もしあなたが海外に移住するならどこが良いと思いますか?単なる好き嫌いだけでなく、ビザや永住権の取りやすさ、物価、文化、医療、社会福祉、地理的条件なども考慮する必要があります。
グローバル化が進む現代、海外に長期間住むことも珍しくなくなってきました。
今回は、数ある移住人気国の中から、費用・治安・仕事などあらゆる面で人気上位の国を紹介したいと思います。
(永住・長期滞在者数をもとに順位付けしています)
◯ 第1位:カナダ
カナダはロシアに次ぐ世界第2位の国土面積を誇るだけあって、その自然は雄大です。冬はスキーやスケートが楽しめますし、涼しい夏にはハイキングやキャンプを満喫できます。
このように、自然豊かな国なのですが、世界的にもトップクラスの大都市がいくつもあり、都会と自然の双方が混在しているところが高い人気の理由のようです。
◯ 第2位:タイ
タイは都市によって大きく異なる魅力を持っています。首都バンコクは東京のような大都市で、常に多くの人で賑わっています。
一方、第二の都市である北部チェンマイは、東南アジアにおいて比較的過ごしやすい気候であり、古都の雰囲気漂う京都のような趣が人気の理由となっています。
◯ 第3位:フィリピン
気候が良く、フィリピンの中で比較的治安の良いセブ島は、東南アジア屈指のリゾート地として人気があります。
ダイビングなどのサマー・アクティビティはもちろん、おしゃれなショッピングモールや高級なコンドミニアムも充実しており、贅沢な休日気分を味わうことができます。アジアで一番英語が通じる国であることも利点です。
◯ 第4位:インドネシア
医療、教育、保険、金融サービス、ほとんどの食料品など、生きていくために必要なものの多くは非課税となっています。
シンガポール、マレーシア、タイなどに続き、今後ますます発展していくであろうポテンシャルにも期待が持てます。
◯ 第5位:マレーシア
マレーシアの首都クアラルンプールは日系企業が多く進出しており、日本製品の多くはほぼ全て揃っています。日系のスーパーもあります。
日本とあまり遜色のない生活を送りながらも、生活費はおよそ半分で済みます。現時点では消費税もありません。
◯ 第1位:フィリピン
フィリピン生活の一番の魅力は、食費や移動費にあまりお金が掛からないことです。家賃はセキュリティや衛生面を考慮してある程度の出費は覚悟すべきですが、それ以外は案外安く済みます。
◯ 第2位:タイ
年々物価が上昇し続けているタイですが、日本とあまり変わらないライフスタイルを保ちつつ、その割には安く済んでしまうタイはやはり移住先として人気です。
こちらも家賃はそれなりにかかりますが、食費や移動費などはかなり安く抑えることができます。
◯ 第3位:インドネシア
毎日が暑いインドネシアですが、タクシーの初乗り運賃などはここで紹介している他のどの国よりも格安になっています。
◯ 第4位:マレーシア
シンガポールと並び東南アジアの優等生とされるマレーシアでは、あまり衛生面を気にすることなく、清潔できれいなレストランで格安の食事を楽しむことができます。
◯ 第5位:ニュージーランド
一年を通しての気温差があまりないので、新鮮な野菜や果物が安定して手に入り、価格は日本の半額か1/3程度。食べたい分だけ思いっきり購入することができます。
◯ 第1位:シンガポール
夜でも明るく、法律が厳しいことから、ある意味日本より治安が良いと言えるでしょう。凶悪犯罪や重大な事件は近年ほとんど発生していません。
ただ、あまりに厳しい法律がありますので、あなたが罰せられることのないよう、事前に違反事項を確認しておく必要があります。
◯ 第2位:インドネシア
意外な感じもしますが、インドネシアは人口が多いため、10万人あたりの犯罪件数は少ないのです。ただ、地域により犯罪発生率は異なりますので、居住地はきちんと選ぶ必要があります。
稀にテロが起こることもありますので、特に都市部では気をつけましょう。
◯ 第3位:マレーシア
基本的には治安が良いとされていますが、トランプ詐欺やタクシー料金トラブルはそれなりに発生しています。
タイやシンガポールに行き来する人の多い国でもありますので、観光立国を目指す反面、多少の軽犯罪はやはり存在しています。
◯ 第4位:タイ
現在は軍政により、またプミポン国王の死去に伴い不安な面もありますが、デモやクーデターが起こらない限りは、比較的安全と言えるでしょう。
ただ、羽目を外してしまうと思わぬ犯罪 (麻薬の運び屋など) として捕まってしまう危険もありますので、基本的な自己防衛の気持ちだけは忘れないでおきましょう。その点、バンコクよりもチェンマイであれば安心ですね。
◯ 第5位:オーストラリア
オーストラリアは、世界的に見ると犯罪件数が少なく、比較的治安は安定しています。それでも、犯罪の発生率は日本の3倍ありますので、気を引き締め、あまり開放的になりさえしなければ大丈夫でしょう。
いかがでしたか?
移住に必要なビザや永住権、医療、教育、福祉などの詳細については、別の記事で紹介していきます。ここでは、移住の概要や一般的に人気のある国々をザッと知っていただければと思います。
あなたの人生をより良いものにしていくために、早め早めの対策を打って、満足のできる移住生活を送っていただければと願っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。