TOEICの教材 (問題集) には、300点台以下の人でも解ける問題と、800点台以上の人でも難解に感じる問題とが混在しています。
つまり、現時点で400点台のあなたが「難問」にいちいち立ち止まっていては、なかなか先に進んでいけません。無駄に時間ばかりが経過していきます。
あなたの今のレベルでは、全部を真面目に解こうとしてはダメなんです!パパッと見て、無理そうな問題には詰まらず、思い切って捨ててしまいましょう。
だって、考えて答えが出るわけじゃないですからね。それよりも、実力の範囲で正解できるところを確実にモノにしましょう!
現時点では、マグレで高得点を狙うのではなく、まずはしっかりと基礎を固めることに重点を置きましょう!それにはやはり中学英語なんです。
書店に行けば、中学レベルの基礎文法をやり直すための本がたくさ〜ん並んでいます。そういうのを何でもいいから一冊だけやってみてください。中学英語の文法知識さえあれば、600点も夢ではありませんよっ!
文法同様、単語の習得にも適切な教材を一冊手に入れましょう。こちらは音声付きの教材を選ぶことがポイントです。
このレベルから間違った読み方を覚えてしまっては、後々困るのはあなた自身です!スペルも意味も知っているのに「リスニングが出来ない…」なんてことになってしまいます。そうなっては、もったいないどころか実践の英会話で使えませんよね。
というわけで、単語は発音も含めしっかりと身につけることがキモになります。
そして、このレベルからは、
TOEICのスコアが300点台の人は、単語は文の中で覚えるべきでしたが、400点台の人であれば、それとは別に「1週間に100語」と決め、単語だけをまとめて覚えた方が効率よく身につきます。
ただ、最初からあまり意気込みすぎませぬように!!
コツコツ地道に続けていきましょう。意気込みすぎはよくありません。長続きしませんよー!
基礎の「文法」を学び、ある程度「英単語」を頭に叩き込んだら、そろそろリスニングの問題もやってみましょう。(単語を覚えるために音声を聞いているはずですので) そろそろ耳が英語に慣れてきた頃でしょう。
できれば…
「英文を見ずとも復唱できる」くらいまで徹底してやると、かなり聞けるようになります。
あれこれと違う教材に手を出すのではなく、同じテキストを何度も何度も繰り返し使い込みましょう。「文法」「単語」「リスニング」「リーディング」用のテキストを一冊ずつと、「公式問題集」までやるとかなり力がつきますよ!
◉ It always seems impossible until it’s done.
「何事も達成するまでは不可能に見えるものです」
Nelson Mandela(ネルソン・マンデラ)