、1日では見て回れないほどのスケールを誇っています (ミイラが展示されているエジプトコーナーは特に人気)。イギリスでは、国立の博物館・美術館は入場無料なのでタダで鑑賞できちゃいます。

 


② ハリーポッターの9と3/4番線 

キングスクロス駅は、映画「ハリーポッター」ゆかりの地としてあまりにも有名です。駅構内には、映画に登場する「9と3/4番線」というプラットホームが再現されています。

 

 

ケンジントン・エリア

 

①  ロンドン自然史博物館 

ロンドンに数多くあるミュージアムの中でもトップクラスの人気を誇るのがこの自然史博物館です。世界中から集められた恐竜の化石、動物の剥製、昆虫の標本など、数億点ものコレクションが展示されています。

 


②  ヴィクトリア&アルバート博物館

ロンドン自然史博物館のすぐ隣に建つのが「ヴィクトリア&アルバート博物館」(V&A)です。美術工芸品が4万点以上も展示されており、アート好きは見逃せないスポットとなっています。絵画・彫刻・金属細工・家具・服飾などなど。

中でも最大の見どころはラファエロ・ギャラリーです。ここにはルネサンス期を代表する画家ラファエロが描いた下絵が展示されています。また、ヨーロッパの有名な彫刻のレプリカが並ぶカストコートも必見です。

ちなみに、ここにあるV&Aカフェは「ロンドンで一番素敵なカフェ」と言われています。美しい建物と素敵な中庭を要するカフェを目的に訪れてみてもいいかもしれません。

 

 

ウエストミンスター・エリア

 

①  ピカデリー・サーカス

ピカデリー・サーカスはロンドンきっての繁華街。飲食店などのお店が多く、昼夜を問わず賑わっています。ちなみにここはハリーポッター7作目のロケ地としても有名です。

 


②  ナショナルギャラリー 

ピカデリーサーカスから徒歩5分のところにある「ナショナルギャラリー」は、13~20世紀のヨーロッパ絵画を数多く所蔵している美術館です。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ボッティチェリ、モネなど有名画家の作品が目白押しですが、中でも一番人気はゴッホの「ひまわり」!他にも、フェルメールの「ヴァージナルの前に立つ女」など貴重な絵画がたくさん!

毎日11:30と14:30の2回、無料のツアーが開催されています。作品をより深く理解するために利用してみてはいかがでしょうか (予約不要。約60分。英語)。特別展以外は入場無料なのでありがたいですね。

 


③  ロンドン・アイ

テムズ川沿いには観光スポットが点在しています。高さ135mの観覧車「ロンドン・アイ」もその一つ。一周30分もかかりますが、ゴンドラは丸いカプセルになっていて見晴らし抜群です。料金は£27(ネット予約は£24.30)。

 


④  ビッグベン (ウエストミンスター宮殿)  

ロンドン・アイからウエストミンスター橋を渡り、ビッグベン (ウエストミンスター宮殿) へと向かいましょう。

日本人にはビッグベンの名でお馴染みですが、ここはイギリスの国会議事堂で、正式名称は「ウエストミンスター宮殿」と言います。ちなみにビッグベンは、この時計塔のことだけを指します。

 


⑤  ウェストミンスター寺院 

ビッグベンから5分ほど歩くと、世界遺産のウエストミンスター寺院があります。古くから英国王室ゆかりの教会として知られ、キャサリン妃とウィリアム王子が結婚式を挙げたことでも話題となりました。

教会内部には煌びやかな装飾が施されており、ニュートンやダーウィンといった著名人も数多く埋葬されています。入場料はちょっと高い (£22、ネット予約で£20) ですが、せっかくなので訪れてみてください。

裏手には広大なセントジェームズ・パークが広がっています。かつては国王の狩猟場として使われていた場所で、現在は市民の憩いの場となっています。四季折々の花や野鳥に癒されること間違いなし!

 


  バッキンガム宮殿

バッキンガム宮殿は、広大なセントジェームズ・パークの隣にあります。でも、歩くと結構遠いですよ。それでもロイヤルファミリーの気分を味わいながら歩くこと15分、バッキンガム宮殿の正面に到着。

宮殿前にはヴィクトリア女王記念碑が立っており、円形の広場になっています。さすがエリザベス女王のお住まい、スケールが違いますね!

ここで人気なのは、一糸乱れぬ隊列が見られる衛兵交代式。衛兵が、楽隊 & 騎馬隊を引き連れて午前11時頃からパレードします。

 

 

テムズ川東エリア

 

①  セント・ポール大聖堂 

セント・ポール大聖堂は、ダイアナ元妃とチャールズ皇太子が結婚式を挙げた教会です。バチカンのサンピエトロ大聖堂に次ぐ大きさを誇るドーム屋根が特徴で、遠くからでもよく目立ちます。入場料は£18 (ネット予約で£16)。

 


②  テート・モダン 

テート・モダンは20世紀以降のアート作品が集まった近現代美術館です。ピカソ、ダリ、マグリット、モネなどの有名画家から、新鋭のアーティストまで様々な作品が展示されています (ここの一番人気はピカソの「泣く女」です)。アート鑑賞を楽しんだ後は、新館スイッチハウスの無料展望台へと足を運んでみましょう。

 


③  ロンドン塔 

ロンドン塔 (世界遺産) は1000年もの間、宮殿・監獄・武器庫・宝物庫など様々な用途で使われてきた歴史ある建物です。ここは王室関係者や反逆者たちが幽閉・処刑された歴史を持つことから、心霊スポットとしても知られています。入場料は£25(ネット予約で£22.70)。

 


④  タワーブリッジ

ゴシック様式の重厚な塔を持つ街のランドマーク「タワーブリッジ」はテムズ川に架かる美しい跳ね橋です。橋を渡るだけなら無料ですが、内部への入場は有料です。入場料は£9.80(ネット予約で£8.70)。

内部はタワーブリッジの歴史や構造が知れる博物館になっており、二つの塔を繋ぐ通路も歩くことができます。通路の床はガラス張りなのでスリル満点!世界で最も有名な橋と言われるタワーブリッジ、ぜひ渡ってみて下さいね!

 

 

まとめ

ロンドンに行ったら、本場のアフタヌーンティを飲み、ロンドンバスに乗り、ミュージカルを堪能しましょう。さらに、アンティーク市や「世界一有名なデパート」ハロッズで買い物をするのもいいですね!

ロンドン南東部、グリニッジ・ロンドン特別区に位置するグリニッジ天文台に行って経度0º 0’ 0”のライン (標準時子午線) に立ってみるのもいいものですよ!ロンドン中心部から電車 or バスで15分 (テムズ川をボートで渡って行けば、道中も観光気分が味わえます)。

 

ロンドン南西部にあるキューガーデン (世界遺産) で世界最大級の植物園を堪能するのもいいでしょう。

 

 

最後に、映画「ノッティングヒルの恋人」の撮影場所としても有名なポートベロー・マーケットもオススメしておきましょう。ロンドン有数の高級な街並みは眺めているだけでも楽しい場所です。どんなものが売られているのかは行ってみてのお楽しみ…です (笑)

食べ物のマーケットに興味のある方はバラ・マーケット (ロンドンの台所) へLet’s go! 他にも様々な種類のマーケットがありますので、現地の人に聞いて出かけてみてくださいね。それでは!