世界の国は全部で何カ国?周遊したギネス記録保持者に続けっ!



たった18ヵ月で196ヵ国を巡った27歳の女性が「すべての国を巡った最年少記録」としてギネスに認定されました (196ヵ国の中には、193の独立国に加えて、台湾、コソボ、パレスチナが含まれているそうです)。

ところで皆さん!世界には何カ国の国が存在しているのか知っていますか?
 

 
外務省のホームページには、「196カ国」と書かれていますが、この数字は世界共通の認識なわけではありません。

ちなみに、日本が承認している196カ国に、台湾・パレスチナ・ソマリランドは入っていません。

 

パレスチナに関しては、日本政府は国家承認していませんが、すでに130カ国ほどの国々はこれを国家として承認しています

北朝鮮は国連に加盟しているものの、日本は国として認めていません

 

なので日本国内には北朝鮮の大使館や領事館なんてものはなく・・・代わりに朝鮮総連が北朝鮮のパスポートやビザを取り扱っています。

このように、世界には未承認の国家がいくつもあり、国によって数え方が異なる、ということは知っておきましょう。

 

大の親日「台湾」だって、日本政府的には「中国の一部」として国家とは認めていないんです

 

 

 

世界の国の数、実は○○!

「世界の国の数っていったいいくつなんだろう?」

 

実はこの問いに対して明確な答えは存在しえません。

 

この質問は、何を基準に考えるかによって答えが変わってくるんです。例えば、最も一般的な見方として国連加盟数でみてみると「193カ国」ということになります。

ちなみに、193カ国全てに行ったことのある人はまだ100人程度しかいないらしいですよ。意外と少なくないですか?イッテQ!のイモトアヤコさんは世界193カ国制覇を目標にしているようですが、皆さんも可能であれば目指してみませんか?

 

そして、

TCC (トラベラーズ・センチュリー・クラブ) なる組織が独自に作っているリストによれば、世界にはなんと「324」もの国があるらしいんです!

TCCは100カ国以上を訪れたことのある旅人たちで構成されているクラブです

 

 

 

「196カ国」を巡った最年少記録保持者ペコルさんは…

これまでに2,000〜2,500万円ほどの旅費を費やし (280ものフライト数)、最年少で世界196カ国を制覇しました。その人の名はキャシー・デ・ペコルさん。

 

アメリカ・コネチカット州ワシントン出身のキャシーさんは、25歳の誕生日に「世界のすべての国を巡る冒険をしよう」と決めたそうです。

彼女は、「様々な国で様々な生活を送る人々は、肌の色・宗教・国籍に関わらず、皆さん私に親切にしてくれました」と笑顔で語っています。

 

またこうも語っています。

「こうした人々がどこから来たのか、ヨーロッパに祖先をもつ私がどこから来たのかを知りたかった」と。

 

 

 

まとめ

一度きりの人生において、海外旅行はかけがえのない、本当に素敵な大イベントなのですが・・・

多くの価値観と多彩な環境渦巻く海外において、全てが楽しいことばかりではありません。スリや置き引きのような犯罪に巻き込まれてしまうこともありますし、厄介な病気に罹ることだってあるでしょう。

差別や偏見などから嫌がらせを受けたことだってありますし、最悪、命の危険を感じてしまうことだってあります。

 

それでも「そこに山があるから登るのだ」という登山家同様、世界があるから海外に行ってみたい旅行者たち♡

キャリーさんのみならず、旅行好きな方たちの中には世界中を周ってみたいと心から願っている方達も少なくないことでしょう。

(私だっていつかきっと・・・)

 

今回、最年少記録を樹立して世界196カ国を巡ったキャリーさんの旅は、多くのスポンサー協力があってこその実現でした。

仕事の一環として、観光学を学ぶ学生たちと討論会を開いたり、水のサンプル収集なども行なったそうです。

 

 

皆さんも、人とは違った視点で、何かにチャンレンジする素晴らしい人生を歩んでいってくださいねっ!