故郷を離れ海外介護!退職後の移住先駆者から学ぶこと

台湾の高雄市で「日本爺爺(日本のおじいさん)」と呼ばれ親しまれている日本人男性がいます。

70代後半のIさんは現地の大学で自身勉強しながら、その傍ら日本語を教えみんなの人気者となっているようです。

 

日本での仕事を定年退職した後、数年前に一念発起して台湾へ移住したIさん。「台湾の学生たちと日本語で会話するのはとても楽しい」と笑顔で語ってくれました。

いつも多くの若者たちに囲まれているIさんは「もう日本には帰りたくなくなった」「今後もずっと台湾に住み続けたい」とも話してくれました。

素敵な人生ですね〜!

 

活気溢れるエネルギーや元気がこちらにも伝わってくるようです!

台湾南部の高雄観光

 

そこで今回は、海外に限定せず、「退職後の移住」というものについて幾つかの事例を参考に考えてみたいと思います。

 

ますはこちらからどうぞ↓

 

 

移住先でも「自分らしく」をモットーに生きるKさんの場合

「自分のスタイルはけっして変えないよ」

まもなく60歳の定年を迎えようとしているKさんは昨年、海沿いの小さな町(国内)に移住先の新築住居を購入しました。費用は物件および庭の修繕など含めて約1,500万円。

現在は、平日は東京都内の賃貸マンションから会社に通い、週末は新居へ。趣味の釣りに興じたり、地元の漁師たちと居酒屋で飲んだりと、充実した週末を過ごしています。

 

早くに妻に先立たれたKさん

2人の子どもたちは自立し、「さあこれから自分の老後をどう生きるか」と考えた末の決断でした。

 

先に移住した友人からは「山は寒いよ〜」と聞いていたこともあって、海の町を探すことにしたのです。「都会過ぎず田舎過ぎず、釣りを楽しめる町」ということで、この町を選んだのです。

 

実はこの場所に決める前にもう一つ候補地がありました。そこは一面オーシャンビュー!「何て綺麗な景色なんだ!」「よしっここにしよう!」

 

しかし

「待てよ…」

「確かに景色は良いかもしれないが、集落からは離れているし買い物に行くのが不便だ」

 

「景色も毎日見ていればじきに飽きる」

「であれば、ふらっと居酒屋などに行ける、自分のライフスタイルに合った場所の方がいいな」

 

そう考え直したKさんは、海沿いの町を選んだのです。「無理はしない」「自分の好きなようにする」。確かに、地方に移住するから「農業やるぞ!」と張り切っても長続きはしないのです。

そんなKさんは、「無理して」地域に溶け込もうとはしません。好きでもないお祭りへの参加は断ります。自分が好きではないことは無理にしない。

「付き合いたい人は自分で選ぶ」

だからといって、「好きな人とだけしか付き合わない」ということではありません。自宅の庭でBBQを開催し、誰にでもオープンにしています。

「郷に入れば郷に従う」ことも必要ですが、主体はあくまでも自分。「会社や妻(家族)のため」と言いながら過ごしてきたこれまでの人生。

「これからは自分のためだけに生きるんだ」

 

日本には、いつの間にか会社や妻に依存して「自立できていない」男性が多いものです。移住の前に必要なのは、「何がしたいのか?」を真剣に考え自身と真摯に向き合うことではないでしょうか。

自分らしく生きるために必要なこと

 

 

「晩年の海外移住」という選択はありか?

65歳以上の国民が4人に1人 (2035年には3人に1人)という超高齢社会の日本。。。子どもには頼れず年金も減額傾向。。。

特別養護老人ホーム入りは待ちの状態で、有料老人ホームに入るには入居一時金のみで数千万円もかかってしまうという現状。。。

それじゃあ

どうせなら

「好き」を追求し、「自分らしく」生き抜くために、「晩年の海外移住」も一つの選択肢となり得るのではないでしょうか。

フィリピンで楽しい老後を送っている人の話

物価や気候の面から、タイやマレーシアなどのアジアが「優雅なセカンドライフ」の地として人気ですが、その実態はどうなのでしょうか?ここではフィリピンに移住した人の話を見てまいりましょう。

 

フィリピンといえば、「フィリピン女性を追って渡航したあげく文無しになった」「借金やヤクザから逃れるためにとりあえずやって来たが結局は困窮生活を強いられている」といった悲しい話もよく耳にしますが、必ずしもネガティブなことばかりではありません。フィリピンに行ったおかげで、日本で暮らすより楽しい老後を送っている人だってたくさんいるんです。

 

フィリピンに移住し快適に楽しく過ごしているAさんはこう話しています。「海外で暮らすには、日本の価値観を持ち込むのではなく、異国に住まわせてもらっているという感謝の気持ちが大切ですね」「日本では窮屈な生活をしていましたから、今はとっても幸せです」と。

フィリピンでの楽しい老後移住生活

 

 

終わりに

親の認知症や徘徊、介護疲れなどは日本社会の差し迫った問題となっています。フィリピンでは一時「日本人向け介護施設」が脚光を浴びていましたが、ほぼ全滅状態となりました。

そこでキーワードとなるのが「メイド」さんです。

 

私の知人に、家族みんなでフィリピンに移住し、「90代の認知症の母親」を現地で看取った方がいらっしゃいます。

ご本人が定年退職してからの話です。その方は多くのメイドさんを雇い、介護疲れのストレスをあまり受けなかったと言います。お母様は息を引き取るとき笑顔だったそうです。

 

フィリピンには、「大家族主義」という一昔前の日本のような良い文化が今も強く受け継がれています。「支え合い」「助け合い」「共存していく」社会。

「家族の支え」と「いい出会い」が確固として存在するのであれば、フィリピンをはじめとするアジアの地でも、「介護」生活をやっていける!むしろ、老老介護者にとってはありがたい。

このような選択肢もありなのではないでしょうか。

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