中国旅行や中国への出張に欠かせない人民元の現金ですが…
結局のところ、(為替レートや手数料などの問題もありますし) 日本円を人民元に両替するのに一番お得な方法は何…?
ということで、
利便性も考慮しながらあれこれ比較してみました。
- 日本の空港で両替 (手数料は10%〜)
- 上海の空港で両替 (手数料5% + 50元)
- 海外専用プリペイドカード (手数料3〜5%)
- Visaデビットカード・国際キャッシュカード (2〜4%)
つまり、
全ての詳細を記載すると長くなるので抜粋させていただきますが、結論としては ↓
人民元への両替で一番オススメな方法は、空港などにあるATMを使ったクレジットカードの海外キャッシングです。
中国のATMでは、日本のクレジットカードやキャッシュカード(一部)、デビットカードを使って、人民元をおろす(キャッシング)ことができます。
ATMは、空港にも、街のどこにでもあるので、こまめに両替することができますし、銀行で両替するときのような待ち時間もありません。
海外キャッシングに対応しているクレジットカードであれば、現地のATMで簡単に人民元を引き出すことができます。
しかも、
現在、どのクレジットカード会社も、キャッシングの手数料は年利18%でほぼ横並びです。
例えば、1〜2週間程度の海外旅行であれば、帰国後にキャッシングした借金はすぐに返済するとして、その両替手数料は実質2%程度でしょう。
※ 海外のATMを利用する場合、ATM利用手数料 (108〜216円) が別途かかることがあります
いずれにしても、
上海市内の中国銀行などでまとまったお金を両替する前に、空港到着後、とりあえず必要な交通費などを工面する上で一番お得な方法はクレジットカードの海外キャッシングなのです。
※ 私の体験上では、一番両替に有利だとされる上海市内の銀行での両替よりも、クレジットカード・キャッシングの方がお得に人民元を手に入れることができました。
つまり、「数日間の滞在日程で数万円分を両替したい」のであれば、後でもう一度市内の銀行で両替する手間と時間がもったいない!
ならば、上海浦東国際空港に到着した際、クレジットカード・キャッシングで一度にまとめて人民元をゲットした方が楽だしお得だと思うのです。
いかがでしょう?
さて、中国のATMの使い方ですが、基本的には日本のATMとほぼ同じなので心配しなくても大丈夫です。
ここでは中国銀行のATMを例に使い方を解説します。(ATMの種類によっては操作の順序が異なる場合もあります)
① キャッシュカードを入れる
気持ちグッと押し込む感じで入れましょう♡
② 言語を選ぶ
基本、中国語か英語です。場所によっては日本語が選べる機種もあります。
③ 暗証番号を入力する
中国の暗証番号は6桁のため、中国のATMでは4桁の暗証番号を入力しただけでは次の画面に進みません。
4桁入力した後に、右下にある「输入」または、「确认」を押すのを忘れないようにしましょう。
④ 口座の種類を選択する
クレジットカードでは「信用账户」、Visa (JCB)デビットカード・国際キャッシュカードでは「储蓄账户」を選択します。
⑤ 引き出しを選択する
「取款」を選択します。
⑥ 引き出し額を選択する
タッチパネルにあらかじめ記載されている金額を選択することもできますし、
表示されていない金額を入力し、希望額を引き出すこともできます。
⑦ 現金を取り出す
お金が払い出されたらすぐに受け取り口から取るべしです!なぜなら、30秒以内にお金を取り出さないとATM内に戻っていってしまうから
⑧ 「レシート印字」 ⇒「カード取り出し」を選ぶ
「打印凭条」をタッチするとレシートが印字され、「退卡」をタッチするとカードが返却されます。
入国審査を通過するとすぐにATMがあります。国際キャッシュカードやクレジットカードでATMを利用したい方はここが一番便利かと思います。
ATMキャッシングでの人民元両替は手数料が安く、待ち時間もないので非常にオススメです。
ただし、中国へお出かけの前には、ご自分のカードが海外キャッシングに対応しているかどうかを必ず確認しておいてくださいね!