今、ニューヨークで最もアツイのが、イースト川を挟んでマンハッタンの東側に広がるブルックリン行政区です。ロウアー・マンハッタンからは、ブルックリン橋を渡って徒歩30分ほどで行くことができます (マンハッタンから地下鉄で15分)。
2016年に公開された映画「ブルックリン」を観ていただければ、ブルックリンの魅力をわかっていただけると思います。
1990年代頃からアーティストやデザイナーなどクリエイティブな人たちが集まりだすようになり、斬新なブルックリン・カルチャーを作り上げてきました。そんな素地があって、今ではブルックリン・メイドのファッション、ジュエリー、雑貨などのブティックが点在しているのです。
洒落たカフェやレストラン、バーなども多く、様々な国の移民料理が味わえるのも特徴です。
ビルが立ち並ぶマンハッタンに比べると、古い街並みが残るブルックリンはどこかのどかな雰囲気を感じさせてくれます。散策しながら、ブルックリン発のブリュワリーやワイナリーを巡るのも楽しいですよ!
ちなみに、ブルックリンの西部に位置する「ダンボ地区」(ブルックリン橋のすぐ近く) は超おすすめです!
※ ダンボ (DUMBO)は「Down Under the Manhattan Bridge Overpass」の頭文字をとったもの
大都会の喧騒であり人気観光地でもあるマンハッタンとはまた一味違った、落ち着いた感じのあるダンボ地区は人混みに疲れた時におすすめのエリアです。
ブルックリン地区は元々工場などが多く、そこにアーティストたちが移り住んできて近代的に発展してきたエリアなので、ユニークなショップやレストラン、ギャラリーなどが数多く点在し、いつも多くの若者たちで賑わっています。
倉庫街をおしゃれに改造したアパート。。。
ヴィンテージのロフト。。。
こじんまりとしたギャラリー。。。
なんだか素敵な古着屋さん。。。
なにげに散策するだけでワクワクと楽しい気分になってしまう独特な雰囲気のエリアです。
クールな街「サンセット・パーク」
ニューヨーク市ブルックリンのサンセット・パーク (Sunset Park) 地区は今、注目を集めています。ある調査で、「世界でもっともクールな街」ランキングで堂々の第1位を獲得!
かつては工業地帯だったこのエリアは、近年大型の再開発が進んでおり、見事な複合商業施設 & 高級住宅街へと生まれ変わったのです。
そして、この街の魅力は何と言っても「多様性」!住民の4割がヒスパニック系、3割強がアジア系なのです。この街では、ショッピング以外にも屋外映画やヨガ、各種イベント、パーティなど様々なことを楽しむことができます。
また、対岸のマンハッタンの景色を眺めることもでき、学校などのインフラ整備が整っている点も街の魅力となっています。
ブルックリン・フリー
ブルックリンのあちらこちらで、土日を中心にフリーマーケットが開催されています。レトロ感溢れる雑貨やアンティークもののアクセサリーなど、どこを見ても可愛いものだらけ。
値札が付いていないものも多いので、直接お店の人と交渉してみてください。そういった触れ合いも楽しいものですね ♪
ナイトスポット ☆
ニューヨークで「もっともホットなエリア」とも言われているブルックリンは、ウィリアムズバーグをはじめとして中心地は随分と治安が改善されており、NYC観光には欠かせないエリアになっています。
ワイナリー併設のレストランでワインを楽しんだり、 (醸造所と飲食店が一体になっている) 大人気のブルーパブでNYのクラフトビールを味わったり、各種カクテルに挑戦したりと楽しめるお酒の幅も豊富です!
1日で周るブルックリン観光
「世界で一番不動産価格が高い」と言われているマンハッタンよりも、実は「ブルックリンのウィリアムズバーグの方が高いのではないか」とも言われるほどに人気のエリア「「ブルックリン」。そんなブルックリンをなんとか1日で廻ってみましょう!
とはいえ、ブルックリンという地域はものすごく広いんです。ダンボやウィリアムズバーグ、最近流行りのブッシュウィックやフォートグリーンなどのほかにも、たくさんのエリアがあります。
(中にはものすごく治安の悪いエリアもありますので、安全な場所だけを行動するよう心がけましょう)
マンハッタン側から 〜 電車で
① ベッドフォード駅に到着
② 朝食やランチは各自こんなものを食べましょう!
③ あとは気のまま散策 & ショッピングをお楽しみください ♡
④ 夕方頃、マンハッタンに戻ってもいいですし、なんならブルックリンに一泊してみては?
おわりに
多くの方は、ニューヨークへ行ったらまずはマンハッタン観光です。でも、、、超高層ビル群や大都会に疲れたら、(マンハッタンの東にある) ゆったりとした雰囲気のブルックリンがおすすめです。
現在では随分と治安が改善されており、「ブルックリン・ブーム」まで巻き起こっています。アートにファッション、パッケージデザインと、ブルックリンにしかないお店まででき始めています。
ブルックリン側から、地ビールを飲みながらマンハッタンの夜景を眺めてみるのも素敵ですね!