10分でわかるベトナム戦争の歴史【まとめ】



「ベトナム戦争」は、第一次インドシナ戦争 (1946〜1954年に独立を巡ってフランスとの間で起こった戦争) 後にベトナムを南北に分裂した戦争のこと (第二次インドシナ戦争ともいいます) (1955〜1975年)。これはベトナムだけでなく、アメリカやソ連など各国の思惑が入り混じった複雑な背景から生じた悲惨な戦争でした。世界中の国々に大きな影響を及ぼしたのです。

ベトナムが南北に分断された後、南ベトナムを支援して介入したアメリカは北ベトナムの共産党政権が南に及ぶことを強く警戒。南ベトナムでは、南ベトナム解放戦線が「反米と傀儡政権打倒の戦い」に立ち上がっており、政府の動揺が続いていました。そこでアメリカは、「ベトナム全土の共産化は東南アジアの共産化につながる」というドミノ理論を根拠に、北ベトナム攻撃を決意したのです。

 

ベトナム戦争とは

ベトナム戦争は、わかりやすく言うとベトナム共和国 (南ベトナム:西側) とベトナム民主共和国 (北ベトナム:東側) の間の戦争のことです。

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起こった原因

ここでは、ベトナム戦争に至った歴史的背景をおさらいしておきましょう。

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概要

ベトナム戦争は、第二次世界大戦後もベトナムがフランスの植民地だったところから始まっています。

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アメリカが使用した枯葉剤

1962年頃に開始した「ランチハンド作戦」によって、アメリカ軍は上空から「枯葉剤」を散布するようになります。

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「代理戦争」と呼ばれた理由

ベトナム戦争は、第二次世界大戦以降に顕在した「資本主義・自由主義陣営」と「共産主義・社会主義陣営」の対立、つまりアメリカとソビエト連邦の間に起きていた「冷戦」が背景にある戦争でした。

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その後

「ベトナム戦争」は、アメリカにとって歴史上初めての敗北でした。

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